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嘘つきな君と 知らない私

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嘘つきな君と 知らない私

1 - 嘘つきな君と 知らない私

♥

4

2020年07月01日

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蘭子

蘭子

あのさー

蘭子

蘭子

明日って 空いてる?

玲翔

玲翔

明日?

玲翔

空いてるよ!

玲翔

玲翔

どうした?

蘭子

蘭子

私の家来てくれないかな?

玲翔

玲翔

いいよ!

玲翔

玲翔

じゃあ、また明日!

蘭子

蘭子

うん。

私たちのいつもの会話(LINE) そう、ここまでは いつも上手くいくんだ。 そう、 ここまでは‥

蘭子

あっ

蘭子

自己紹介がまだだったね

蘭子

私は、蘭子(らんこ)

蘭子

そして、さっきLINEしてた人が

蘭子

私の彼氏の

蘭子

玲翔(れいと)

蘭子

もうすぐ付き合って、2年目なんだけど。

蘭子

いつも、あんな感じで、私から誘って、遊ぶ感じ。

蘭子

そう、いつも私からなんだ。

蘭子

日頃のデートも

蘭子

LINEも

蘭子

ぜーんぶ!

蘭子

でね、

蘭子

最初の頃は、たくさんデートも行ってたんだけど

蘭子

最近は全然行ってないんだーー

蘭子

でね、話少し戻すんだけど、

蘭子

誘うところまではいつも上手くいくんだ。

蘭子

だけどね、

蘭子

その日になって、

蘭子

「やっぱごめん!
用事できた。」

蘭子

とか、

蘭子

毎回。

蘭子

まあ、ホントにたっまーーに

蘭子

成功するときもあるんだけど。

蘭子

でもさー、考えてみてよ。

蘭子

デートの日になって、

蘭子

朝から早起きして、

蘭子

いつもはしないような、おしゃれして、

蘭子

いつもより何倍も綺麗にして、

蘭子

何回も鏡みて、

蘭子

ただ彼に可愛いって思って貰えるように。

蘭子

服とかも、何度も何度も悩んで、

蘭子

あんまり、気合い入れすぎないように、

蘭子

でも、念入りに、

蘭子

それで、完璧にした時に、

蘭子

無理。

蘭子

って、なんなのそれ!!

蘭子

ほんとありえない。

蘭子

そんなんだったら、最初からそんな期待させるようなこと言わないでよ。

蘭子

私は何回断られても、

蘭子

次こそは!

蘭子

って何回も誘って、

蘭子

みじめ。

蘭子

ねぇ、

蘭子

知ってるんだよ

蘭子

あなたに、

蘭子

私じゃない好きな人がいるってこと。

蘭子

それでね、

蘭子

私と会うはずだった今日だって、あなたはあの子と会ってる。

蘭子

私ね、

蘭子

知らないよ。

蘭子

何にも。

蘭子

ううん。

蘭子

知ってる 本当は。

蘭子

でもね、私、知らないふりをする。

蘭子

今日も、明日も。

蘭子

馬鹿だなー

蘭子

私。

蘭子

こんなことして、苦しいだけなのに。

蘭子

それでもあなたと別れたくないよ。

蘭子

たとえあなたに気持ちがなくても。

蘭子

形だけでも繋がってたい。

蘭子

だって、別れちゃったら、

蘭子

本当にばいばい

蘭子

それは、それだけは、嫌だよ。

蘭子

でも、苦しいよ。

蘭子

ねえ、私からは無理だから、

蘭子

あなたが私を突き放してよ。

蘭子

二度と近寄れないように。

蘭子

はぁ、

蘭子

今日は玲翔が来る日か、

蘭子

どうせ来ないだろうけど。

蘭子

一応、ね。

蘭子

もうそろそろかな?

玲翔

ごめんくださーい。

蘭子

え!

玲翔

蘭子はいるよー!

蘭子

う、うん!

玲翔

おー久しぶりに来たかも!

玲翔

久しぶり!

蘭子

久しぶり!

ねえ、 どうして、来るの? もしかして、別れる? ねぇ、やっぱりやだよ そんなの耐えられない 耐えられるわけない でも、わたしがのぞんだんだよ? いまさら、何言ってるの? もう遅いよ。

蘭子

今日は来てくれたんだ。

玲翔

…うん。

蘭子

あっなんか飲む?

蘭子

昨日ねー玲翔の好きな、コーヒかってきたんだよー

玲翔

蘭子。

蘭子

?ん

玲翔

あのさ、

玲翔

話したいことがあるんだ。

蘭子

えっ、

蘭子

何?

蘭子

どうかした?

蘭子

なんか真剣そう。

蘭子

何なの?深刻な話なの?

玲翔

うん、まぁ、

蘭子

そっか、何?

玲翔

あのさ、

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