◤◢◤◢ 注 意 ◤◢◤◢
こ の 投 稿 に は 文 豪 ス ト レ イ ド ッ グ ス の 太 宰 さ ん と 中 原 さ ん の カ ッ プ リ ン グ 要 素 が 含 ま れ て い ま す 。
※ 性 行 為 を 匂 わ せ る 言 動 が あ り ま す
そ れ で も い い よ ! っ て 方 は ど う ぞ .ᐟ
太宰
ふんふふんふふふーん、さてと…

いつもの手馴れた手つきで中也の部屋の扉の鍵穴に針金を入れる
太宰
アレ…?

中也
よォ、来やがったな太宰

太宰
中也!?…まさか、、待ち伏せしていたのかい?

中也
そうだよ、手前を待ってた。

太宰
君…私を待ち伏せする程、私が恋しかったの…?

中也
違ぇわ阿呆!!

太宰
そうかいそうかい、じゃあとーっても優しく抱いてあげるからこの扉を開けてくれないかな?

太宰
何故か扉が開かなくてね

中也
人の話を聞け!

中也
毎度毎度…勝手に人の家に入っては俺のワインだの食材だの食い散らかしやがって……

中也
…俺が何の対策もしねぇと思ったか?

太宰
流石に何か対策してくるとは思っていたけれど、この扉になんの細工したの?鍵穴にボンドでも入れた?

中也
入れるかンなもん…細工も何もしてねぇよ

太宰
は?じゃあ何で──

太宰
…まさか

カチャンと音がしたから間違いなく鍵は開いているのだ。
太宰
その馬鹿力で扉を開かせないようにしてる訳?

太宰
流石ゴリラ

中也
…手前のせいで今日は眠れそうにねえ

太宰
こんな事するぐらいなら私入れた方が良くない?

太宰
今日はワイン飲まないからさ!今入れてくれたらワインも買ってあげるよ!高いやつ!

中也
…ちげぇ

太宰
え?…

中也
それは……秘蔵ワイン以外ならまだ許せるンだよ。問題はそこじゃねぇ

太宰
安値のワインは良いんだ…

中也
手前がワイン食い荒らした後に無理にヤろうとせがんでくるのが一番厭なんだよ!!

中也
流れで仕方なくヤった日の次の日は任務で腰が痛ぇのを我慢しないといけねぇし…!

中也
断っても朝起きたらいつの間にか全裸でケツが痛てぇし!!

太宰
ぶッ

中也
これ以上ヤられたら…任務に支障をきたしかねねぇ…

中也
だから…もう、手前にはヤらせねぇし不法侵入もさせる訳には行かねぇんだよ

中也
ヤるぐらいなら、この玄関で晩中手前が入ってこないよう見張ってた方が随分と楽だ。

中也
分かったか太宰?分かったらとっとと帰れ。

太宰
…じゃあ…ヤらないから、開けてよ

中也
ダメに決まってんだろうが、信用出来ねぇ

太宰
こういう取引で嘘は──

中也
つかねぇ、だろ?俺を除いて

太宰
そんな事ないってば〜…開けてよ中也ぁ…

中也
…

太宰
中也

太宰
お願い

中也
ダメだって言ってるだろ…

太宰
……そう、じゃあそこら辺の女の子捕まえてヤろうかな

太宰
あぁ、別に君を抱けたのだから男でも良いのだよね

中也
…何が言いてえ

太宰
敦君でも抱こうかな

中也
は…?

太宰
嗚呼、芥川君でも良い

太宰
新しく出来た相棒の国木田君でも良いし

太宰
この世に生きていれば、織田作でも──

扉が大きく音を立てて開き、中也が太宰に抱きついた。
中也
…っ

太宰
ふふ、やっと会えた。

中也
あんな事…俺以外の奴にすんなよ…ッ!

太宰
…少しやりすぎたかな

太宰
大丈夫、君以外男は抱かないよ

中也
女は抱くんだろ…?

太宰
…私が女性を抱くのそんなに嫌だった?全然そんな風には見えな──

中也
ッ嫌に決まってンだろ!!

太宰
全く…もう

太宰
分かったよ、約束する。もう中也しか抱かないよ

中也
…本当かよ

太宰
本当

中也
わ、分かったよ…

太宰
ねぇ、今日君を抱いていい?

中也
……いい

太宰
え?

中也
もういいからとっとと家にあがりやがれ!!!

太宰
…本当素直じゃないんだから

だが、前より確実に中也の腰が痛む回数が増えたのだった。