静まり返ったリビングに二人きり。 万次郎は雨がアスファルトに弾ける音を聞きながら透明な雨粒にまみれた窓に手を当て、いつもより暗い外を興味津々でじっと眺めている。イザナは変化した天候に興味を示さず、椅子に腰を掛けたまま静かに雑誌のページを捲っていた。
万次郎はイザナの手から雑誌を取り上げ、ぽい!とその辺に投げ捨てると無邪気に笑った。そして当然の如くイザナの膝に跨り、絶対嫌がられるだろうなと思いつつも スリスリと頬を擦り合わせ
不愉快極まりない故顔を顰めた。 擦り寄ってくる万次郎の顔をすぐに押さえ付け、グググ…と向こう側に退けようとするも中々離れないので苦戦している模様。
頬を擦り合わせるのをやめた万次郎。 今度はイザナの首に腕を回し、甘えるようにぎゅっと抱き着いてみる。
眉を下げ、寂しげな顔で小首を傾げ イザナを見詰める。
膝に跨っていた万次郎は膝の上からそそくさ降り、「早く行こう」と 座っているイザナの腕を荒く掴めば 思い切り引っ張って自室へ早足で向かった。
万次郎はどこからともなく何かを取り出した。 得体の知れない液体が入った小さく細い瓶、 恐らく「媚薬」であろう物と 「ローション」だ。 万次郎の言う 遊び とは、 公園で子供達が鬼ごっこをしたり隠れんぼをしたりする方の遊びではなく、ちょっぴり…いいや、かなり大人な遊びの方である。
万次郎の手には拒絶反応が出る程の物が二つも握られている。これは絶対にまずい、と確信したイザナは即座に逃げようとし、部屋の扉のドアノブを強く握った。
普段よりもワントーン低い声色で名前を呼ばれたイザナは少々震えながらも恐る恐る振り返る。 万次郎は不気味な笑みを浮かべていた * 1歩…また1歩、ゆっくりゆっくりイザナに歩み寄る万次郎は 地道に距離を縮めつつ、手に持っていた小さな瓶の蓋を開け、 媚薬をあっという間に口内へ流し込んでしまった。 そして振り返った「兄」の前に立てば、万次郎は相手の隙を突いて 喰らいつくようにイザナの唇を奪う。
ゴクッ__ イザナの口に流し込まれたものは 正真正銘の媚薬。 万次郎はあらかじめ媚薬を口に含んだままにしておき、隙が見えたらイザナの口に移す計画を立てていた。 そしてそれは安易に成功し、反射で媚薬を飲み込んだイザナの様子が少し変わる。
万次郎はイザナの頭に手を乗せ ぽんぽん、としてやった。 まるで幼い子を褒めるように。
イザナはほんの少し触れられただけで辛そうに下唇を噛んでいる。 どうやら感度が上がった自分のカラダにまだまだ慣れていないようだ。
軽々とイザナを抱き上げた万次郎は 毎晩自分が寝息を立てて寝ているベッドに体を下ろしてやり、その後自分も寝台に乗っては早々脱ぎ散らかす。 上手く抵抗出来ずに悔しがる兄貴を嬉しそうに見詰めながら、万次郎の手はイザナの服を次々に脱がせていく。 勿論……下穿きも容赦なく。
イザナの態度に腹が立った万次郎が 眉を寄せて不機嫌そうな表情を見せたその数秒後、互いの唇を重ねて口付けを交わした。 万次郎は躊躇無くイザナの口内に蜜絡みの舌を忍ばせ、 くちゅ…♡くち♡くち♡と厭らしい水音を立てながら舌を絡めて深くまでたっぷりと満たしていく。
イザナの口内から非常にゆっくりと引き抜かれた万次郎の舌によって長いようで短かった口付けは終わった。 余韻に浸っているイザナは未だにピクピクと肩を震わせており、媚薬で倍になった快感を身に受けて辛そうな顔をしている。
万次郎はイザナの首を掴み、 ぎゅぅぅ゙…と強く強く絞めた。 どうやら無理矢理言う事を聞かせようとしているようだ
相手の発言に怒りが増した故、 万次郎は首を絞める手に より一層力を込める。
パッと手を離し、イザナには呼吸を整える時間が与えられた。
万次郎はイザナの脚を掴んで慣らしやすいように広げさせ 準備していたローションを手に取り、 適量出して右手の指全体に塗りたくれば手始めに人差し指を孔にあてがって 「力入れるなよ」 と声を掛け
ずりゅんっ!♡♡ * 狭い狭い肉を一本の指が掻き分け、 若干深い位置まで人差し指が呑み込まれた。
ぐぷぷ…♡にゅぽんッ゙!♡♡♡
指先で入口を擦られ、万次郎にほんの僅かな焦らしを受けるだけでも小さな声が漏れる。 ぁ、指がもう一本来る、来る、 自然と期待してイザナの小さな穴はヒクヒクと疼いて止まらない。 確り期待通りに中指が挿入され、イザナのものだとは思えない声を上げては ビクッ♡ビックン♡♡ と背筋を大きく反り返らせて気持ち良さそうに暴れていた
ぐり、ぐり
ぐり…ぐり…
こりこり♡
ᝰ♡ イザナは射精感を感じた。 下腹部へちらりと目線をやれば自分の腹に白い精液がかかっているのがよく見えるし、 肌に熱い液体がかかる感覚もちゃんと分かる。媚薬で盛られた感度のせいか、イザナは弟の前戯で達してしまって恥ずかしくなり 気付けば耳に熱を持って顔中が真っ赤に染まり出し
こりゅ♡こりこり♡♡
こり♡こり♡こり♡
ごりっ♡ごり♡♡ごりゅん♡
万次郎は ぬぽん、と音を立ててナカから 指を引き抜き ベトベトになった二本の指を幸せそうにしゃぶる。 一方、イザナは はふはふと浅く呼吸をしながらすっかり蕩けきった模様。 痙攣しているかのようにピクピクと小刻みに震え、口からはだらしなく唾液を垂らしていた
好奇心旺盛な万次郎はイザナの胸にある突起を きゅっ♡ と摘んでみる。
万次郎はイザナの畝る腰を捕まえ、がっしりと掴んで固定すれば 硬くなった性器を慣らした後ろに擦り付ける。 興奮のあまり背筋が震え、常にゾクゾクしていた。
ぢゅぱんっっ゙♡♡
ぱちゅ♡ぱちゅっ♡♡ぱちゅ♡ * 万次郎は夢中で腰を打ち付けた。 気持ちが良くて仕方ない。 互いの呼吸が徐々に荒くなっていく、 行為の激しさもどんどん増していくばかりだ。 イザナは無意識の内にナカを きゅぅ♡と締め付け、自ら得る快感を増やしてしまい 痙攣が止まらなくなっていた。
鈴口でイザナの前立腺をぐりぐりと抉ってやれば「もっと」と強請ってくる。愛らしくて胸が痛い。 万次郎は更に興奮を煽られ、奥深くまで突き上げ続けた。
ごちゅッ!♡♡ごちゅん♡ばちゅっ♡
ずりゅん♡♡ずちゅっ♡ずちゅっ♡ずちゅ♡♡
ぱちゅんッ゙!!♡♡♡♡ * 最後に一度力強く腰を打ち付ければ 万次郎は熱々になったイザナのナカに どっぷりと白濁を流し込んだ。
「見るな…」 溢れてくる涙を頬に伝わせながら イザナは自分の陰部を手で隠す。 * ぷしゅ…♡ * 射精が出来なくなった性器は潮を吹いた。 赤らめた顔に涙が良く似合う。 今この時しか見られないイザナの顔を見た万次郎。処理しても処理しても性欲が湧き出てきてしまうのも仕方の無いことなのかもしれない。
結局真一郎とエマが帰って来てもハメまくった。 _________________ 万次郎は事後に聞いてみた。 「イザナ、俺のこと好き?」 イザナは答える。 「お前のちんこは気持ちいいから好き。」 万次郎は怒る。 「俺は!?!?ッ痛ぇ゙!!!」 体を動かすとどうやら腰が痛むようだ その様子を見てイザナは笑う。 「ふははは!!余裕ぶっこいてた癖に!っふは、ッいてててで゙、」 イザナは腹含め全身が痛むらしい。 万次郎は呟いた。 「雨の日って退屈だけど、これからは暇潰せそう。やっぱり、 雨の日はお前に限る」 イザナは苦笑いした。 _________________ 翌日両者戦闘不能…… ♡
コメント
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とりまイザナとマイキーの服マジでよこせ。𐤔
脱いだ服を私に頂戴