女1
キャー!王子様ぁー!
美優
王子様?
女2
琉誠くん!これ、受け取ってくれないかな?
琉誠
、、、。いらねぇ。ってかウザイ。
葵
こら、琉誠!女の子に優しくする!ごめんね。
女1
葵くん!これ、、
葵
ありがとう嬉しい(^^)ニコッ
美優
そんなかっこいいか?
女1
は?睨
美優
(やべっ。声に出てた)
琉誠
フッ笑
女1
え。
葵
笑った。珍しい。
琉誠
お前。おもしれぇ。
美優
悪口みたいなこと言われて嬉しいんですか?
琉誠
嬉しいんじゃねぇ。お前みたいなの初めてだからよ。
美優
あー。そうですか。
菜乃羽
あれ?琉誠と葵じゃん!
琉誠
おう、菜乃羽。
葵
朝からテンション高いね。
菜乃羽
って、早くしないとチャイムなるよ?
葵
ホントだ。
琉誠
ヤベッ、葵走るぞ。
葵
えっ。ちょっと待ってよー!
菜乃羽
ねぇ、君!名前は?
美優
え?夢園美優です。
菜乃羽
美優ちゃんね。私は、唯川 菜乃羽。よろしくね。
美優
あ、はい。
菜乃羽
琉誠のこと、好き?
美優
え?なんでですか?
菜乃羽
好きじゃないならいいの。
菜乃羽
私、琉誠の婚約者だから。琉誠のこと好きになんないでね!じゃあ、またね!バイバイ(ヾ(´・ω・`)
美優
(婚約者って。なんか、ヤダなー!好きだからという訳じゃなくてさ、なんかさ見せつけられてる感って言うの?そういうのがヤダ。)
美優
別に好きなわけじゃないから。
そんなことを、ぼそっと言っていた。誰にも聞かれていない。そう思ってた。