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俺は……トウヤ様じゃないんだが…。

第1話 - 俺は……トウヤ様じゃないんだが…。

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2022年04月24日

#腐ロセカ

#司冬類

#攻受攻

#めっちゃ長い

Rekindle Toya

ﾕｾ

はい、ﾕｾです。

ﾕｾ

偶然、思い付いた話しがあるので、書こうかなって思って書きました。

ﾕｾ

内容は、司冬類(攻受攻)で出て来たパラディンツカサ(派生)とバトラールイ(派生)が、青柳冬弥(オリジナル)の世界に飛ばされて来た話しになります。

冬弥

よく思い付いたな

彰人

なんつーか……すげぇことになるんじゃねぇか？

ﾕｾ

まあ、カオスな状況にはなるかも

彰人

だろうな。

冬弥

そうだろうな。

ﾕｾ

だけどさ、思い付いちゃったのは仕方ないだろ。

彰人

まぁ…仕方ねーな。

ﾕｾ

それじゃ、始まります。

冬弥

始まる前に、俺と彰人から注意事項だ。

彰人

この世界線のオレと冬弥は

『伝説を超えるために集まった、
実力派ストリートユニット、Vivid BAD SQUAD』

じゃねぇぞ。

あと、オレと司センパイは付き合ってるぞ。一応、オレも神代センパイのことは、類センパイっつってるぞ。チームメイトだからな。

冬弥

この世界線の俺と彰人は

『裏路地から世界を目指せ。
刺激あふれる唯一無二のパフォーマンスユニット。Fantasista SQUAD』

という期間限定だったユニットの世界線だ。

それと、この世界の俺は…神代先輩のことを、類先輩と呼んでいる。あとは…俺と類先輩は付き合ってる。

類

ついでに失礼するよ。

冬弥

！？類先輩！？

類

やあ！冬弥くん！

類

僕と司くんからも注意事項だよ。

司

類いぃぃぃ！！！先に行くなと言っただろう！！

類

いやぁーすまないねぇ…どうしても早く僕の愛しの冬弥くんに会いたくてね！

司

だからと言って先に行くな！

司

まぁ、オレも早く彰人に会いたかったから、なんとも言えんが……

彰人

で？司センパイと類センパイからの注意事項ってなんすか？

類

ああ、そうだったね！

類

この世界線の僕と司くんも、ワンダーランズ×ショウタイムではなくて『Fantasista SQUAD』だからね。

司

ワンダーランズ×ショウタイムのオレ達が良いヤツは、見ないことをすすめるぞ。

類

あと、紛らわしくなってしまうかもしれないけれど……僕と、

司

オレが、

変人ワンツー

2人居るよ(ぞ)。

類

Fantasista SQUADの僕と、トウヤくん専属バトラーの僕。

トウヤくん専属バトラーの“ルイ”とFantasista SQUADの僕は“全くの別人”だよ。

司

Fantasista SQUADのオレに、トウヤ専属護衛騎士のオレ。

トウヤ専属護衛騎士の“ツカサ”とFantasista SQUADのオレは“全くの別人”だぞ。

冬弥

それと…これは特殊設定なんだが、この世界線の俺達『Fantasista SQUAD』は、仲間以外には全員ドライだ。

類

ドライより酷いかもしれないね。冷徹と言っても過言ではないよ。

類

特に、冬弥くんがね。

冬弥

どんな俺でも良いよ！っていう人は、このまま注意事項を見て行ってくれ。

彰人

オレ達『Fantasista SQUAD』は、仲間以外のヤツには、かなり冷たいからな。

司

仲間“以外”と話す時は、目に光(ハイライト)が無くなるからな。

それと、仲間以外のヤツと話すと……相手を威圧するかのような“冷たい声”になるぞ。

彰人

オレ達が、目に光(ハイライト)が無くなる条件っつーか、は……

冬弥

俺の場合は、滅多に“舌打ち”しない俺が“舌打ち”したら、目に光(ハイライト)が無くなる。……口調も悪くなるぞ。

類

僕は……かなり間をとって「へぇ…」と言ったら、目に光(ハイライト)が無くなるよ。冬弥くんと同じで、口調も悪くなってしまうよ。許してね？

彰人

オレは……「あ"？」っつたら、目に光(ハイライト)が無くなるぜ。冬弥達と神代センパイと違って、口も、いつも通りだな。

司

最後に、オレだが……滅多に“無言”にならないオレが“無言”になったら、目に光(ハイライト)が無くなるぞ。オレも彰人と同じで、口調は変わらんぞ。

冬弥

それと、キャラ崩壊も酷いかもしれない。特に、俺と類先輩が

類

もし、僕達のキャラ崩壊してしまったとしても、許しておくれよ。

変人ワンツー

ここまで長くなってしまったけれど(だが)、ようやく始まるよ(ぞ)。

BAD DOGS

それじゃ、行ってらっしゃい。

ﾕｾ

通報やめてね…。

ﾕｾ

あ、かなり長いです。すみません…。

─ とある王国の城内 ─

ルイ(ロゼ)

今日のトウヤ様のご予定は──

ツカサ(シュヴァリエ)

ルイ。これからトウヤ様の元に向かうのか？

ルイ(ロゼ)

おや、ツカサ殿。

ルイ(ロゼ)

ええ、そうですよ。

ツカサ(シュヴァリエ)

なるほどな…私も共に向かっても良いか？

ルイ(ロゼ)

はい、勿論ですよ。

第三王子の部屋に向かう途中に、この世界にあるはずのないものがある。

ツカサ(シュヴァリエ)

なんだ？これは……

ルイ(ロゼ)

ツカサ殿。どうかいたしましたか？

ツカサ(シュヴァリエ)

ルイ。これ、なんだと思う？

ルイ(ロゼ)

どれでしょうか？

ツカサ(シュヴァリエ)

この、謎の黒い物体……？だ。

ﾕｾ

黒い物体は、マイクのことです。

ルイ(ロゼ)

確かに…このようなものは……私も見たことはありません。

ツカサ(シュヴァリエ)

なんなのだ…これは……っ！

ルイ(ロゼ)

どうしましたか？ツカサ殿……っ！

ルイとツカサが、黒い物体に触れた途端、2人を眩い光が包み込む。

ルイ(ロゼ)

っ！ツカサ殿！大丈夫ですか？

ツカサ(シュヴァリエ)

あ、あぁ……ルイ、お前も無事か？

ルイ(ロゼ)

えぇ、何とか……。

ツカサ(シュヴァリエ)

それより……ここは何処だ？

ルイ(ロゼ)

さぁ…あの光に包まれた途端、ここに来てしまいましたからね…

ツカサ(シュヴァリエ)

ここは……私達が居た場所とは違うな……

ルイ(ロゼ)

そうですね……見たことのない建物が沢山ありますね………。

ルイとツカサが話して居ると、何処からか歌声が聞こえて来る。

？？？

♪─────ッ！

ツカサ(シュヴァリエ)

おい、ルイ。何処からか歌声が聞こえないか？

ルイ(ロゼ)

そうですね…行ってみますか？

ツカサ(シュヴァリエ)

ああ、

冬弥

♪─────ッ！(フードを被りながら、路上ライブで幽霊東京をソロで歌ってる)

ルイ(ロゼ)

あれ…は……！

ツカサ(シュヴァリエ)

トウヤ様……なの、か？

ルイ(ロゼ)

間違いないはずですが………

ルイ(ロゼ)

とりあえず、声をかけて見ましょう。

ツカサ(シュヴァリエ)

そうだな。

ルイ(ロゼ)

トウヤ様！

ツカサ(シュヴァリエ)

トウヤ様！！

冬弥

♪──ッ！？(声をかけられて、歌っていた歌を止める)

冬弥

……え？トウヤ…様？？

ツカサ(シュヴァリエ)

トウヤ様！ここで何をなさっているんですか！

冬弥

……は…？

ルイ(ロゼ)

護衛も付けずに…トウヤ様の御身に何かあってからでは遅いんですよ？

冬弥

…………ﾁｯ……。(目に光が無くなる)

ルイ(ロゼ)

トウヤ様！聞いてますか？

冬弥

…お前達は……誰だ？(氷のように冷たい目)

冬弥

何故、俺の名前を知っている……。

冬弥

お前達は……何者なんだ？(威圧するかのような冷たい声)

ルイ(ロゼ)

っ……！

ツカサ(シュヴァリエ)

っ………！

冬弥

……確かに、俺の名前は冬弥だが…俺はお前達に名前は“一切”教えてねぇよな？

冬弥

なのに、お前達は…俺の名前を知っていた…。

冬弥

何故だ？

冬弥

今すぐ答えろ。

ルイ(ロゼ)

そ……れ、は…

ルイ(ロゼ)

心『このトウヤ様は……一体…』

冬弥

早くしろ。

ツカサ(シュヴァリエ)

私…達……は、貴方様の……

ツカサ(シュヴァリエ)

心『なんだ……このトウヤ様は……。』

冬弥

お前達は…俺の、なんだ？

冬弥

言いかけてやめる…。何てこと、しねぇよな？

類

あ、居た居た。冬弥くん！

司

冬弥！

彰人

おーい！冬弥！

冬弥

…！……類先輩…？

冬弥

それに司先輩と彰人も

冬弥

どうしたんだ？

類

いやぁ、冬弥くんの歌声が聞こえたからね！ついつい来てしまったよ！

司

冬弥！また歌の腕を上げたな！

彰人

さすがオレの相棒だな！

冬弥

そうだろうか？

司

ああ！そうだぞ！

類

ああ！そうさ！

彰人

ところで……冬弥。彼奴ら誰だ？

彰人達が、ルイとツカサに目を向ける

冬弥

知るか。いきなり俺を『トウヤ様』と呼んだ変な奴らだな。

ルイ(ロゼ)

変な奴らではありません！私は『ルイ』と申します！

類

ん？ルイ？…………へぇ…。(目に光が無くなる)

類

君の名前も……俺と同じ名前なんだねぇ……。

ツカサ(シュヴァリエ)

私は『ツカサ』と言います。

司

……………。(目に光が無くなる)

司

……そうか……。…貴様…何故、オレと同じ名前なんだ………。

彰人

あ"？…おい…てめぇら…黙ってないで、なんか言いやがれ…。(目に光が無くなる)

冬弥

おい。聞こえねぇのか？何か言えっつてんだろ……。

ルイ(ロゼ)

っ……トウヤ…様。

冬弥

心『俺は……トウヤ様じゃねぇっつてんだろ……だが、お前達がそう呼ぶんなら、相手してやるよ……。』

冬弥

…………何だ？

ツカサ(シュヴァリエ)

私達は……貴方様専属の……護衛騎士と…

ルイ(ロゼ)

貴方様専属のバトラー…です。

類

……へぇ……。冬弥くん専属バトラーと、

司

冬弥専属の護衛騎士…か、

彰人

なんだそれ…。くっだらねぇな……

ツカサ(シュヴァリエ)

っ！！！貴様！！(ｶﾁｬｯ！と剣を鞘から抜こうとする)

司

……おい…。今すぐ、“それ(剣)”を抜いてみろ……。

司

銃刀法違反になるからな……。(ｶﾞｼｨｯ！とツカサの腕をかなり強く掴む)

ツカサ(シュヴァリエ)

っ！

ツカサ(シュヴァリエ)

心『な…んだ……っ！この力は……っ！腕が……動か…な、い……。』

ルイ(ロゼ)

ツカサ殿！……っ！(司に向かって短剣を投げようとする)

類

……おい…。さっき、言ったよな？今、お前が“それ(短剣)”を俺達のリーダーに投げてみろ……。

類

銃刀法違反になる挙句、“それ(短剣)”が俺達のリーダーに刺さりでもしたら…お前は殺人犯になるからな……。(ｶﾞｼｯ！と、ルイの手首を強く掴む)

ルイ(ロゼ)

…く……っ！

ルイ(ロゼ)

心『この力……一体……っ…。これでは……短剣を投げれ…な、い……っ！』

冬弥

司先輩。類先輩。その2人から、手を離さないでください。

司

ああ……

類

勿論だよ。

彰人

とりあえず、セカイに行くぞ。

彰人のスマホから、Untitled(威風堂々(多分)を起動してセカイに行く。

─ 裏路地のセカイ ─ (だと思ってください。byﾕｾ)

冬弥

着いたな。

彰人

ああ、ここなら、いくら話してもいいもんな……。

類

ああ、

司

そうだな。

ルイ(ロゼ)

ここは………

類

へぇ……“セカイ”を知らないんだねぇ……。

ツカサ(シュヴァリエ)

セカイ……？

司

オレ、彰人、類、冬弥の“想い”から生まれた場所だ……。

冬弥

それで、だ。

彰人

アンタらのこと、包み隠さず全部話してもらうぜ。

ツカサ(シュヴァリエ)

なんだと……。

司

さっきのようなことが起こらんように、“これ(剣)”は預からせてもらうぞ。

ツカサから、剣を預かる。

ツカサ(シュヴァリエ)

！やめろ！返せ！

司

黙れ。(威圧するかのような冷たい声)

ツカサ(シュヴァリエ)

っ…！

類

ついでに、君の…“それ(短剣)”も、全てね……。

ルイが隠し持ってる短剣を全て預かる。

ルイ(ロゼ)

！……返してくれませんか…！

類

力強くで…君を…、黙らせても良いんだよ？(威圧するかのような冷たい声)

ルイ(ロゼ)

くっ…！

彰人

で、コイツらどうするよ。

冬弥

抵抗されないように、何かで縛っ………あ、

彰人

冬弥？

冬弥

これで(マイクのコード)縛ればいいか……。

ルイ(ロゼ)

トウヤ様！おやめください！

冬弥

…黙れ。

ｷﾞｭｯ…(マイクのコードでルイを縛る)

彰人

んじゃあ、オレはコイツ縛るわ。

ツカサ(シュヴァリエ)

やめろ！何を！

ｷﾞｭｯ…(ツカサをマイクのコードで縛る)

類

冬弥。マイクのコードで縛っても、大丈夫なのかい？

冬弥

まぁ…大丈夫だろ。

司

彰人…お前のも大丈夫なのか？

彰人

まあ、大丈夫っしょ。

類

とりあえず、抵抗されないように縛りはしたけれど……

司

座らせるか、

何処からか、椅子を2つ持って来て、ルイとツカサを座らせる。

ツカサ(シュヴァリエ)

私達をどうするつもりだ…。

彰人

どうもしねぇよ。

ルイ(ロゼ)

ならば…何故、私達を拘束したのですか…

冬弥

……暴れられたら困るからな…。

類

……君達2人の素性が分からない限りは…

司

お前達2人に大人しくしてもらわなければ困るんだ。

ルイ(ロゼ)

……拷問でも…なさるおつもりですか…。

冬弥

は？んなことしたらお前達が痛いだけじゃねぇか。

ツカサ(シュヴァリエ)

拷問…する気は無いと？

彰人

たりめぇだろ。

司

オレ達は、お前達2人が何者かを知りたいんだ。

類

君達2人は、冬弥専属バトラーと、近衛騎士…と、言って居たけれど……

司

この世界には、そんなものはないからな…。

ツカサ(シュヴァリエ)

無い……だと…？

類

当たり前じゃないか……まぁ、ショーの役とかでは…、あるけれどね。

ルイ(ロゼ)

ショー……？

冬弥

ああ、近衛騎士やバトラーと言うのは……ショーの役でしか居ねぇからな。

彰人

だから、現実には居ねぇっつーことだな。

ツカサ(シュヴァリエ)

現実…？

彰人

おう。

ルイ(ロゼ)

ならば……ここは…一体、何処なのですか…？

冬弥

ここは……シブヤだ。

ルイ(ロゼ)

シブヤ…？

ツカサ(シュヴァリエ)

聞いたことがない場所だな……。

冬弥

…………………。

ルイ(ロゼ)

トウヤ様…？

冬弥

恐らく、“ロゼ”は……

ルイ(ロゼ)

？……“ロゼ”？

冬弥

あぁ……お前の名前は『ルイ』だと言ったが……紛らわしくなりそうだから、今からお前のことを『ロゼ』と呼ぶ。

冬弥

良いな？“ロゼ”。

ルイ(ロゼ)

っ！は…い……。

冬弥

それで、お前のことは『シュヴァリエ』と呼ぶからな。

ツカサ(シュヴァリエ)

シュヴァリエ……ですか？

冬弥

あぁ…。

ツカサ(シュヴァリエ)

分かり…ました……。

類

フフ！さすがは僕の恋人だね！冬弥！

ﾁｭｯ…！(類が、いきなり冬弥に軽くキスをする)

冬弥

…ん……。……類…。…いきなり…キス…、するな……(冷静だが、物凄く驚いてる)

類

フフ、やっぱり冬弥は可愛いね♡(冬弥に対してだけ、距離感がバグってる類)

冬弥

気持ちわる。

類

…え、

類

そ、そんな……僕は悲しいよ…よよよ。

ツカサ(シュヴァリエ)

……何故…彼奴はトウヤ様と距離が近いんだ……。

司

ああ、アイツらは“恋人同士”で“付き合っている”からな……。

ルイ(ロゼ)

付き合って…い…る……？

司

そうだぞ。

ルイ(ロゼ)

ですが……距離感が可笑しいと思います……。(本来なら、短剣を投げているが、短剣を類に全て没収された挙句、縛られてるので、手出しができない)

彰人

類センパイは、冬弥に対してだけ、“距離感がバグってる”んだよ……。いつものことだけどな。

司

いくら何でも近すぎると思うがな…

彰人

アンタも“オレに対してだけ”距離感がバグってんだろうが！

司

む？そうか？

彰人

そうだよ！自覚ねぇのかよ！

ツカサ(シュヴァリエ)

だが……何処にそんな証拠が……

司

冬弥の右耳と左耳、見てみろ。

ルイ(ロゼ)

トウヤ様の右耳と左耳…？

ロゼとシュヴァリエが、冬弥の右耳と左耳を見る

ルイ(ロゼ)

トウヤ様の右耳と左耳に……何か着いていますね…。

司

冬弥の右耳に着いてるシルバーのヤツは、イヤーカフだ。

彰人

んで、左耳の耳朶に着いてる紫のヤツが、ピアスだ。

ツカサ(シュヴァリエ)

イヤーカフ…と……

ルイ(ロゼ)

ピアス…ですか……？

彰人

アンタらの世界にはねぇのかよ？

ツカサ(シュヴァリエ)

………………。

司

無言は…肯定ととるぞ。

類

まぁ、そんな話しは今じゃなくてもいいじゃないか。

冬弥

類の言う通りだ。

冬弥

ロゼ、シュヴァリエ。

ルイ(ロゼ)

はい…。

ツカサ(シュヴァリエ)

なんでしょうか？

冬弥

……これは、あくまで…俺の考えだが、お前達は……“別の世界”から、ここ(シブヤ)に“来た”んじゃねぇか？

ルイ(ロゼ)

別の…世界……ですか？

類

そう……もしかしたら、君達2人は…君達が居る“本来の世界”から、何らかの理由で、僕達“Fantasista SQUAD”が居る世界……元言い、シブヤに飛ばされて来てしまったのではないのかい？

ツカサ(シュヴァリエ)

何らかの理由……。

司

そうだ。

彰人

ここ最近、よくそー言うのがあんだよ。……最近、流行ってんのか？

冬弥

彰人。メタになってるぞ。

彰人

マジか、悪ぃ。

冬弥

とりあえず、ロゼとシュヴァリエは…こっちの世界に来ても、行く宛てねぇんだろ？

ルイ(ロゼ)

……はい…。トウヤ様の……おっしゃる通りです。

冬弥

やっぱりな……。

ツカサ(シュヴァリエ)

申し訳……ありません……。

冬弥

別に…気にしてねぇよ。

冬弥

なら、ロゼ。

ルイ(ロゼ)

はい。なんでしょうか？

ロゼを縛ってたマイクのコードを解く。

ルイ(ロゼ)

トウヤ様……？

冬弥

お前達2人が、元の世界に戻れるまで、俺達Fantasista SQUADが面倒を見てやる。

ルイ(ロゼ)

！？どう言うことですか？

冬弥

類。良いか？

類

ああ！勿論だとも！

ルイ(ロゼ)

……？…。

冬弥

ロゼ、お前は類の家に“住まわせて”もらえ。

ルイ(ロゼ)

え？それは…どう言う……。

冬弥

だから、お前が元の世界に帰れるようになるまで、類の家で暮らせ。と言うことだ。

ルイ(ロゼ)

！？

類

大丈夫さ、空き部屋はちゃんとあるからね。家に帰ったら、すぐに君の部屋を用意してあげるよ。

冬弥

彰人。解いてやれ。

彰人

おー、分かった。

冬弥に言われて、シュヴァリエを縛ってたマイクのコードを解く。

冬弥

シュヴァリエ。

ツカサ(シュヴァリエ)

はい……。

冬弥

お前は……。

冬弥

司先輩。よろしいてしょうか？

司

ああ！構わんぞ！

ツカサ(シュヴァリエ)

…？……。

冬弥

元の世界に帰れるまで、お前は司先輩のお宅に“住まわせて”もらえ。

ツカサ(シュヴァリエ)

どう言うことですか？

冬弥

だから、お前が元の世界に帰れるようになるまで、司先輩のお宅で暮らせ。

ツカサ(シュヴァリエ)

なっ…！

司

気にするな。部屋はすぐに用意してやる。

彰人

一応、アンタら2人に合う服、オレが用意してやるよ。

彰人

その服装だと、シブヤじゃ可笑しいって思われるかもしれねぇからな。

冬弥

彰人。すまない……

彰人

気にすんな。

冬弥

ああ、ありがとう。

彰人

おう。

類

色々と決まったね。

司

現実世界に戻るぞ。

BAD DOGS

はい。

冬弥

今度は俺のスマホから帰りましょうか。

変人ワンツー

そうだね(な)

冬弥のスマホから、Untitled(威風堂々(多分)を起動して現実世界へ帰る。

─ 現実世界 ─

冬弥

着いたぞ。

彰人

んじゃ…、とりま、アンタら2人の服、探すか。

類

それでは、僕と司くんは先に帰ってるよ。

司

ロゼとシュヴァリエのためにな。

類

では、またね！冬弥♡

冬弥

……あぁ…。

類

その間はなんだい？

冬弥

さあな。

類

とりあえず、ロゼさんの部屋の用意が出来次第、冬弥にLINEを送るよ。

冬弥

分かった。

司

ではな！彰人！

彰人

おー、

司

シュヴァリエの部屋が用意できたら、お前にLINEするぞ！

彰人

分かりました。

司と類が、それぞれ自分達の家に帰る。

彰人

んじゃ…アンタら2人の服、新調してやるんで、オレに着いてきてください。

ツカサ(シュヴァリエ)

分かった。

─ セレクトショップ ─

冬弥

相変わらず、凄い数の衣類だな…

彰人

まぁな。

彰人

とりあえず、先ずはロゼさんからだな。

ルイ(ロゼ)

私からですか？

彰人

ああ、

ロゼに合う服を探す

彰人

冬弥。この服なら、ロゼさんに合うんじゃね？

冬弥

そうだな、さすがは彰人だな。

ルイ(ロゼ)

この服装……なんと言いますか……着慣れないと言いますか………

冬弥

その内、着慣れるはずだ。

冬弥

それまでの辛抱だ。

ルイ(ロゼ)

はい……分かりました。

彰人

ロゼさんの服はそれで決まりだな。

冬弥

そうだな。

彰人

じゃ、次はシュヴァリエさんの服だな。

ツカサ(シュヴァリエ)

私の服か…。

彰人

そうだぞ。

冬弥

………………。(耳に手を当ててる)

彰人

…冬弥…？どうした？

冬弥

……すまない………彰人…。ヘッドフォン……しても………良い……か……？

彰人

！おい！大丈夫かよ！

冬弥

っ！あき、と……。あまり…大きな声…出さなでくれ……。

彰人

！悪ぃ……。それより…大丈夫かよ…？

冬弥

あ…あぁ……いつもの…こと……だ…。

彰人

早くヘッドフォンしろ…お前のためにも……。

冬弥

…あぁ……。本当に…すまない……。

彰人

気にすんな…

冬弥

…あぁ……(首にかけてたヘッドフォンを耳に当てる)

彰人

大丈夫か？“音”。

冬弥

もう大丈夫だ。

彰人

そうか…

そう言いつつ、シュヴァリエに合う服を探す

彰人

シュヴァリエさんには……これが合うな。

冬弥

さすがだな…彰人。

彰人

まぁな。

ツカサ(シュヴァリエ)

……着慣れないな……。

冬弥

暫くは…その服を着ていてくれ。絶対に、

ツカサ(シュヴァリエ)

はい。分かりました。

冬弥

彰人。類先輩から連絡が来た。

彰人

そうか。なら、ロゼさんを類センパイの家に連れて行ってやれ。

冬弥

ああ、分かった。

冬弥

彰人。

彰人

なんだよ？

冬弥

お前に“これ(シュヴァリエの服を買うためのお金)”を渡しとく。

彰人

おー、分かった。ロゼさんの服の金は払ったんだしな、

冬弥

ああ、

冬弥

それじゃぁ、ロゼさん。行きますよ。

ルイ(ロゼ)

行く？ですか？

冬弥

そうだ。これからお前が世話になる、類先輩のお宅にな。

ルイ(ロゼ)

分かりました。

冬弥

じゃあ…またな、相棒(彰人)。

彰人

おう。またな！

─ 住宅街 ─

ルイ(ロゼ)

……トウヤ様。

冬弥

なんだ？

ルイ(ロゼ)

何故…あの場所で…耳に手を当てていたのですか？

冬弥

…………。

冬弥

気になるのか？

ルイ(ロゼ)

はい…。

冬弥

ロゼさん。

ルイ(ロゼ)

なんですか？

冬弥

………絶対音感って、分かりますか？

ルイ(ロゼ)

絶対音感…？聞いたことがありませんが……

冬弥

……絶対音感は……。

冬弥

ある音を単独に聴いたときに、その音の高さを記憶に基づいて絶対的に認識する能力だ。

冬弥

狭義には、音高感と音名との対応付けが強く、ある楽音を聞いたときに即座に音名・階名表記を使用して表現できる能力で、

冬弥

保持している人の方が少ないんだ。別名としては「絶対的音感」「絶対的音高感」などがあるな…。

ルイ(ロゼ)

そう…なのですか？

冬弥

あぁ…俺が耳に手を当てて居たのは……“苦しかった”んだ。

冬弥

……色んな“音”と“声”が………聞こえて来て…“怖かった”。

冬弥

だから、耳に手を当てて、極力…音を聞かないようにしていたんだ。

ルイ(ロゼ)

そうだったのですか…。

冬弥

…あぁ……。

冬弥

…そろそろ、類先輩のお宅だぞ。

─ 神代宅 ─

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ(類の家のベル鳴らす。)

類

やあ！冬弥くん！よく来たね！

冬弥

はい。じゃあ、ロゼさんよろしくお願いします。

類

任せておくれ！

ルイ(ロゼ)

帰れるようになるまで…よろしくお願いします。

類

ああ、勿論だよ。

類

仲良くしようじゃないか！

ルイ(ロゼ)

ええ、そうですね。

ﾕｾ

すみません…。めちゃくちゃ長くなる気がするので、ここで終わりです。

類(いつもの)

連載の方にすれば良かったねぇ…

冬弥(いつもの)

本当にそうですね。

司(いつもの)

だが、これで少し学べたのではないか？

彰人(いつもの)

次から、長編になりそうだったら……連載にするべきだ。ってな。

ﾕｾ

本当にそれな。

類(いつもの)

これ、続きをみたい人は居るのかい？

ﾕｾ

多分居ない。

冬弥(いつもの)

居ないと決めつけるのか……。

ﾕｾ

だってさ、こんなに長いんだよ？こんな長いの見たい人って居るの？

司(いつもの)

だから、いっその事“居ない”と決めつけるのか？

彰人(いつもの)

決めつけんのは……別に、しなくてよくね？

ﾕｾ

本当に見てる人に申し訳ない……。

司(いつもの)

見たい人が居たら、

彰人(いつもの)

コメントの方で教えてくれよ。

類(いつもの)

本当に長くなってしまって悪かったね

司(いつもの)

次からは、長くなりそうだったら、連載の方にするぞ。本当にすまん…

冬弥(いつもの)

…じゃあ

彰人(いつもの)

じゃな

ﾕｾ

442タップ……本当にお疲れ様です……。

ﾕｾ

それじゃあ……また。

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めっさ続き見たいれす

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俺は……トウヤ様じゃないんだが…。

第1話 - 俺は……トウヤ様じゃないんだが…。

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