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…
いつからだろうな
こんな気持ちになったのは
若井
藤澤
若井
藤澤
なんでそんな仲が良いの?
涼ちゃんと最初に仲良くなったのは俺だよ?
なんでそんなに楽しく話すの?
…
俺の涼ちゃんなのに…
若井
藤澤
大森
藤澤
大森
若井
藤澤
若井
藤澤
バタンッ
大森
大森
大森
二人がすごく楽しそうに話してるのが
羨ましかっただけなの…
…
若井が憎かった…
なんて、笑
大森
大森
藤澤
大森
藤澤
藤澤
大森
大森
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
大森
藤澤
…
そっか、
”大好き”か…
大森
気づけば変なことを思っていた。
ッ、気持ち悪…
3人は用があって若井の部屋にお邪魔していた
若井
藤澤
嗚呼、2人は仲がいいな
大森
大森
若井
大森
藤澤
若井
あっ…
大森
藤澤
若井
俺が不満に思ってること。
大森
俺は気まずい雰囲気に押し潰されそうで
急いで若井の部屋を後にした
藤澤
振り向かなくても分かった
息が切れてる涼ちゃんの声
すごく愛おしい声だった
大森
俺は無視した
藤澤
…
もう…
大森
気づけば涼ちゃんに抱きついていた
俺は泣いていた
涼ちゃんは何も言わず
ただただ俺の背中をさすってるだけだった
本当に辛かった
だって…
俺は涼ちゃんに恋をしてるから
俺は初めて出会ったときから
涼ちゃんに恋をしていたんだと思う。
あの明るい笑顔だって好きだし、
天然なところも好きだった。
最長年なのにどこか抜けている、
そんなところも、
どんなところも愛おしかった。
だけど
こんなこと言えるわけがない
”大好き”
これは友情としての愛。
俺は心からの愛である
”大好き”
を言いたい。
いつか
言えたらどれだけ楽だろう
なんて、
大森
藤澤
藤澤
大森
なんでこんな心配されてるかって?
今は真冬の中
何も着ないで駆け出して行ったから。
トレーナー1枚なんかじゃ耐えられない寒さだし
大森
大森
うまく声が出ない
藤澤
藤澤
こんな気を使ってくれるなんて
ほんともう惚れるじゃん
…
涼ちゃんのばか。
大森
大森
大森
藤澤
藤澤
大森
藤澤
藤澤
大森
藤澤
藤澤
藤澤
大森
大森
俺は作り笑いした
大森
どくんっ どくんっ
いつもより鼓動が煩かった。
藤澤
藤澤
僕のこと…
”恋愛対象”として好きなんでしょ?
大森
なんで、なんで…??
藤澤
なんで…
大森
藤澤
藤澤
なんでっ…
大森
こんな優しいところも
変なところに敏感なのも
全部 全部…
大好き
藤澤
大森
俺は涼ちゃんと
初めてキスをした。
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
大森
藤澤
あれからどれくらい経ったのだろうか
今はまぁ…、こういう関係って感じ
このことはまだ誰にも言ってない
若井
大森
藤澤
若井
藤澤
大森
若井
これは2人だけの
秘密のこと
涼ちゃん
今日も愛してるよ
end