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いつしか向けられなくなった _ " 愛 "

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いつしか向けられなくなった _ " 愛 "

1 - 生きる意味が消えた瞬間

♥

46

2024年12月12日

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No.4_🐶

🐶の母

🐶の父

お坊さん

いきなり始まります

アンチ様❌ No.4_🐶side

お坊さん

(お経を唱え中)

ポクポクポクポク

No.4_🐶

......、、、

俺の名前はないこ つまらない生活を送っている 今は中学3年生で 季節は夏休み下旬頃だ 小学校からの親友を自殺で 亡くしてしまった

今日はその親友のお葬式に 来ているのだ 平日だから勿論学校はある だけど一番大切にしていた親友の為 外に出て誰かと話す気力すらも 今の俺にはなかった 。

例えズル休みだと言われようとも 好きなだけほざいてればいい。 俺の気持ちがそれで分かるわけでは 無いのだから...、、

No.4_🐶

なんでもっと早く .. 、

なんて言葉を軽く零しては 俺は涙さえも流す事ができずに ただ立ち尽くすしかなかった

🐶の母

うぅ ッ .. 、(泣)

🐶の父

っ ... (泣)

No.4_🐶

...............

何でこうなってしまったんだろう

何でもっと早く気付いて あげられなかったのだろう...。

No.4_🐶

はは ッ .. 、、笑

いや、気付いてあげられなかった んじゃない... 気付いていたのに... 助けることが出来なかったのだ... 俺は馬鹿だ... 世界でたった一人の親友が 苦しんでいる事に 気が付いていながら... 手を差し伸べてあげることが 出来なかったんだ...

本当は助けてあげたかった... これは嘘でも虚言でもない 紛れもない真実...

だけど... 弱い俺にはどうすることも 出来なかった... ただ話を聞いてやることしか 出来なかったんだ...

それでもあの人は... 毎日俺の隣で笑ってくれた... その笑顔が..、 眩しくて、優しくて、愛らしくて 頭から消えてはくれないのだ...

No.4_🐶

何でかな...

〜 数 時 間 後 〜

〜 帰 宅 後 〜

No.4_🐶

はぁ ~ .. 、

ぼふっ (ベッドに倒れ込んだ音)

No.4_🐶

何でもっと動けなかったんだよ...

No.4_🐶

俺がもっと早くにあの人に目を向けていたら...

No.4_🐶

まだ..、隣で笑ってくれたのかな...

そ の 瞬 間 __ 。

ポタッ (涙が零れ落ちた音)

あれ..、俺...今...

泣いてる...?

No.4_🐶

何で...俺は泣いてるの...?

ポタポタ...

何故か分からないけど... 涙が止まらない...

それは...その理由は...

知っていたけれど その事実に目を向けたくなくて 知らないフリをした...

それを口にしてしまったら きっと... またあの場所に期待をしてしまう から...

No.4_🐶

な...なんで...(泣)

No.4_🐶

涙止まんない...(泣)

No.4_🐶

一番苦しいのは俺じゃ無いはずなのに...(泣)

No.4_🐶

どうして...!(泣)

No.4_🐶

なんでよ . . 、!(泣)

No.4_🐶

何でこんなに胸が痛いの...!(泣)

No.4_🐶

どうしてよ...(泣)

嗚呼

俺は今まで涙が溢れなかった んじゃなくて 涙を我慢してたんだ... 誰にも分からないようにする為に... そんなことしても意味が無い なんて分かっている... 頭では全てを理解している つもりだ...

それでも..、 この引きちぎれそうなほど... 締め付けられる痛みは 和らがないのだ...

分かりきっていても... 辛いのだ... 一番大切にしていた分... 失ったショックがあまりにも 大きすぎたのだ...

No.4_🐶

帰ってきてよ...(泣)

ギュッ... (ベッドシーツを握る音)

No.4_🐶

お願いだから...(泣)

No.4_🐶

側に居てよ...(泣)

No.4_🐶

俺今まで以上に頑張るからさ...(泣)

そんな事を嘆いても... 願っても、泣いても 思っても、叫んでも... 失われた命が戻ることは 二度とないのだ...

No.4_🐶

嫌だよ...(泣)

No.4_🐶

まだ話したいこといっぱいあるんだよ...?(泣)

そんな戯れ言を言ったところで... 何も変わらない事くらい... 俺がよく分かってる...

泣いたところで 時間は止まって寄り添って はくれない... だからこそ残酷なんだ... 大人の世界も子供の世界も 関係無しに...

No.4_🐶

痛いよ...(泣)

🐶の父

ないこ...

帰ってきてから ないこはずっと部屋に 引きこもっている...

心配ではあるが... よく話を聞いていたから 俺も胸が痛いんだ... だからきっとないこは... もっと痛いんじゃないかって思う...

今はそっとしておくべきなんだろ... ご飯の時にまた来よう...

No.4_🐶

ん..んん...、、?

No.4_🐶

今何時だ...、?

あれからどれ程の時間が 過ぎたのだろうか...

気が付けば眠っていたようだった

No.4_🐶

...

No.4_🐶

やっぱり...現実なのか...

一番大切にしていた親友が居ない 事実を塗り替えたい... 全てを無かった事にしたい...

もう..、誰とも関わりたくない...

No.4_🐶

そうすればきっと...

No.4_🐶

傷付かなくて済むよね...

No.4_🐶

ん..、誰だ...、?

ぽちぽち (スマホ弄る音)

No.2_🦊

ないちゃ ~ ん !

No.2_🦊

今暇 ~ ??

No.4_🐶

ほとけっちか...、

No.4_🐶

どうしたの...?

No.2_🦊

ないちゃんち行ってもいい?

No.2_🦊

今から遊ぼうと思ってさ!

No.4_🐶

あ〜...

No.4_🐶

ごめん...今ちょっと体調悪くてさ...

No.4_🐶

移したら大変だからまた今度遊びにおいでよ...

No.2_🦊

え?!大丈夫?!

No.2_🦊

体調悪いならゆっくり休んでね、?!

No.4_🐶

うん..、ありがと...

No.4_🐶

心配かけてごめんね...

No.2_🦊

いやいや!

No.2_🦊

僕のことは気にしないで!

No.2_🦊

スマホ置いてすぐ寝てね、?

No.4_🐶

そうする...

No.4_🐶

おやすみ、ほとけっち

No.2_🦊

おやすみ!

No.4_🐶

俺って最低だな..、

No.4_🐶

大事な友達に心配掛けて...

No.4_🐶

挙句に嘘までついた...

No.4_🐶

ほんと...つくづく嫌んなる...

No.4_🐶

少しでいいから寝よ...

No.2_🦊

ねね !皆 ~ !

No.1_🐤

な ぁに ~ ?

No.6_🦁

ん〜?なんや?

No.5_🐱

どうしたん?

No.3_🐰

ほんま急やな?w

No.2_🦊

ないちゃん今体調悪いんだって

No.3_🐰

え?まじ?

No.2_🦊

それでさ、何かお腹に優しいもの持って行こうと思うんだけど

No.2_🦊

皆どう思う ~ ?

No.5_🐱

珍しいやん

No.5_🐱

皆で行ったるか

No.1_🐤

あ、それめっちゃいい

No.3_🐰

僕もええと思うで?

No.6_🦁

俺も賛成やな

No.6_🦁

ないこにはちょっとでも早く良くなって欲しいし

No.2_🦊

お!じゃあいつもの場所で待ち合わせでいい??

No.1_🐤

りうらはいいよ ~

No.3_🐰

僕もええよ

No.5_🐱

まろも ~

No.6_🦁

俺もや

No.2_🦊

OK ~ !

No.2_🦊

じゃあ今から集合ね!

No.2_🦊

また後でね ~ !!

もか(主)

最後まで読んで頂きありがとうございます!

もか(主)

このお話に出てきている内容は実は本物で、私の身に起きたことを書こうと思いこのような形で投稿させていただきます

もか(主)

不快に思うかもしれません...

もか(主)

ですが、何より辛かった記憶を何かしらの形にしなければ...命がたまに軽く見えてしまうこともあると考えました

もか(主)

そんなことは無いと、断言できる人は居ないと思います

もか(主)

失われた命はもう二度と戻りはしません。

もか(主)

その人と関わることは本当に必要なことなのか...、はたまた縁を切っても大丈夫なのか

もか(主)

よくよく考えた上でのご決断をして欲しいと願い

もか(主)

書こうと決めました

もか(主)

自分にとってマイナスになるのであれば、すぐに辞めた方がいいです

もか(主)

でももし自分にとってプラスなのであれば続けていけば良いと思います

もか(主)

ただ一つ一つの日々を当たり前だなんて思わないで欲しいです...

もか(主)

私たちは奇跡のまた奇跡の上に乗って生きています

もか(主)

生まれて来られない赤子も居れば、障害を纏った姿で産まれてくる赤子もいます

もか(主)

私は生まれてくるだけでもかなり運がいいのだなと思い、改めて母に感謝しました

もか(主)

どうか、生まれて来なきゃ良かった、とか、タヒねばいいんだ、とか思っても行動に移してはなりません...

もか(主)

強く否定する訳ではないですが、自分という存在は以外にも愛されてます

もか(主)

ですから胸を張って生きられなくても、ちょっとずつ進むだけでも成長です、生きててくれてありがとうございます🙇🏻‍♀️

もか(主)

ここまで長い話に付き合わせてしまいすみません💦

第2話もございますので後々書いていこうと思います

もか(主)

お疲れ様でした

いつしか向けられなくなった _ " 愛 "

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