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注意書き用
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心配そうにココアを人数分用意する雲雀と、その様子を見つめるアキラ。 慣れた手つきで器具を扱う様子は見ていて気持ちがいい。
すると、トイレの方向からセラフを呼ぶ怒気を孕んだ奏斗の声がした。驚き、その方を見る雲雀に涼しげな顔でアキラは言った。
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雲雀はカラッとした笑顔を見せて、3人へ向けた軽食作りに戻った。
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トントンと扉をノックされ、奏斗は驚きでびくりと震える。 そして聞こえた無責任ともとれる声に苛立ちを覚えた。
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あっけからんとしたその態度に奏斗は怒りよりも『こういう奴だ』という諦めが出てきた。 やや間を空けて、トイレの鍵を開き、意を決してセラフの前へと姿を見せる。
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顔も体も熱い、きっと醜いぐらい真っ赤になっている。そう思うと見慣れてるセラフの顔も見れない。 ふいに顎を指でくすぐられ、そのまま頬を包むように手が伸びてくる。
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甘くなる雰囲気に耐えきれず、その場を去ろうとする奏斗。だが、セラフに腕を強く引かれ、その胸元へ飛び込んだ。
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赤い羽織をふわりと翻し、一人先へ出ていくセラフ。 奏斗は口に残る感触を拭えないまま、後を追いかけその場を後にした。
キッチンの方からはとても甘い、けれど苦みのある香りが広がっていた。
〜おわり〜