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〜あなたに惚れる訳が無い!ー大嫌いなうちの執事が私に迫ってきて、大迷惑しています!/続き

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1 - 〜あなたに惚れる訳が無い!ー大嫌いなうちの執事が私に迫ってきて、大迷惑しています!/続き

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2022年08月07日

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美彩

読者さま、❤200押して下さり、有難うございます!

冬梨(とうり)

主は感動でボロ泣きしてるので代わりに...本当に有難うございます!

美彩

では、本編どうぞ^^

冬梨(とうり)

今回は、俺目線から物語がスタートします!
どうぞ^^*

⚠過激表現含む 地雷系の人は回れ右→ スカッと復讐コメディ、START!

冬梨(とうり)

|*・ω・)و゙ コンコン

美彩

冬梨さんですね
...入って下さい。

冬梨(とうり)

...失礼します。

俺ー篠芽 冬梨が、お嬢様である美彩 様の本性を知ってから、早 3週間後ー。

俺は彼女の部屋に呼ばれた。

美彩

...だいぶ性格が純粋になってきたようで、、良かったです^^

冬梨(とうり)

ア、ハハハ…

冬梨(とうり)

(人に優しくしないと、お嬢様が俺に、毒舌を吐きますのでーなんて絶対言えない(;・∀・)!)

冬梨(とうり)

ー(´ρ`*)コホン...それで、本日は何の御用でしょうか?

美彩

...っ...

冬梨(とうり)

...

美彩

...それ...は...

今日の要件はー俺には言いづらいことのようで、美彩 お嬢様はそれきり口ごもったまま...

冬梨(とうり)

...今仰りたくないなら、それでも全然、かまわないですよ?

美彩

いえっ、今言います、でないと一生、私、後悔するので!

冬梨(とうり)

そんなヽ('ㅅ' ;ヽ三 ノ; 'ㅅ')ノに無理なさらずとも!、俺は幾らでも待ー

美彩

ー篠芽さん!

私の高校に...

ー明日から、転校してもらえませんか?

冬梨(とうり)

...は…( ゚д゚)?

冬梨(とうり)

(て...転校!?)

美彩

急でごめんなさい<(_ _*)>!
でも私の正体、もうクラス中に知れ渡っていて...

お嬢様は毎日のようにクラスメートの男子達に告白され、困っているのだという。

冬梨(とうり)

そいつらって完全に、お嬢様の家の財産目当てだけじゃないですか...( #`꒳´ )!

美彩

うーん、ほとんどの男子がそうなんですけど...(>_<)!!

冬梨(とうり)

"けど"ー何でございますか?

美彩

幸人くんー風原 幸人(かざはら ゆきと)くんだけは、違うみたいで...。

冬梨(とうり)

...「くん」...(`言´)イライラ…

美彩

冬梨さん、やっぱり...こちらに転校するの、嫌ですか...(๑o̴̶̷᷄﹏o̴̶̷̥᷅๑)ウルウル...?

冬梨(とうり)

い、いいえヽ('ㅅ' ;ヽ三 ノ; 'ㅅ')ノ!
それは嫌ではありません、絶対に(キッパリ)!!

美彩

そう...良かったぁ(*ˊᵕˋ*)ホッ...!

ドキッ

美彩

今まで結構、冬梨さんに悪態を吐いてばかりいたので、てっきり...嫌われていたのかと!
良かった、本当に良かった(*ˊᗜˋ*)♡!!

ドキドキ

冬梨(とうり)

俺があなたを嫌うわけが無いではありませんか(/ω\*)プシュ--♡

美彩

っ///

冬梨(とうり)

美彩 お嬢様(-ω-?)?
お顔が...赤いようですが...?

何故かドキドキする思いをごまかすように、俺は美彩 お嬢様の顔を覗き込む。

お嬢様の桜色の頬がー真っ赤だ。

まるで...まるで俺に...

恋をしているみたいに。

冬梨(とうり)

(ってーそんな話があるか!
つい3週間前まで俺が嫌ってた、あの 美彩 お嬢様なんだぞ、そんな...

おとぎ話みたいな話ー。)

美彩

...な、何でもないデス(˘^˘ )プイッ!

冬梨(とうり)

そ、そうですよね...‎(´._.`)シュン。。

ほぅらやっぱり、そんな上手い話がある訳ないだろ?

心の中の誰かに嘲笑われて。

辛くて、苦しくて、、

冬梨(とうり)

...っ_( _´ω`)_...

けれどそんなこと、「お嬢様」である彼女に、口が裂けても言えるはずがなく...。

それから俺たちは無言のまま、転校の手続きの書類を書き始める。

その場の空気は、そこに居るのが耐えられなくなるくらいー。

苦しく、険悪なままだった...。

冬梨(とうり)

(...あれ、だけど俺ーどうしてこんなに...)

お互いに「大嫌い」なはずの、彼女の言葉に、その1つ1つにー。

こんなに動揺して、傷付いているんだ?

冬梨(とうり)

...

美彩

...これで、手続きは完了です。

冬梨(とうり)

では明日からー同じクラスということで...

美彩

(顔も見ずに)っ...はい、要件は以上です...
ーおやすみなさい...

冬梨(とうり)

...ええ(目を逸らす)
ーおやすみなさいませ、美彩 お嬢様...

パタン(扉が閉まる音)

スタスタスタ...

スタスタ、スタスタスタ...

美彩

...冬梨さん...行った...?

冬梨さんの足音が、部屋から消えたことを確認するとー。

ポロ...ッ💧

我慢できなくなった私の目から、大粒の涙がこぼれ始めた。

美彩

な...んで...グスッ

何で、言えなかったんだろう。

冬梨さんに転校して欲しいのは...

私が、冬梨さんのことを好きだから

...ほんとに、本当に好きだから...、って...。

美彩

さっきの...空気...グスグスッ

美彩

険悪で辛かったの...

きっと、私のせいだ...。

美彩

素直...になりたい...

素直になって... あなたが好きです、そう告げられたら...

そう出来たら、どれだけ楽か...。

美彩

ウウッ...(″°^°″)...でもっ...

泣きながら、ベッドに「ぼふん!」とダイブしーキュッと歯を食いしばる。

でも、私と冬梨さんは...

「執事」と「お嬢様」 ーつまり、「主従 関係」で...

それに...つい最近まで彼と仲の悪かった私が、今さら告白してもー。

きっともう、遅いよね・・・

美彩

ううっ...ぅぅぅっ(><)...ボロボロ

そう思うと、余計に辛くなり...。

私はふかふかのシーツに顔を埋め、一晩中、泣きじゃくったのだった...。

美彩

じゃあ、先に学校に行きますね^^

冬梨(とうり)

ちょ...私もついて行きますよ、お嬢様!

美彩

え〜(・ὢ・)!

冬梨(とうり)

何ですかその顔は...ほら行きましょう!

美彩

いやでも、今ー午前6時前ですし...!
ほ、ほら、冬梨さんは昨日まで、ゆっくり登校していたのに...

冬梨(とうり)

俺は本日から、お嬢様の護衛でもありますから(*^^*)

美彩

護衛...そういうことなら、了解です!

冬梨(とうり)

にしても午前5時って、、
ほんとに人が少ないんですね!

美彩

人が少なくて歩きやすいでしょう^^...?

ニコッと笑うお嬢様を、俺はジーッと見つめる。 心無しか...その両目がはれたように赤いけど...俺の気のせいだろうか?

気のせいなら、良いんだけど...もしかして、昨日お嬢様が言ってた「幸人くん」とやらが、彼女を泣かせたのか!?

冬梨(とうり)

幸人とかいう男...もしそうなら許せない...(((ボソ!!

美彩

?早く行きますよ、冬梨さん!

冬梨(とうり)

え、ええ!

冬梨(とうり)

やっと着きました...って、見事に誰も居ませんね!

美彩

ええ^^*

美彩

さて、と...

ガサゴソ...

何やらカバンを漁っていたお嬢様が、その中から取り出したのは...

東京大学・ハーバード大学の過去問

...だった。

冬梨(とうり)

っえ(๑°⌓°๑)!?

美彩

どうされました( ˙ㅿ˙ )?

冬梨(とうり)

いや、どうされました、ではなく!

冬梨(とうり)

どうしてお嬢様がその東大・なハーバード大の過去問を!?
普段のテスト、確か底辺ですよnー

美彩

お黙りなさい、人の表面だけしか見てない、クソ執事(低音+冷たい笑み)‪( #`꒳´ )!

冬梨(とうり)

((((;゚;Д;゚;))))ヒィッ

冬梨(とうり)

もも、申し訳ございませんっ(*´・人・*)!!

美彩

美彩

...まぁ、分かれば良いです^^!

冬梨(とうり)

ε-(´∀`*)ホッ

お嬢様がそれ以上何も言ってくる気が無いのを見て、俺は安堵した。

俺、篠芽 冬梨が執事として仕えている、甘宮 美彩 お嬢様は、実は、日本が誇る財閥の1つー甘宮 財閥のご令嬢だ。俺は、最初は、地味で覇気がない彼女を馬鹿にしていた。けれどつい最近、俺がお嬢様を馬鹿にできない要因が出来てー。 それ以来、俺はビクビクしながらこれまでの日々を過ごしている。

冬梨(とうり)

(だけど、こんな日々も良いかもしれないな...)

冬梨(とうり)

))だって俺は、お嬢様のことを......(((ボソ

美彩

カキカキカキ...

俺の呟きを他所に、お嬢様は試験問題を、いとも簡単に解き始める。その耳には、きっと今の、俺の呟きなんて聞こえていないだろう。...それでーそれで良い。

俺達は、 「執事とお嬢様」の関係。

この主従関係から、恋仲になる事なんてーそんな物語みたいなこと、自分の夢にしか見ないだろうから...

冬梨(とうり)

...|ω•)チラッ

冬梨(とうり)

美彩

スラスラスラ〜...

美彩

冬梨(とうり)

...|*・ω・)チラチラッ

美彩

...(〃´o`)フゥ…終わった...

美彩

...あっ...篠芽さん、ここからこの範囲の丸つけ、お願い出来ます?

ドキッ

冬梨(とうり)

も、勿論でございます、美彩 お嬢様!

冬梨(とうり)

(さっきから、問題を解く美彩 お嬢様のこと、チラチラ見てたの...//お嬢様には、気付かれてない...よな?)

ーと、俺が酷く動揺しながら、お嬢様から試験回答を受け取った時だった。

バーン!

幸人

今日も早めに来て良かった...美彩さん、お早う!

いきなり教室のドアが開き、そこから優しげな青年が顔を覗かせーお嬢様に向かって、甘く微笑んだ。

美彩

...っ...!

冬梨(とうり)

カサッ
)問題・解答用紙を美彩の鞄に戻す

美彩

...お、お早うございます、幸人くん...(∩´﹏`∩) あ、あの話ー告白なら...もう断っているはずですよ?

冬梨(とうり)

ズキン)この方が、幸人くんー格好良いし見た感じ真面目そうだ...彼の方が、お嬢様は幸せになれるのかもしれない...

幸人

だって好きなんだもんー君のこと、女の子として。

美彩

むっ、無理と言っているでしょう(-ω-?)?私は父から配られた「婚約者候補」と「恋人候補」ー等の中から、将来の夫を選ばないといけないのです!

幸人

それでもー君がいい...あらゆる神に誓うよ...

君を生涯守り抜き、愛し抜くことを...!

冬梨(とうり)

...っー

幸人

だからそこの君ーとっとと出て行ってくれないかな?見た感じ、美彩さんの家目当てのクズ男っぽいし?

美彩

違いますっ、彼は、彼は私の...

冬梨(とうり)

ー用事を思い出しましたので、本日は早退します^^ ...では、また明日ー

美彩

っ......

ー帰りも行きも、ボディーガードたちが護ってくれていますから 、ご安心を...。

俺は泣きたくなるのを堪え、美彩 お嬢様に微笑む。そしてー静かに教室のドアを閉めた。

これでいいんだ...

お嬢様のことを紳士に考えてくれる一般人の方が...今まで彼女に最低な態度を取っていた、俺よりも...

そうーこれでいいんだ。

to be continued...

ー予告ー 近づいたと思った気持ちがすれ違い、離れていく2人の距離ー。そして、美彩が何者かに攫われてしまい!? 𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩♡×50 168タップ、(ᴗ͈ˬᴗ͈❀)୨୧お疲れ様デシタ.°ஐ.* By 主(LiLi)

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