/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
四季
四季です
四季
テスト前の息抜きに読切のストーリーあげます
柚葉
……
ｶﾞﾔｶﾞﾔ、ﾜｲﾜｲ
いつもの様にうるさい教室
でも、私は気にならない
そんな事に構うより
菫
……
本を真剣に読む彼女を見る方が大事だ
柚葉
(可愛いな……)
私は彼女に恋をしている
どこが好きかと言われればキリがない
スラリと長く細い脚
ラピスラズリみたいな、深い青い瞳
白い肌
それを際立たせる腰まで伸びた漆黒の髪
まだまだあるがここまでにしておく
きっかけは単純、一目惚れ
でも
菫
……ﾊﾟﾀﾝ(本を閉じる)
菫
(ジーッと1人の女子を見つめる)
彼女には好きな人が居る
柚葉
(その顔が私に向けられたものなら……)
柚葉
(……いや)
無理だ
意気地無しな私には
柚葉
(……、いつまでも)
片想い
柚葉
(……分かってるのになぁ)
柚葉
(なんでこんなに)
悔しいんだろ……
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
