天瀬家の伝説…修羅化した者のお話…

俺が15歳くらいの話だ、

稽古のため刀を振っていた時、

父親から呼び出しを食らう、

スタスタ…

親父の部屋の前に着く、

親父曰く、

人間は極限にまで修行で追い込むと、力が解放され、 4つの状態になる可能性があるらしい、 鬼化状態 (これは扱える者の記録がないらしい、この状態になれば体力が無くなるまで、暴走し続けてしまうとのこと、) 覚醒状態 (実力が凄く高い者は扱える状態、力、速度が大幅に上がるらしい、) 極限状態 (体力、技術、目の良さ、力、速度、全体的に大幅に上がり、鬼化状態と同じくらいの強さを持つらしい、) そして 通常状態 (これは俺らが普段、無意識常に行っている、状態、)

天瀬家の100年前に遡る、

正義感の強い剣術家が昔居たという、

そいつは今で言う、外道を葬ってたらしい、

もちろん、逆上もあったらしい、

外道を殺害していると

1人の殺し屋に家族が斬殺されたという、

もちろん、この剣術家は怒り狂い

その時の様子が鬼のような風貌をしていたという伝説、らしいのだが…

さっき語った伝説よりも古い伝説、

245年前。 武術、を得意とする戦士がいた、

その者の実力は凄まじく、

頭角を現していたらしい、

だったのだが…

彼が初めてズタボロ追い込まれた時、

追い込んだ者の攻撃を全て躱し、

一発でそいつをぶっ飛ばしたらしい、

これが極限状態の伝説、

400年前、

村、街がとある人物によって崩壊させられた時、

一人の男が立ち上がった、

その時の男は まるで決意を決めた、男らしい目をしていたらしい、

そして、覚醒状態で立ち向かい、人々を助けたという、

この言葉、今にでも鮮明に覚えてる、