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俺の彼女は暗いところが苦手。
だから寝る時も真っ暗にはしない。
でも...
正直俺は真っ暗で寝たい派。
まあ...可愛い彼女のためだし 我慢してきたけど...
今日くらい良いかな...
橙
...ねえ、桃ちゃん
桃
...？
橙
真っ暗にして寝ても良い...？
桃
なんで...？
橙
実は...その...真っ暗な方が好きで...
桃
......、
橙
...いや、よな
橙
ごめん、忘れて...
桃
いいよ...
橙
え...？
桃
真っ暗にしていいよ...
橙
でも怖いんじゃ...
桃
怖いけど...
桃
怖い、けど...
橙
けど...？
桃
橙のため、だし...//
橙
俺のことは気にせんでええよ
桃
嫌なの...
桃
...橙のためだったら、頑張れる
橙
...ありがとう
橙
無理せんでな
桃
ｺｸｯ...
橙
消すよ...？
桃
うん...、
橙
ほんまにええの...？
桃
大丈夫っ...、！
橙
そっか...
橙
じゃあ、消すよ...？
桃
ｺｸｯ...
桃
...ｷﾞｭｰｯ
橙
桃ちゃん...苦しいって...
桃
...ｷﾞｭｯ
橙
明るくする...？
桃
ﾌﾙﾌﾙ
橙
そう...
橙
おやすみ...ﾁｭｯ
桃
...//ｷﾞｭｯ
橙
いって...
あのまま朝まで 押さえつけられていたのは 言うまでもない。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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