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僕はその時頭が真っ白だった。
その後通りすがりの人が救急車を呼んでくれたらしい
ピーポーピーポサイレンが鳴り響く
救急隊員
救急隊員
救急隊員
救急隊員
悠梨
悠梨
なんで蒼が血塗れなんだ・・・?
どうして、救急車がいるんだ?
なんでこんなに人が集まっているんだ・・・?
ああ、そうか、
蒼が車に引かれたんだった・・・
医者
医者
その言葉の意味が僕には理解できなかった。
だって、目の前に蒼がいるじゃん。きっと寝てるだけだよ・・・
きっと・・・
きっと・・・
僕は混乱したまま、彼のお葬式に出ていた
蒼の母
そう言い、怒り狂った蒼の母さんは、僕を殴った
蒼の父
イタイでも、蒼の方がもっと痛かった
悠梨
蒼の父
蒼はとても綺麗な穏やかな顔をしていた。今にでも起きてきて「おはよう。」と言ってくれそうなそんな顔。
神様どうか、蒼を起こしてください。
蒼が何も無かったかのように、起きて欲しい。
でも、そんなの叶うはずがない。
もう二度と蒼を何度も何度も揺すっても起きてはくれない。
どんどん蒼から暖かさが消えていく。まるで冷たい氷のように
なんで?僕は生きてるの?
ふと、頭にそう浮かんだ。
蒼の母さんの言う通りだ
僕が引かれてたら蒼は今でも笑顔で生きれてたのかな・・・?
元々は僕が引かれる運命だった
僕が生きちゃダメなんだ
僕には生きてる価値がない。
せめて蒼の近くにいたい。
蒼のそばに寄り添ってあげたい。
そうか・・・
死ねばいいんだ。
悠梨
飛び降りようとする。その時後ろから声が聞こえた。
謎の少年
悠梨
謎の少年
でも、もう遅い。 飛び降りてしまった。
あれ?落ちてる感覚がない。そんなものなのか?
いや、おかしい
どうして僕は落ちてないの?
ラピスラズリ
ラピスラズリ
ラピスラズリ
ラピスラズリ
ラピスラズリ