ある日、俺がいつものように 祈るふりをしていた時のこと
神父
nk
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愛想を振りまいて
神父
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神父
神父
nk
何言ってんだこいつ、と 思いながら忠実なシスターのふりをする
とん、と胸元に指を置かれる
全身に鳥肌が立った
神父
信頼のために、頭を下げる
去っていく神父の後ろ姿に 中指を立てながら
触られた胸元をぱっぱと払った
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shk
sm
nk
shk
nk
sm
nk
夜、眠れなくてなんとなく此処に 来てしまった
夜の教会はとても静かで
俺の足音だけが響き渡る
神の前で止まると、膝を付き
今度は祈るふりではなく、本当に祈る
そこにカツ、カツと誰かの足音が 響いた
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もう全員寝静まってる筈なのに
誰だ....?
神父
神父
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段々とにじり寄ってくる彼奴に、 嫌な予感がした
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神父
駄目だ、逃げなきゃ
体が拒否してる
逃げろって
頭の中でずっと
力が抜けて、その場に座り込む
神父
nk
やめて、
助けて
そう叫びたいのに
声が出ない
神父はすぐ目の前にいて
パチ、という音と共に 足のガーターベルトが外される
nk
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神父
太ももに手が触れる
視界が滲む
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顔が迫ってきて、もう少しでキスされる そんなときに
バサッ、という大きな音が響いた
nk
協会のステンドグラスを見ると 人影があった
?
その人影には翼が生えていた
どう考えてもヴァンパイアだ
神父
神父
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ヴァンパイアだとわかった瞬間 神父は逃げてしまった
生憎俺は力が入らなくて立てない
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そう言いながらステンドグラスから 降り、俺の目の前まで来る
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涙ぼくろが目立つ、整った顔だった
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パチン
と、しっかりガーターベルトは 付けてくれた
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nk
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またバサッ、と音を立てて 何処かへ消えてしまった
柊
柊
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コメント
2件
青い瞳…ほくろ…誰やろなぁ(すっとぼけ)
なんか好きだったので100にしときました!