テラーノベル
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拝啓。未来の私へ。
私は今、恋をしています
大好きで、大好きで、大好きで、
2月になって激的に寒くなってくるこの時期
私の手を掴んで君のポケットの中に入れてくれたらなー
なんて、考えて歩く通学路
斜め前に居る君がカーテンでひらひらーってしてて
それが何ともかっこよ過ぎて
ぼーっとしてたら先生に怒られちゃった
そしたら君がこっち向いてイタズラに笑ったの
君にはどーってことない事だろうけど
それだけで私は幸せになる
そんなのって変?
初めてだったの。 こんなに誰かを好きになったこと
だから、気持ちを伝えようと思って
でも、直接想いを伝える勇気は無いし
手紙もなんて書けばいいか分からないし
そんなので躊躇(ためら)ってる間に
君の隣には女の子の影があった
あーあ、何やってるんだろう。私。
涙が、止まらない
拝啓。あの日の私へ。
今、あの2人は結婚をして、可愛い赤ちゃんも居るそうです
小説やドラマの人達のように素直に応援する事が私にはできませんでした
初恋は越えられない。
そんな言葉、嘘だって
次は私が幸せになる番だと思うから
がんばろうと思います
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