/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
ｶﾞﾝ！！！！ｯｯｯ
ﾋﾟｷｯ
大谷
…。
ｺﾞｵｯ！！！！
ﾋﾟｷﾋﾟｷｯ
大谷
…。
ﾄﾞｺﾞｫｵﾝｯ！！！！
ﾋﾟｼｨｯ！
ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ
痛い
痛い
痛い
ここはどこ？
身体が砕け散る
翔平さん、何してるの？
やめてください
いたい
ｶﾞﾊﾞｯ‼︎
雅
ﾊｯ､ﾊｯ､…、
雅
…夢…？
身体が陶器のように砕け散った
翔平さんが私を壊してた
痛みも感じた
雅
翔平さんの話を間に受けたせいだ…、
雅
人形じゃないのに、
雅
…もし、翔平さんに逆らったら
雅
夢と同じ目に遭う、？
雅
…。
雅
やめよ、悪い事考えるのは…
雅
お風呂入ろっ！
考えたって仕方ない
あの人の考えなんて分からないし
正解があるかも知らない
でも、
この訳の分からない生活が続く方が嫌だ
雅
逃げたいなぁ
ｺﾝｺﾝｯ
ｶﾞﾁｬｯ
大谷
おはよー、朝ごはん出来たよ！
雅
おはようございます
大谷
ちゃんと部屋から出てないみたいだね
大谷
良い子でなにより
大谷
じゃあ朝ごはん食べよっか
大谷
いただきます
雅
いただきます、
雅
…ﾓｸﾞ、
大谷
どう？美味しい？
雅
美味しいです
大谷
良かった
料理の腕が上がった
僕が作った料理をお腹いっぱい食べて欲しい
僕がこの子を育てる
考えるだけでゾクゾクしてきた
大谷
…ふふ、♡
僕凄い顔してるんだろうな
雅には見せらんないや
大谷
あ、そうだ
雅
？、
大谷
今日はお外出よっか
雅
え、？
雅
出て良いんですか？
大谷
僕から離れなきゃ普通に出すよ
雅
…。
大谷
ねぇ、
大谷
何で残念そうな顔すんの？
大谷
俺と居るのがそんなに嫌？
雅
ぁ、いや、
雅
違います、
大谷
そう、
大谷
ま、兎に角ちょっと用事があって雅について来てもらいたいんだよね
大谷
渡米して来たからSSNの手続きしときたいんだ
大谷
雅本人に一応来てもらおうと思って
雅
窓口って事ですか…
大谷
そう言う事。まあ、一平さんにも来てもらうようお願いしたし大丈夫。
雅
(もしかしたら、助けてを呼べる？)
面接官
『〜では、』
面接官
『申請書、パスポート及びビザを拝借させていただきます』
雅
お願いします、
水原
後はこの書類にサインして下さい
雅
…、
雅
できました
水原
『これでお願いします』
面接官
『2週間程で届くと思います』
雅
緊張した…、
大谷
一平さん、ありがとう
水原
じゃあ俺はいったん戻るね
水原
何かあったらまた連絡して
あれ、
今なら助かるんじゃ、？
雅
(申請者は私達しかいない)
雅
(これを逃したら助けなんてもう呼べないかもしれないんだ、)
雅
(今しかｯ、)
雅
いっぺいさｯ(
大谷
しー、ｸﾞｲｯ
大谷
叫んだら殺す(ﾋｿ、
雅
ﾋﾞｸｯ
大谷
最初に教えたでしょ？ｺｿｯ
〜〜〜
大谷
今後また反抗的な態度取ったりしたら…、ｺｿｯ
殺すからね？
雅
…は、
大谷
嘘じゃないよ？
大谷
思い出した？俺の話。
大谷
あーあ、ちょっとは良い子になったと思ったのに
大谷
残念だな、雅。
大谷
許さない。俺を裏切るなんて
大谷
期待してたのにｯ、ｷﾞﾘｯ
雅
(どうしよう、)
血の気が引いてく
夢と同じ目に遭う
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
