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2件
とても面白かったです!
こんにちは!
今回で最後となります
少し長めというのと
ちょっとあっち系…も
入っている可能性があるので
嫌な方はスルーでお願いします
それでは本題に入りましょう!
昨日のことから一夜__
僕は後悔した
あの時
"好きじゃない"
なんて言ってしまって
本当は愛してるほど
好きだって言うのに
なんで僕は
素直になれないんだろう
「ダメなヒョンだなぁ…。ヒャヒャ」
「ダメなんかじゃないですよ」
「ん?」
後ろを振り返ると
笑顔で僕の方を見る
お餅…ちゃん笑
「ヒョンはいつでも完璧です」
「…完璧なんかじゃないよ」
「内側はね、」
「…ッ、」
「ヒョン、」
「なぁに。」
「ヒョンを僕で満たしてあげます」
「ヒョンを僕のものだけにしたいです」
「…いいですか?」
「やぁッ、ジミナ…」
「ありがとう。」
「でも、ごめん、」
「それはできない…ッ」
僕は部屋を出た
なんで僕は
人を悲しませることが得意なんだろう
自分が情けなくなる
後ろでただ佇む
ジミナが
見ていなくても
悲しい表情をしているのがわかった
自分の部屋に戻ろうと
2階に上がる
僕の部屋は
ナムジュ二と2人部屋
でも
僕たちの部屋は一番奥にあるから
どうしても
ユンギの部屋を通らなければならない
「…いるかな。」
話したいけれど
気まずい…
すると、
『ッ…ぁあっ…』
聞きたくなかった
ユンギヤの甘い声
『声ッ聞こえちゃいますよ…』
その声は
…ホソガ、?
「っは、?」
僕は走って部屋に戻った
僕とユンギヤだけだと思った
あんな関係になれるのは…
「…どうしてッ、、」
僕は泣くことしかできなかった
でもその目はいつしか
狂気の目と変わっていった
「んぁ…ッ」
「ホソッガ、」
「…なんですか、」
「僕を、満たしッって…」
「もう僕のものですから」
「愛してます」
「ユンギヒョンッ…」
ホソガは
全てが優しかった
ジニヒョンと違って__
あぁ、ダメだ
何故かジンヒョンを思い出して
泣いてしまった
「…ヒョンッ!」
「ごめんなさい…」
ホソガは
僕の泣いてる姿を見て
謝ってきた
なんにも悪くないのに
「痛かった、ですか?」
「ッううん。違うの」
「ちょっと、思い出し泣き、?」
「みたいな、!」
僕はなるべく笑顔でいた
悲しませないように。
「そうですか」
「なら、安心しました。」
そう言ってくれるけど
わかりやすいよ、ホソガ
目の奥が光ってないもん…
「ホソガ、?」
すると
ーガチャー
「!!」
入ってきたのは
ジンヒョンだった。
僕は我慢できなくて
ユンギとホソガがいる
部屋に入った
「!!」
案の定
ユンギは驚いていた
ホソガは
何も言わなかった
「ジンヒョン、」
「なんでッ…」
「…」
「ホソガ、」
『…なんですか』
「ユンギヤのこと、好き?」
彼は少し黙ってから
『…好きです』
『ジンヒョンだけには渡したくないです』
僕の目を睨んできた
「ユンギヤ」
「…はい。」
「僕とホソガ」
「どっちが好き?」
ユンギは
しばらくの間
黙っていた
「…選べませんッ」
『…ッ』
「…そっ、か」
ふーん…
選べない、か…
「ユンギヤ」
僕はユンギを押し倒した
「んっ…!」
『ちょっ、ヒョン!』
僕の中で何かが途切れた
もう何もかも、
「…僕いいこと思いついちゃった」
「ホソガ…」
『なんですか、?』
ユンギヤを
"監禁"しよ?
そうすれば
僕とホソガのものになれる
ね?いいでしょ?
彼らの物語は
まだ始まったばかり__
ーFinー