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コメ失礼します!どの話もとても面白かったです! 良ければ続きのシーズンを書いて頂きたいです、お待ちしてます!
未飴
楓(主)
楓(主)
未飴
未飴
楓(主)
5ヶ月後 ーNO sideー
おじ(叔父)
未飴
山白夕は、つわりを迎えていた。
彼のお腹の中の赤ん坊は、大きく成長していた。 当たり前だー夕は今、妊娠8ヶ月目なのだから。
おじ(叔父)
未飴
夕の子供は、話し合いの末、未飴が産ませることになった。
何と彼女は米国で「助産師」と「産科医」の資格を取っていたのだ。
楓(主)
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴の瞳から大粒の涙が溢れ出す。
未飴は夕に幸せになって欲しかった。
この世界の誰より幸せになって欲しいし、自分に出来ることがあったら助けたい。
…だから、夕が「子供を産みたい」と言った時、自分が責任を持って産ませると約束したのだ。
でも…
未飴
未飴
このままだと夕が幸せになれない。
それが、未飴にとっては苦しく、悲しかった。
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴はズボンのポケットからハンカチを取り出し、涙を拭いた。
次にティッシュを取り出し、鼻をかんだ。
おじ(叔父)
未飴
未飴
未飴
この時、未飴は密やかに決意したのだった。
自分が持つ全ての手段を使って、専務と接触し、夕の想いを彼に伝えてみせる、と。
ハッピーエンドにしてみせる、と。
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
未飴の決意など露知らず、夕は苦しげな顔でお礼を言う。
出産予定日迄後2ヶ月。
夕にバレないような作戦を立てなければ。
未飴はIQ999+の頭脳をフル回転させ始めた…
出産予定日 当日 11月25日 ーNO sideー
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
オギャー、オギャー!!
未飴
未飴
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
専務
未飴
専務
おじ(叔父)
未飴
未飴
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
専務
未飴
専務
未飴
未飴
専務
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴
専務
未飴
専務
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
未飴
未飴
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
おじ(叔父)
未飴
未飴
そう言って笑った未飴は、夕から赤ん坊を取り上げると、専務へ手渡した。
専務は泣き叫ぶ赤ん坊を慌てて受け取り、あやし出す。
おじ(叔父)
未飴
おじ(叔父)
専務
未飴は叔父とそのパートナーの声を背中に家を出ていった。
未飴
未飴
未飴
買い物を終了させた未飴が、向かったのはー。
ー沢山の墓石が並び立つあるお墓の前だった。
未飴
未飴
ーそのお墓には「山白リク」と書かれてある。
…未飴の初恋、それはー
10年前、アメリカで交通事故で亡くなったー
6歳年上の、実の兄・陸
だった。
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴
未飴の決意に応えるかのように、周囲の木々が優しく揺れたー。
未飴
未飴
未飴
楓(主)
楓(主)
おじ(叔父)