⚠︎︎注意⚠ 桃青 本人様とは一切関係ありません 私が不快に思った方は自衛のためブロックさせて頂きます
桃青
リメイク
『 先輩、好きです 』
僕は
今日から高校生になる
ドキドキと、ちょっぴり不安と
新しい学校生活への期待が
僕の中にある
ドンッ
青
建物を眺めていると
人とぶつかってしまった
すぐ謝ろうと、そう思っていた
桃
ぶつかったと思われる彼は
とても綺麗な顔立ちをしていて
男の僕でもイケメンだと
そう思うような人だった
青
僕は
そんな彼に一目惚れをしてしまった_
そこから僕の
桃先輩への告白が始まった
青
桃
僕は緊張して震える手を
思い切り握って
振り絞るように声を出した
青
桃
青
この笑顔は反則だ
と思いつつ、
この笑顔に後押しされ
青
と言った
青
怖くて、目を開けられない
きっと、体全身が震えてる
桃
桃先輩の気配が
微かに感じる
桃
桃先輩が口に出したのを合図に
青
と答える
桃
青
1回目の告白は
桃
青
呆気なく終わっちゃいました
2回目の告白は
青
桃
見つけたッ、!
と思い桃先輩の元へ走る
青
途端に先輩が
目を見開く
桃
急に突進してきた僕を
驚きつつも優しく抱きとめてくれる
そんなとこすきです()
桃
桃
不意に先輩が思い出したように
僕の方を見た
桃
先輩が覚えてくれていた
それが嬉しくて
青
青
思わず
声のトーンが高くなる
桃
青
青
青
桃
桃先輩の顔が
ほんのりと桃色になっていたのは
多分、気の所為
青
僕がそういうと、
桃
先輩が堪えきれないというふうに
眉を下げて笑った
桃
青
先輩は僕のおでこに
デコピンを食らわすと
桃
青
青
桃
桃
青
僕は頭を下げ、
がっくし、のポーズをとる
桃
桃
桃
青
青
桃
桃
桃
青
名前を呼んで貰えました
5回目の告白は
青
先輩の背中を見つけ
一直線に走る
桃
青
先輩の笑みがイケメンすぎて
顔がみるみる真っ赤になる
桃
青
桃
青
桃
青
先輩は僕の反応に
ひと笑いしてから
桃
桃
青
桃
桃
青
桃
先輩は何か思い出したように言った後
桃
桃
青
青
桃
いざそう言われると、
はずかしさが込み上がる
青
青
言ってから
顔が赤くなるのを感じた
桃
桃
桃
青
青
一気に距離が縮まりました
10回目の告白は
青
桃
と、桃くんが
軽く流すように言った
青
青
青
桃
青
桃
桃
なんていうもんだから
もっと惚れちゃうよねって
青
桃
青
青
彼の意地悪さを感じました
20回目の告白は
青
青
桃
青
桃
と、コントローラーを動かしながら
桃くんは言う
青
青
桃
桃くんがふいに
手元のコントローラーを落とした
青
青
そう言ってから、
はっとした
青
青
桃
青
桃
青
桃
青
なんだかいつもの彼と違いました
40回目の告白は
青
青
と、桃くんに乗りかかった
桃
桃
青
と彼が言い切る前に言った
青
桃
桃くんは少し考えて
桃
ムカつくくらい爽やかな笑顔で
言い放った
青
桃
桃
桃
少し惑わされそうになったけれど
青
桃
桃
桃くんはそう言った
僕は誇らしげに
青
桃
青
彼の嘘を見抜けるようになりました
80回目の告白は
青
運ばれてきたパンケーキは
目で見ても
ふわふわでとでも美味しそうだった
桃
青
青
と、今度は僕が引っ掛けようとした
桃
青
青
桃
ふと、
店の12月、というカレンダーが
目に入る
青
桃
青
少しだけ寂しい気持ちになりました
90回目の告白は
青
もう、卒業、
卒業したら、桃くんとは会えない、
桃
青
言いかけたすき、
の2文字を飲み込んだ
青
桃
桃
青
すきだよ、
言えずじまいで終わりました
99回目の告白は
青
桃
と、彼が上着を僕に被せる
青
いきなりで困惑した
これはカップルがするものなんじゃないか
そう思ったけど、
これは彼の優しさなんだと
そう思い直した
青
そう思うと、少し辛くて、
青
少し声が途切れ途切れになった
桃
なんとも思ってなさそうな彼の表情が
辛くて、
青
と、泣きそうな顔で言ってしまった
桃くんは僕が泣きそうになっているのに
気づいたのだろう
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
これも彼の優しさ
本当に寂しい気持ちになりました
そして_
青
青
桃
青
長かった告白も
もう今日で、終わり_
きっと、結果は
NO、だろう
でも、分かってても
この告白だけは
させてね、
青
僕は彼に
向き直った
背筋を伸ばして
深呼吸する
桃
青
もう彼は、この学校からはいなくなる
分かっていても
やっぱし悲しくて、
涙が出そうになったけど
言おうと
そう、思ったのに、
青
喉がつっかえて
言葉が出ない
今日で、終わりなんてやだ、
桃
桃
青
いつもの、
それは確実に告白のことだった
桃
桃
あ、そっか
これも、彼の優しさなんだ
きっと、最後の情け
それなら、
せめて、言わなきゃ、
青
桃
青
青
青
青
言えた
涙が出たけど
言えた
桃
きっと、NOだけれど
君に告白できたのが
嬉しかった
これで、最後、
青
最後、なんだ、
桃
彼の柔らかな声が
僕を呼ぶ
青
グイッ
青
その瞬間
桃くんが僕の体を優しく引き寄せ
唇と唇が
触れるのが分かった
青
桃
桃くんは恥ずかしそうに笑って、
桃
彼の思いを貰いました
『 先輩、好きです 』
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