潔 世一
トコトコ)
(ずっと歩いて
足が疲れた…)
(ずっと歩いて
足が疲れた…)
もう一つ おかしいことがある
それは、主催者の声が 聞こえない
勝ったら助かる、と
でも、何も来ない
何も聞こえない
何時からか 蜂楽達の声も
周りの音も
自分の音しか 聞こえない
怖い
怖い
誰かっ、 助けてくれ
潔 世一
何で、こうなったんだ…
ある部屋の前で 止まったら声が聞こえた
今なら悪魔でも 悪霊でも、悪人でも 何でもいい、 だから
主催者(?)
なぁ、
助けてあげようか?
助けてあげようか?
潔 世一
助けて、くれっ(泣)
???
…ニヤッ、交渉成立
???
俺の名前は、
???
糸師 冴だ
冴
よぉ、久しぶりだな
潔世一
潔世一
潔 世一
…は?
冴
そしてお前は
「こっち側」だ
「こっち側」だ
潔 世一
主催者側…か…?
冴
あぁ、そうだ
冴
助ける代わりに
仲間になれ、潔世一
ならないのなら
仲間になれ、潔世一
ならないのなら
冴
負けた奴らの
魂を消滅させる
魂を消滅させる
潔 世一
っ!?(嘘じゃない)
潔 世一
分かった
冴
ニヤッ、それでは
第二ラウンドの開催だ
第二ラウンドの開催だ
冴
あ、あと、
ゆらはもう要らない
ゆらはもう要らない
ゆら???
了解です。マスター
ゆら???
(自分の首に
銃を向ける)
銃を向ける)
ゆら???
バンッ!!!
ゆら???
バタッ
潔 世一
…
潔 世一
(感覚が…
自分が狂ったか)
自分が狂ったか)
潔 世一
ハハッ、ハハハハッ!!!
冴
お前も俺と一緒、だな
冴
(お前も
堕ちたか地獄に)
堕ちたか地獄に)
潔 世一
…
潔 世一
「マスター」
よろしくな
よろしくな
冴
あぁ、
「管理人」よろしく
「管理人」よろしく
冴
…さぁ、
第二ラウンドの開演だ
第二ラウンドの開演だ
オマエモジゴクヘ
…黒幕は貴方達を見ている。
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