コオリ視点
僕は15歳迄 女の子として育てられていた。
或る夜、散りかけの桜の大樹の横で 僕は歌っていた。
其処に男の子が独り佇んでいた。
もしかしたら邪魔だったかな、 と僕は走って帰りたくも無い 家に帰った。
すると、家は_ 帰りたく無かった家は 炎に包まれ、親は皮膚は溶けかけ 骨が見えている状態で見つかった
少し清々しく感じた僕は数日後、 又花が後少ししか残っていない 桜の大樹の横で歌おうと向かった。
歌っていると あの男の子が又独りで立っていた。
僕は 『こんばんは。 今日は少し…肌寒いですね』 と声を掛けると
男の子は少し驚いたように 目を見開いて 『そうだな』 と微笑んでくれた。
其の時風が吹いて 残っていた 桜が全て散っていった___。
コメント
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タイトルの 『another perspective』 は『別の視点』と言う意味です!