コメント
5件
黒子君虐めてきた奴 絶望に叩き落としてやりたい
続きってありますか??
素敵な話でした!
主
主
主
僕には秘密にしていることがある
それは……
モブ1
モブ女1
モブ1
最近頻繁に呼び出されこんな風に……
否、もっと酷い時もあるが暴言を浴びせられるのだ。
まぁ誠凛バスケ部の皆さんやキセキの皆さんにバレたら心配して迷惑かけるだろうから秘密にしているのだが
もう1つ秘密がある。
僕は中学時代の大きな仲違いをきっかけに人前で泣くことをしなくなった。
全くという訳ではなく嬉し涙なら普通に出てくる。
けれど…悲しい涙は日中は全くこなく、夜一気に襲いかかって来る。
泣きたい程嫌な事、辛い事あった時やストレスが溜まっている時それは自分ではコントロール出来なくて
悪夢を見て真夜中に目覚めるのだ。
そしてポロポロと意識もしていないのに涙が止まらなくなる。
中学卒業間際の時
ストレスが溜まりに溜まって、その状態で1ヶ月間何も無かったのに1ヶ月の夜、涙腺は崩壊した。
その日は泣き過ぎて熱が出てしまい、脱水症状紛いのものも起こしていまい、学校を休んだのを覚えてる。
人前で泣くのを嫌う僕にとっては有難いが
もしも……バレてしまったら…
黒子テツヤ
昨日の夜は平気だった。
だが問題は、ココ最近暴言が酷くなっており、ストレスを感じつつあるのだ。それはもう1ヶ月程
そして何時涙腺が決壊してもいい頃…だという時に合同合宿が入った。
キセキの世代を含む5校と誠凛高校での合同合宿が。
黄瀬涼太
桃井さつき
黒子テツヤ
紫原敦
青峰大輝
緑間真太郎
高尾和成
実渕玲央
赤司征十郎
火神大我
赤司征十郎
黒子テツヤ
相田リコ
そうして、2泊3日の合同合宿は幕を開けた
日向順平
大坪康介
葉山小太郎
伊月俊
小金井慎二
アレで優しいの!?
黄瀬涼太
黒子テツヤ
笠松幸男
相田リコ
宮地清志
相田リコ
水戸部凛之助
森山由孝
誠凛メンバー全員のおかずやご飯はお椀の意味ねぇじゃん…って程に大盛りでつがれていた。
赤司征十郎
降旗光樹
相田リコ
誠凛メンバ)ぇぇえええ!!!!
キセキ)!?!?!?!?
高尾和成
黒子テツヤ
高尾和成
青峰大輝
桃井さつき
黄瀬涼太
黒子テツヤ
まじか(´・ω・`)
地獄のようなトレーニングをして、今日だけだろう美味しい夕食を食べ、お風呂に入ってその日は眠りについた。
ちなみに、最初は面倒くさく無い様にと、学校ごとでの部屋割りであったが、明日はどうやら自由でいいらしい。
その日の夜は悪夢を見ずに済んだ為、安心していた。
桃井さつき
そう言って2人が作ったものは普通のカレーであった。
相田リコ
桃井さつき
ナイス火神!!
事情を知っている全員がそう思ったのは内緒だ。
朝食も食べ終わり、体育館へと行けば今日は何のトレーニングだろうかと全員がそわそわしていた。
桃井さつき
森山由孝
伊月俊
黒子テツヤ
黒子が指したのは、体育館からも見える距離にある海であった。
相田リコ
そう言って、夏らしいといえば聞こえが良いが地獄のトレーニングが始まったのである。
まず、体慣らしの為にビーチフラッグの言う名の走り込みが行われた。
しかも、海岸の端から端までを2往復である
そして休む暇も無くビーチバスケである。
黒子テツヤ
何時間も連続でビーチバスケとは流石の運動部でもキツいだろう。
案の定真っ先に倒れたのは黒子であった。
相田リコ
黒子テツヤ
そう言って喜ぶ者、早速海に遊びに行く者、休憩に入る者に別れた。
黄瀬や青峰から泳ぎに行こうと誘われた黒子であったが、とりあえず今は休憩がしたいと言う事で断った。
黒子テツヤ
はぁ、と溜息をついて、でもまぁ皆さん楽しそうだからと笑みを零した黒子であったが…
モブ1
黒子テツヤ
黒子が自動販売機で飲み物を買って、さて帰ろうとした時、不意に声を掛けられた。
しかも最近物凄く聞き慣れた声に。
モブ1
黒子テツヤ
モブ1
モブ女1
モブ1
黒子テツヤ
モブ女1
黒子テツヤ
モブ1
黒子テツヤ
モブ女1
黒子テツヤ
高尾和成
伊月俊
黒子テツヤ
モブ1
黒子テツヤ
高尾和成
黒子テツヤ
伊月俊
高尾和成
黒子テツヤ
高尾和成
伊月俊
桃井さつき
黒子テツヤ
そう言いながら桃井や火神達の元へ行く黒子の後ろ姿を伊月と高尾は心配そうな表情で眺めていたのだ。
伊月俊
高尾和成
それからも、練習後と言うのに関わらず、全員が楽しく時間を潰した。
さあ、これからは皆お待ちかねの部屋割りである。
もはや何と言うか、キセキの世代は全員黒子を指名した。
それに相棒組がついて行く…と言う所までは当然であろう。
女子だからと入れなかった桃井は黄瀬よ黒子っちの寝顔写真送ってあげると言う条件でようやく納得したらしかった。
黒子達の部屋は黒子と火神、黄瀬と笠松、緑間真と高尾、青峰と桜井、紫原と氷室、赤司と実渕の12人のメンバーとなった。
その他も同じ学校の者関係無く、それぞれが、自分のなりたいメンバーとなれて楽しそうであった。
この時までは黒子も何も心配等していなかった。
むしろ今日は疲れたからぐっすり寝れるだろう…と信じて疑わなかった。
モブ1
モブ女1
モブ1
モブ女1
モブ1
モブ女1
モブ1
モブ女1
モブ1
モブ女1
モブ女1
そんな事無い。皆さん僕が必要だって一緒にバスケしようって大切だって……
あれ…………なんで?皆さん離れて行くんですか?
赤司君? 紫原君? 青峰君? 緑間君? 黄瀬君?
モブ1
え?なんで?
桃井さん?
どうして?
火神大我
火神君………?
火神君!?待って、待って
待って下さい……僕を1人にしないで!
黒子テツヤ
どうやら先程までのものは夢だったらしい。
黒子テツヤ
良かった、皆いた。
横で大きないびきをかく青峰達
あれは夢だった。
酷い夢だった。
黒子テツヤ
それが分かると、壙を切った様に涙が溢れてきた。
あぁどうしよう止まらない。
でも誰も起きて無くて良かった。
黒子テツヤ
昼間の事もあって、こうなってしまったのだろうと止まらない涙はそのままにボーッと考えていた。
赤司征十郎
黒子テツヤ
不意に呼ばれた為そちらを向いてしまった…
それが悪かったのか、またはちょうど自分の周りに月の光が指していたのが悪かったのか
赤司と目が合ってしまった
どうしよう、どうして、どうしたら
赤司征十郎
明らかに驚きの表情をした赤司は布団を退けこちらに来るようであった。
黒子テツヤ
頭では止めなきゃと分かっているものの、涙は止まること無く、先程よりも酷くなった気がした。
赤司征十郎
眉間にシワを寄せてはいるが怒っているのでは無く、心配してくれているのは涙を拭ってくれる手から分かった
赤司征十郎
黒子テツヤ
黒子テツヤ
赤司の手を叩いてしまった黒子は驚きで目を見開く赤司より驚いていた。
黒子テツヤ
どうしよう、本当に僕は嫌われてしまう
赤司征十郎
黒子テツヤ
赤司征十郎
どうしよう、どうしよう、どうしよう止まらないし、呼吸もままならない、迷惑なんてかけたくないのに
赤司征十郎
黒子テツヤ
赤司征十郎
黒子テツヤ
赤司征十郎
赤司は黒子の背中を擦りながらだが、黒子から目を離さなかった。黒子の様子を伺うかの様に紅い目は瞬きひとつしていない。
ああ、綺麗な瞳だななんてどうでもいい事を考えられる位黒子は落ち着きを取り戻した。
けれど、まだ涙は止まらない
高尾和成
赤司征十郎
高尾和成
そう言って電気を付けて部屋を出て行くものだから、起き出す者が数名いた。
迷惑なんてかけたくないのになんでこんな時に
赤司征十郎
黒子を安心させる為か、赤司は優しい眼差しを向けた。
高尾和成
黒子が泣いているのをやっと理解出来たからか、反応から分かる位驚いている。
高尾和成
赤司征十郎
高尾和成
緑間真太郎
実渕玲央
紫原敦
氷室辰也
黄瀬涼太
笠松幸男
青峰大輝
桜井良
火神大我
黒子を見た瞬間全員は固まり、その中で唯一正気に戻るのが早かったのが火神であった。
火神大我
黒子テツヤ
高尾和成
紫原敦
今は泣き過ぎて喋れそうに無い為、黒子は首を横に振った
赤司征十郎
黄瀬涼太
笠松幸男
その問いに黒子は頷いた
緑間真太郎
高尾和成
緑間真太郎
黒子テツヤ
黄瀬涼太
赤司征十郎
緑間真太郎
黒子テツヤ
何かを言いたげな黒子を全員で見守ろうとしたのだが
相田リコ
ドアを開けて入って来たのはリコと、桃井で
相田リコ
桃井さつき
日向順平
伊月俊
数分もしない間に合同合宿参加者は全員食堂に集められた。
皆様々な反応を見せたが、黒子の様子を見てからは何も言わなくなった。
黒子は恥ずかしいのか目元をタオルで隠している。
相田リコ
はい、と言う意味を込めて頷きひとつ。
相田リコ
黒子テツヤ
それを聞き全員キセキの方を見るが5人全員驚きの顔をしていた。
頷いた黒子になんとも言えないという顔でキセキは戸惑った……が
その反応で黒子は誰にも言って無かったのだと言う事が分かった。
今吉翔一
黒子テツヤ
黛千尋
黒子テツヤ
赤司征十郎
黛千尋
黒子テツヤ
黛千尋
伊月俊
黒子テツヤ
黛千尋
火神大我
黒子テツヤ
今吉翔一
日向順平
小金井慎二
黒子テツヤ
相田リコ
黄瀬涼太
紫原敦
緑間真太郎
青峰大輝
赤司征十郎
黒子テツヤ
氷室辰也
ふっ、っと優しい笑みを浮かべながら氷室はポンポンと黒子の頭を撫でた。
実渕玲央
ね?と笑顔で実渕は黒子に問いかけた。
笠松幸男
黄瀬の背中をバシッと叩きながら笠松は言った。イタッ!と誰かが叫んだのは放っておこう。
桜井良
何度も頷きながら、すみませんと言いながら桜井が声をあげた
高尾和成
何時もと変わらない悪戯っ子の笑みを浮かべながら、高尾が黒子とキセキを見回した。
ただただ、自分を追い詰めなくていいんだと、そう言いたかったのだ。
相田リコ
リコの言葉により、全員が頷いた。
黒子テツヤ
日向順平
黒子テツヤ
黄瀬涼太
青峰大輝
そう言いながら青峰は黒子の頭をワシャワシャと撫でた。
火神大我
笑いを含めた溜め息を吐きながら火神も青峰に参戦した。
黒子テツヤ
そんなわちゃわちゃした様子とは裏腹に黒子以外の面々の頭の中では、どうやって制裁してやろうかという計画が繰り広げられていたのだった。
合宿が終わった後、モブ達はめっちゃ精神的にボロッボロにされた。
主