コメント
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うわー!! めっちゃキュンとしました😫✨ 司くんが寧々ちゃんを渡せないって言うところはにやけまくりました笑 後輩くんも可愛いしいい子ですね。 登場人物全員好きになりますね☺️
司くんと寧々ちゃんが永遠に幸せでいられることをほんとに心から祈っちゃいますね(-人-)
すみません、不具合等ありまして全然コメント出来ませんでした💦 彼女、いるの…😭 って思ったら、マネージャーで、しかも彼氏いて なんか、こっちまでほっとしました🤭 最後の、好きっていうのが もう、想像しただけでにやけちゃいました😍 (いやキモイ)
寧々
司
白い息が口元を濁らせる
マフラーが恋しい季節
寧々
司
司
クシャッと目尻に シワを作る笑い方
10年前とずっと変わってないなぁ
昔から家が近くて ずっと二人で遊んでたっけ
寧々
ちょっと嬉しかったのは内緒
この気持ちも10年前から ずっと変わってないからさ
人気のない通学路はいつも なんだか寂しい感じがあるのに
君がいるだけで
特別な道を歩いているみたいだった
寧々
司
寧々
司
寧々
司
寧々
自分だって未成年のくせに
2つ年上だけど…!!
司
司
寧々
司
寧々
寧々
煽るようにつかにぃを覗き見ると
拗ねたみたいに 顔を背けるつかにぃ
そんなちょっと子供っぽいとこも
変わんなくて ずっとずっと
好きだよ、つかにぃ
司
寧々
思いっきり手を振ると 優しく笑って返してくれた
後輩くん
寧々
放課後の部活時間
いつもの美術室
後輩くん
後輩くん
寧々
不意の一言で咄嗟に出た言葉
後輩くん
寧々
無意識に威圧的になってしまった かもしれない
そんなことを胸の内で懺悔しつつ
寧々
寧々
そっと笑って絵に戻った
学校の登下校はいつも一人だ
友達とは家が真反対だし
つかにぃは私より遅いから
今日の下校は ちょっぴり楽しみかも。
つかにぃが居てくれたら もっと楽しいんだろうけどな。
後輩くん
寧々
後輩くん
笑いながら話す後輩くん
猫を飼っているらしく 猫好きな私は気分が上がった
寧々
寧々
後輩くん
慌てて顔を覆う後輩くんに 笑いが込み上げてくる
寧々
後輩くん
その顔は自信に満ち溢れていて
寧々
後輩くん
寧々
寧々
その言葉と同時に伸びをする
凝り固まった背中が音を鳴らした
後輩くん
寧々
ばつが悪くなって目を逸らすと 反対の歩道につかにぃが見えた
寧々
後輩くん
後輩くん
寧々
後輩くんもつかにぃの方を見る
つかにぃの隣には 同じ制服を着た女の人がいた
誰だろう、あの女の人
彼女…かな
寧々
寧々
絵の具が滲んでいくみたいに 悲しい想いが胸に広がる
滲んだ視界もタイミング悪いな
丁度、つかにぃ こっちに気づいちゃったじゃん
後輩くん
背後から聞こえる 後輩くんの声
つかにぃが、彼女持ちだなんて 確定したわけじゃないのにな
後輩くん
後輩くんに回り込まれたことで 行く手が塞がれた
それと同時に、我に返る
寧々
寧々
後輩くん
後輩くん
寧々
ふとつま先を見る後輩くん
後輩くん
寧々
後輩くん
後輩くん
パッと顔を上げた後輩くんは 水泡が弾けたみたいに
紅色に染まって儚い
寧々
覚えて間もない名前を呼んだら
後輩くん
司
寧々
背後から、聞き慣れた つかにぃの声がした
暖かくて、優しくて 安心する声
寧々
司
寧々
司
司
私を安心させるようにそう言って 頭を撫でてくれるつかにぃ
やっぱり、大好きだなぁ つかにぃ。
司
司
後輩くん
何処か不満気な後輩くん
でも、納得したように
後輩くん
後輩くん
清々しい顔で踵を返して行った
司
寧々
後輩くんとは反対方向に つま先を向けて歩きだした
朝より冷え込んで 手が冷たい
寧々
司
寧々
寧々
司
寧々
渾身のツッコミを入れて 体当たりすると
その拍子に手のひらを掴まれた
司
寧々
司
目、反らしたから照れたね
耳まで真っ赤なのは 私だけの秘密。
ね、別の意味で 頬が赤いのは私だけ?
これからもこんな他愛ない会話が続きますように
この淡い恋が 色濃く愛になるまでさ。
寧々
寧々
司