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ミア
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ミア
クラスに入るといつも私より遅く登校するクラスメイトのミアが私の席に座っていた
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外の方から音楽が聞こえてきた
ミア
ミア
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朝から元気な集団だ
ミア
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ミア
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そう言いながらも、私は廊下から屋上を見てみる
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チェヨン
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いつの間にか隣に立っていたのは二個下の中学からの後輩で、今年入学したイ・チェヨン。
チェヨン
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弁当をぶん投げられ、受け取るのに精一杯だ
チェヨン
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何故あんなにも気難しい彼女と知り合いかというと、きっかけは単純だった
2年前の今頃
彼女の兄と同じ塾に通っていた私
塾からの帰り、彼女が兄を迎えに来たのだが生憎の雨に逢い
置き傘をしていた私が貸した
そこから傘を返してもらってからも幾度となく「お礼」として
ご飯を奢ってもらったり(財布を奪い取られ使えないようにされたり)
荷物を持ってもらったり(リュックを奪い取られて手ぶらの状態にさせられたり)
家まで送ってもらったり(チャリの後ろに座らせられ急発進したり)
.......いわば腐れ縁である
ミア
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ミア
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まだ来ていないジフンの席に弁当箱を置き、再び屋上に目を移す
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クォン
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クォン
と、別館の屋上から見上げてくるいや、誰も解決したなんて言ってない
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クォン
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とにかく、あの人に猫を引渡さなければ
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クォン
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クォン
テンションが上がってるのが目に見えるその人は、汗を拭きながら笑っていた。
コメント
6件
全然大丈夫です😌 私もぜひぜひ!話しかけて貰えると嬉しいです〜🙆🏻♀️あとれいあちゃんが良ければタメで大丈夫です🙆🏻♀️💝
お!ディノくんペンさんなかなか逢えないので嬉しいです〜🥰