この作品はいかがでしたか?
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主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
2014年7月3日
青という少年は、
とにかく阿呆の一言に尽きる存在だった
阿呆であり、音楽バカでもあった
ただのバカであれば無害だっただろう
ただの阿呆だったなら俺と接点を持つことは無かっただろう
だが彼は阿呆極まりない音楽バカであり
俺を散々振り回してくれた
高校3年生の夏
彼は転校してきて
青君
青君
そんなことを言ってきたのだ
わざわざバンド活動禁止の高校に転校してきてそんなバカげた目標を掲げた理由はただ一つ
そこが大好きなバンドの出身高校だったから
それだけだ
青君
青君
さとみ君の少し前に歌ってた時のCDだお
青君
紫君
桃君
桃君
青君
青君
桃君
青君
青君
桃君
3年1組ころん、同さとみ 放課後職員室に来るように
桃君
青君
青君
青君
桃君
桃君
桃君
桃君
青君
桃君
桃君
青君
いじけて廊下を歩いているころんの背中に
桃君
桃君
そう、呟いた
そうだ、俺は知っている
バンドが無事結成されることも
文化祭のライブが成功することも
そして
そのすぐあと、ころんが病死してしまうことも
俺は全部知っている
俺は半年後の未来からタイムリープしてきた
やるべきことはただ一つ
ころんに告白した過去だけを
無かったことにするために
コメント
1件
( ˙༥˙ )ワ〜オ