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ブクマ失礼します
続きありがとうございます! 次回が気になるぅ!
黄side
何が起きたのか分からなかった。
黄
ひたすらに彼の名前を叫んだ。
どうしたらいいのか分からなかった。
黄
僕は、必死に手を伸ばした。
そうすると、彼も僕の方に手を出した。
黄
掴めなかった。
届かなかった。
ガタガタッドンッ
黄
僕は崩れ落ちた。
涙が止まらなかった。
彼に意識はなく、幸い見るからに大きな怪我はしていなかった。
黄
僕は、震える手を必死に動かして、後ろポケットからスマホを出した。
黄
必死になって一生懸命声を出す。
黄
黄
しばらくすると、遠くからサイレンの音が聞こえてきた。
僕は、桃くんと一緒に救急車に乗った。
桃くんは、悲しそうな顔をしていた。