父
なんでいるんだ!!!!
父
死ねと言ったはずだろ!!!
○○
っ...
母
っ...泣
母
お前なんか...っ、産まれてこなければ良かったんだ...泣
○○
っ...
父
出ていけ!!!
○○
っごめんなさい
父
聞こえねぇよ!!
○○
ごめんなさい出ていくからお願い殴らないでください...怯
父
...分かればいいんだ
母
っ...何してるのよ...
母
早く出ていきなさい!!
お父さんの怒鳴り声
お母さんの甲高い声
全てが痛くて苦しかった
あい
っ...お母さん、お父さん...何してるの?
父
っ愛!
父
どうした??もう夜遅いぞ、早く寝ないと...
○○
...
そして2人は
妹の愛をとても愛した
あい
お姉ちゃん、なんでそんな傷...
母
なんでもないのよ?愛?ほら、早く寝なさい
父
そうだぞ、明日も早いだろ
私と接する時には決して見せない
愛おしい物を見つめるような目
愛と私は比べられた
ドンッ
玄関の扉が勢いよく開いた
と同時に、黒いスーツを来た男の人が数人、家に入ってきた。
父
誰だ!!
父は母と愛を守るように
後ろへ下がらせた
母
あなた...っ
男の数は5人ほど
父が抵抗しようと構えた瞬間
カチャ
私の頭に銃口が突きつけられた
あい
お姉ちゃん!
的が私に向いたことをいい事に
父は母と愛を連れて逃げようとした
??
あ?んだこいつ
??
おーい動いたら娘を殺すぞー?
銃口を向けられた私を気にしない父の様子に
何かを感じた男は私から
銃を離した
○○
...
私は、何も言わなかった
??
ちっ、ボスどうする?
ボス
殺せ
ボス
子供は撃つなよ
??
うす!
そう言った男の人は父と母に銃を構えた
母
ひっ...
父
や、やめろ!!
あい
お父さん...っお母さん...
○○
...
ジリジリと迫ってくる男に
父は涙を流しながら言った
父
そいつだ!そいつが悪い!
父
全部○○が悪いんだ!!
父
殺すなら○○を殺せ!!!
最後までなんて意地汚い人だろう
??
黙れ
男は2発で
父と母を殺した
ボス
おい、大丈夫か
地面に座っていた私に
手を差し伸べてくれた
ボス
○○、だろ
○○
っ...
久しぶりに温かい声で呼ばれる
私の名前に
思わず涙を流した。
○○
あ、あなたは...
ボス
...万次郎
??
...
ボス
佐野万次郎だ
○○
万次郎...っ
ボロボロと頬に伝わる涙を
??
俺は三途春千夜
この人が優しく救ってくれた。
○○
っ...
マイキー
梵天に来い
○○
梵天...?
三途
ああ、俺たちの組織だ
あい
お、お姉ちゃん!だめだよ...
しばらく黙っていた愛が口を開いた
あい
梵天って、危ない組織だよ...!
あい
裏社会なんだよ...!!
○○
っ...
裏社会
良くないって事は
充分に承知しているよ
○○
うん
でも
○○
梵天に行く
この人達が差し伸べてくれた手をとって
一緒に居たいと思った
マイキー
...決まりだな
そう言った万次郎の顔は少しばかり緩んでいた
三途
首領、あいつはどうしますか
マイキー
...
愛の事だ
あい
っ...
マイキー
あいつも連れていけ
三途
はい
そう言って、私達2人は梵天という
名の知れた組織に入った。
主
こんにちはこんばんは
主
☻です
主
最近全く更新出来てなくてすみません💦
主
そして今回新しい作品を作り始めました
主
「比べられっ子」
主
妹と比べられ育った○○。精神身体共に弱っていたところを
主
マイキーに救われ、梵天に入る
主
というお話です。
主
ハートが少なかったら消すし、投稿頻度もグチャグチャになりますが
主
是非見てくれると嬉しいです(•ө•)♡