ヒカリ
さて、さっきまで1つの国
救ってきたけど…
救ってきたけど…
ヒカリ
次は何しよう。
ヒカリ
ま、のんびり旅でもしよう。
ヒカリ
てか、なんで私は
大魔法使いの
大魔法使いの
ヒカリ
子孫って言われてるんだろう?
ヒカリ
魔法が似てる…?だけなのに…
ヒカリ
私を転生させた
あの神が設定したの…?
あの神が設定したの…?
ヒカリ
だとしたら一言
文句言ってやる。
文句言ってやる。
雪山
ヒカリ
うわっ、寒い…
ヒカリ
こんなことならば上着
持ってくればよかった…
持ってくればよかった…
ヒカリ
…いや家に帰れないから
上着持ってくるの無理か。
上着持ってくるの無理か。
ヒカリ
うわ、ここ滝なんだ…
ヒカリ
とりあえず、さっきの所に戻ろ…
火の精霊
心優しき旅人よ。
お待ちなさい。
お待ちなさい。
ヒカリ
…?
火の精霊
私たちに力を与えてください。
ヒカリ
力?
火の精霊
実はこの山は「暖か山」と呼び、
火の精霊
私たち精霊が守ってきましたが…
火の精霊
氷の精霊がここを
根城にしてしまい…
根城にしてしまい…
火の精霊
ここは「凍え山」と
呼ばれてしまいました。
呼ばれてしまいました。
ヒカリ
それは大変!
ヒカリ
でも、氷の精霊を
制圧するなら力は貸さないよ。
制圧するなら力は貸さないよ。
火の精霊
!?
ヒカリ
話し合いで何とかなるじゃない。
ヒカリ
基本はまずは話し合い。急に
攻撃するなら絶対反撃される。
攻撃するなら絶対反撃される。
火の精霊
そ、それは…
ヒカリ
とりあえず私が山を返して
って氷の精霊達を説得する。
って氷の精霊達を説得する。
ヒカリ
それでいい?
火の精霊
…分かりました…
雪山の奥
ヒカリ
吹雪が強くなってるような…
ヒカリ
クシュンッ!
ヒカリ
んー、寒くて動けそうにない…
ヒカリ
あ、そうだ。
ヒカリ
「暖かく緩やかな風を与えよ」
ヒカリ
『アベラーノ』
ぽかぽか~(暖かくなる)
ヒカリ
うん、暖かくなった!
ヒカリ
氷の精霊!
氷の精霊
…何の用ですか?
ヒカリ
暖か山を返してもらう!
氷の精霊
返したいですよ。でも、居場所が…
ヒカリ
居場所?北の方角に行けば…
氷の精霊
あそこは魔界。寒い所は
一つもありません。
一つもありません。
氷の精霊
だからここを根城にしました…
ヒカリ
そっか、でも…
ヒカリ
まずは火の精霊に謝ってね。
氷の精霊
は、はい!
氷の精霊
本当に申し訳ございませんでした…
火の精霊
そういう理由だったんですね…
ヒカリ
うん、和解できて良かった!
ヒカリ
私はこの山に
祝福でも与えるか。
祝福でも与えるか。
ヒカリ
「聖なる雷よ、祝福を与えよ」
ヒカリ
『聖なる雷の祝福』
(温度が熱いと寒いの 中間になる)
ヒカリ
…さて、旅の続きでもしますか。
火の精霊
ありがとうございます!
氷の精霊
ありがとうございます!