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お姉ちゃん
はぁ…やっと帰ってこれた…
悠斗
お姉ちゃん…これからどうしよう……
奏音（幼い頃）
…………
お姉ちゃん
まず……みんなを養わなきゃいけない……
結翔
………
奏音（幼い頃）
……まずみんなの火傷を何とかしないと……
お姉ちゃん
！そうだ……（冷凍庫から氷などを出し弟たちの火傷を冷やす
奏音（幼い頃）
（自分の火傷した腕を隠す
奏音（幼い頃）
お姉ちゃん1分ぐらい冷やしてね
お姉ちゃん
えぇ…
悠斗
………
薫
奏音お姉ちゃん……大丈夫？
奏音（幼い頃）
うんﾆｺｯ
あの日から私たちは突然のことで色々混乱していた
それにまだ幼い悠斗、結翔、薫、純玲、志穂が今日こんな目にあった……
それが今までで1番の苦しみだった…
弟たちや妹たちを守れなかったのが……
だから…腕の火傷を私は二度と起こさないようにと残した
私の周りで親を失う気持ちを無くすように
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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