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コメント
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うわあ、ついに告白……! のあさんの「幼なじみじゃなくなりたい」って台詞、すごく響きました。ずっと怖がってた気持ちを勇気出して伝えたのが伝わってきて、橙くんの「私も」で涙が出そうになりました。卒業という区切りを「終わり」じゃなく「始まり」に変える、本当に素敵なエピソードでした。次は番外編なんですね、楽しみにしてます!
卒業式の日。
春の匂いがする風が、校舎の間をゆっくり吹き抜けていた。
教室は笑い声と泣き声が混ざっていて
みんな写真を撮ったり
寄せ書きを交換したりしている。
でもずっと私は
あなたの姿を探していた。
柚木橙
廊下の窓際。
制服姿ののあさんは、いつものように静かな顔で外を眺めていた。
夕陽と春の風がのあさんの髪を照らした。
柚木橙
声をかけると、のあさんは振り返って小さく笑った。
百瀬乃愛
柚木橙
そう言って隣に立つ。
それだけで落ち着く。
小さい頃から変わらない距離。
でも、今日だけは少し違った
卒業したら今までみたいに毎日会えなくなる。
当たり前みたいに隣にいた時間が
終わってしまう気がして怖かった
百瀬乃愛
のあさんがぽつりと呟く。
百瀬乃愛
柚木橙
百瀬乃愛
静かな声。
でもその横顔はどこか寂しそうだった。
柚木橙
呼びかけた瞬間。
彼女の手が私の制服の袖を掴む。
弱く。
でも離したくないみたいに。
百瀬乃愛
のあさんは俯いたまま、小さく息を吐いた。
百瀬乃愛
柚木橙
百瀬乃愛
胸がきゅっと締め付けられる。
百瀬乃愛
震える声。
百瀬乃愛
そんな風に思って居るなんて知らなかった。
のあさんはいつもクールで何でも平気そうだったから
でも今の彼女は泣きそうな顔をしている。
百瀬乃愛
ゆっくり顔を上げたのあさんと視線がぶつかる。
真っ直ぐで、逃げ場のない瞳。
百瀬乃愛
息が止まる。
百瀬乃愛
静かな廊下にその言葉だけが響いた。
百瀬乃愛
制服を掴む指が震えている。
強引な癖にこういうときだけ不器用で。
その姿が愛おしくて胸がいっぱいになる。
柚木橙
声が震える。
柚木橙
その瞬間。
のあさんの瞳が信じられないくらい優しく細められた。
百瀬乃愛
安心したみたいに笑った彼女は
次の瞬間。
私をぎゅっと抱きしめる。
春風がカーテンを揺らす。
制服の匂い。
温かい腕。
早すぎる鼓動。
全部が”終わり”じゃなくて
ここから始まる恋なんだ
と私は初めて知った。
主(瑠花)
主(瑠花)
主(瑠花)
主(瑠花)
主(瑠花)
主(瑠花)
瑠花
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