TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

※パクらないでください!

※千冬女体化

※キャラ崩壊、口調注意 (女体化だからたまに女の子らしい)

※千冬は不良してません× (女子力高いかも?)

では、どうぞ!

松野 千冬

なぁ

花垣 武道

ん?

松野 千冬

俺の事どう思う?

花垣 武道

どうって………相棒だけど?

松野 千冬

だよな…ニカッ

花垣 武道

俺は松野 千冬

そこら辺にいるただの中学生だ

でも俺には相棒がいる

そして、そいつは

俺の好きなやつでもある

でもあいつは俺の事を相棒だとしか思ってねぇから色々とアピールをしている

ってことで今から

松野 千冬

クッキー作るぞぉぉぉぉ!

キーンコーンカーンコーン

松野 千冬

………

作ったのはいいが、いつ渡すか…

教師

次は移動教師だぞ〜

花垣 武道

まじかよ…

今だ、チャンス!

松野 千冬

タケミ…

モブ男子

花垣!一緒に行こうぜ

花垣 武道

おう

スタスタ

嘘だろぉぉぉぉ

あのモブ許さねぇー!!

放課後

よし、いくぞ

松野 千冬

タケミチー!

花垣 武道

ん?

花垣 武道

千冬?

松野 千冬

今日一緒に帰らねぇ?

ここじゃ、まずいから

帰る時に渡すんだ!!

花垣 武道

あー

花垣 武道

ごめん、千冬

松野 千冬

え?

花垣 武道

俺、この後用事あるんだ

松野 千冬

花垣 武道

だからまた明日な〜!

タッタッタッ

相棒なのに、こんなに話せないことってあるか?

松野 千冬

クッキーどうするか…

ってことで、2度目の挑戦!

ガラガラ

松野 千冬

きた!

花垣 武道

おはよー

松野 千冬

タケミチ!おはよ!

花垣 武道

おー、千冬

花垣 武道

朝から元気な

そりゃ、好きなやつに会えるんだから

松野 千冬

当たり前だろ!

松野 千冬

あ、それから

渡すんだ!俺!

松野 千冬

こ、これ

俺はクッキーが入っている袋を渡した

花垣 武道

松野 千冬

や、やる

よし、ちゃんといえたぞ!

花垣 武道

あ、まじ?!

花垣 武道

サンキューな!

そういって相棒が受け取った

松野 千冬

じゃ

花垣 武道

え?

タッタッタッ

花垣 武道

あ、おい!

ごめん、タケミチ

でも、あのままいるとこの

松野 千冬

熱い顔が見られる…

クッキー渡し。ミッション完了

今日の俺、1日バクバク状態だったけど

渡せて良かったわー!

で、明日は何にするか

松野 千冬

………とりあえずいつもより積極的に話しかけに行くか

俺が意識し始めてから

相棒なのに距離は友達と変わらなくなったのだ

だから明日は…

俺的には積極的に!だけど、あいつからは相棒のような距離でいこう

キーンコーンカーンコーン

松野 千冬

タケミチ〜!

花垣 武道

ん?千冬?

花垣 武道

どうしたんだ?

松野 千冬

いやぁ、なんか急に話したくなって…

作戦その1

上目遣い

花垣 武道

そ、そう

効いてる…?

松野 千冬

そんでさ!

松野 千冬

俺、タケミチのそういうとこ好きなんだよな

花垣 武道

へ、へー

作戦その2

好き好き攻撃

松野 千冬

タケミチ!

松野 千冬

さっきのめっちゃかっこよかった!

花垣 武道

かっこいいって…

花垣 武道

ありがとな、千冬

松野 千冬

タケミチ〜

花垣 武道

ん?

松野 千冬

これどこに入れればいい?

花垣 武道

あー、それはあっち

松野 千冬

おー、ありがと

松野 千冬

やっぱ優しいな、タケミチ

花垣 武道

そんな事ねぇよ

花垣 武道

どっちかっつーと

花垣 武道

お前の方が優しいぜ

松野 千冬

えっ

作戦その3

とにかく褒める

だけど、今……

花垣 武道

俺、あっちも手伝わなきゃだからまたな

スタスタ

俺が褒められた…?

結果は俺の敗北だ

なんで俺がこんなに気にしなきゃいけねぇんだよ

褒めてやったのに結局俺が最後に褒められただけなのに

まぁ、そんなとこも好きだけどな

松野 千冬

とりあえず、明日は手紙でも贈ろう…

その日、俺は徹夜で手紙をかいた

翌日

よし、後は渡すだけ…

きっと伝わらないけど贈る

あ、内容知りたい?

残念だけど、内容は教えないぞ

花垣 武道

〜〜〜〜

あ、いた!

松野 千冬

ふぅ、よしいくぞ

いつも通りに…

って、あれ?

あの隣にいるやつ誰だ?

俺は隣にいるやつを見て足を止めた

ピンク色の髪、目が大きく整っている可愛い顔 さらに唇の下にホクロがあってますます可愛く見える

松野 千冬

……

今までだって可愛い子沢山いたのに

あの子は誰よりも可愛い。

今更気づく

俺があんな可愛い子に勝てるはずがない…

俺が俯いて立ち止まっていると

花垣 武道

あ、千冬!

タケミチの声が聞こえた

俺は驚き、咄嗟に走って逃げた

花垣 武道

え!あ、おい!

後ろからタケミチの声が聞こえるが、今はそんな事どうでもいい

タッタッタッ

花垣 武道

千冬…

松野 千冬

俺の学校は屋上が閉まっている

だから

ホコリ塗れの階段

錆びた手すり

階段が汚くなるのも仕方がない

だけど今はそんな事どうでもいい。

松野 千冬

っ……ズッ

今は

「悔しい」

「悲しい」

そして胸が痛い。

あぁ、これが

松野 千冬

失恋か

ユラユラ

ポロポロ

俺は手紙と共に涙を零した

もう

終わりにしよう。

キーンコーンカーンコーン

花垣 武道

千冬〜一緒に帰ろうぜ〜

松野 千冬

おう。

タツ タツ タツ

足音だけが聞こえる

どちらとも無言で歩いている

なにか話さなきゃ……

でも、何を?

花垣 武道

ち、千冬……

俺が考えているとタケミチが口を開いた

松野 千冬

なに…?タケミチ。

俺は静かに答える

花垣 武道

なんか、悩んでるか?

松野 千冬

えっ…

花垣 武道

いつもと違うからさ

花垣 武道

ほら、いつもはもっと元気なのにさ

なんで…なんで…

なんで心配してくれるの

相棒だから?

俺の事相棒としか見れてないから?

そう思うと叫びたくなる

松野 千冬

っ…

でも堪えなきゃ

松野 千冬

な、な、なんでもない…

上手く言えただろうか

花垣 武道

全然そう見えないけど…

花垣 武道

何かあったら言えよ?

花垣 武道

俺はお前の

花垣 武道

相ぼu…

松野 千冬

うるせぇ!

花垣 武道

えっ……?

花垣 武道

千冬…?

俺は心の中で抑えてた叫びを

タケミチにぶつけてしまった

相棒だって心の中で分かってた

今までだって分かってたはずなのに

なぜか今…相棒だって言われると辛い…

気づいたら

ポロッ

タケミチの前で泣いてしまっていた

花垣 武道

ど、どうしたんだよ、千冬?

目の前で慌てるタケミチ

でも、心配してくれている

さっき、タケミチに対して叫んだのに

まだ心配を?

花垣 武道

そんなに言い難いことか?

花垣 武道

なら、無理に言わなくていい

本当にこいつはいつまでも優しい

だから俺は全てが溢れた

松野 千冬

俺、お前の優しさ

花垣 武道

松野 千冬

鈍感な所

松野 千冬

その海のような瞳

松野 千冬

当たり前のように笑う笑顔

花垣 武道

俺は泣きながら言う

それを黙ってタケミチが聞いてくれる

松野 千冬

全てを…ズビ

松野 千冬

嫌いになりたかった!!

花垣 武道

……えっ?

松野 千冬

でも…でも…

松野 千冬

俺はお前にとってただの相棒で…グス

松野 千冬

他の女子みたいに可愛くなくて…

花垣 武道

松野 千冬

ただの馬鹿で。。

松野 千冬

それなのに…

松野 千冬

わかってるのに…グス

どうしても諦められない

松野 千冬

好きなんだよ。

花垣 武道

……え。

あぁ、この相棒関係もここで終わりか

明日からは相棒でも友達でも居られなくなるかもな

松野 千冬

……大好きだった。

松野 千冬

でも…!!

松野 千冬

俺は!!!

ガバッ

松野 千冬

っ…?!

俺がまた叫ぼうとしたら

タケミチに包まれた

心臓がドッと高まる

花垣 武道

それ以上言わなくていい

松野 千冬

……

松野 千冬

なんで…

声が枯れるからとか?

そんなもん、どうでもいいのに。

松野 千冬

俺が考えているとタケミチが答えた

花垣 武道

……俺も千冬が

松野 千冬

花垣 武道

好きだから

松野 千冬

えっ…

ポロッ

花垣 武道

好きなやつを泣かせる俺って

花垣 武道

最低だな

そう言ってるくせに優しく微笑むから

松野 千冬

バカミチ…グス

また泣いてしまう

でも今度はタケミチの腕の中で。

頭を撫でてくれる手が心地いい

帰ったら目を冷やさないとな

俺は場違いなことを考えながら目を瞑った

光に照らされている手紙がポツリ

不器用ながらも丁寧な字

その紙にはこう書いてある

「 」

この作品はいかがでしたか?

444

コメント

16

ユーザー

フォローします!!!!!!!

ユーザー

主様一体私を何回吐血させれば気が済むんですか((

ユーザー

もう結婚しましょう(?)

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚