クロッち!
みなさん!こんにちは
クロッち!
クロッち!です!
クロッち!
前回の話で三ツ谷くんついに産気づいちゃったね!
クロッち!
今日はどうなる!
クロッち!
それでは行ってらっしゃい!
蘭
んじゃ後よろしくね~
竜胆
ソウヤも今日は長くなりそうだから俺の部屋で寝ようか
アングリー
プープー
千冬に任せて3人は部屋から出ていく。
三ツ谷
はぁ、はぁ、
千冬
み、三ツ谷
千冬
妊娠してたんすか
三ツ谷
ピクッ、その声は、千冬
三ツ谷
はぁ、はぁ、
千冬
はい、
三ツ谷
なんで....
千冬
電話でさっきの人に呼ばれて、
三ツ谷
ふーふー、
千冬
とりあえず、まずは楽な姿勢をとりましょう
千冬
その格好では痛いですよね
千冬
俺の上着貸しますよ
千冬
汚れてもいいので気にせず使ってください
三ツ谷
す、すまな、いっ!
三ツ谷
ぐっ、ふーふー
千冬
三ツ谷君、陣痛が始まってからどのくらい立ってますか?
千冬
陣痛の間隔は?
三ツ谷
わかんねーけど多分、8時間くらい
三ツ谷
間隔も短ぇよ...
千冬
8時間...
千冬
(結構たってる、もういつ産まれてもおかしくない)
千冬
(そんな状態なのに裸でズット放置してたのか、鎖に繋いで手の自由もなく)
千冬
あいつら....(ボソッと言う)
三ツ谷
千冬...
三ツ谷
状況は、察したと思う....
三ツ谷
けど何もしないでくれ
三ツ谷
じゃないと、....この子が
三ツ谷
あ"っ!
三ツ谷
っ、ふーふー
千冬
っ....
千冬
わかりました
数時間後
三ツ谷
うっぐ...あ、あぁ....っ
千冬
三ツ谷君がんばってください、もう頭は見えています
千冬
もう少しです!
千冬
ゆっくり息を吸って最後に力を振り絞ってください
三ツ谷
すぅ、はぁ....
三ツ谷
ぐっ、うぅぅぅぁぁぁぁぁあ!
おぎゃーおぎゃーおぎゃーおぎゃー
千冬
生まれた...
三ツ谷
はぁ、はぁ、
三ツ谷
生まれた...のか?
千冬
は、はい!
千冬
元気な男の子ですよ!
おぎゃーおぎゃーおぎゃーおぎゃー
三ツ谷
良かった、
三ツ谷
良かった....
三ツ谷
龍希....無事に産まれてくれてありがとう
ピカッ (一瞬赤ちゃんの胸元がひかり、蛇の刻印が浮かんだかと思うと沈むように消え、赤ちゃんに動物の耳としっぽが生える)
千冬
え、これは
三ツ谷
蛇の力が受け継がれた証だ
三ツ谷
はは、色はドラケンを受け継いで動物は俺を受け継いだか
おぎゃーおぎゃー
三ツ谷
龍希...お前はライオンなんだな
三ツ谷
強く生きてくれよ...
おぎゃーおぎゃー
三ツ谷
よしよし
蘭
あ、生まれたー?
三ツ谷
ビクッ!
千冬
う、産まれましたよ
千冬
と、とっても元気な男の子です
蘭
そっか!良かったね三ツ谷
三ツ谷
ゴロニャン
千冬
!?
千冬
三ツ谷君?
蘭
あーこいつ見た目こうだけどね、中身猫なの
蘭
だから猫の言葉しか喋らないよ
千冬
へ、へぇ~
蘭
ありがとね、出産見てくれて
千冬
い、いえ、
蘭
あとの諸々のことはこっちてみておくから
蘭
帰ろっか君
千冬
う、うっす
蘭
んじゃまた目隠してねぇ
蘭と千冬、部屋から出る
おぎゃーおぎゃー
三ツ谷
よしよし、大丈夫だからな
三ツ谷
俺が何をしてもお前を守るから
三ツ谷
ギュッ
三ツ谷
っ!(後陣痛)
三ツ谷
少しだけ、
三ツ谷
かぁさん休むな
三ツ谷
おやすみ
三ツ谷
龍希
竜胆
お、出産疲れで寝てる寝てる
竜胆
今のうちに
竜胆
(ノ´ω`)ノヒョイ
おぎゃーおぎゃー
竜胆
うるさいなぁ、
竜胆
別に殺そうとはしてないよ
竜胆
長の知り合いにちょっと診てもらうだけだって
おぎゃーおぎゃー
竜胆
よしよし、明日にはちゃんとままに合わせてあげるよー
三ツ谷
うっ、うぅ...
稀咲
気がついたか?
三ツ谷
ビクッ
三ツ谷
だれ、なにしてんの
稀咲
おちつけ、俺は狩人族の専属の医者
稀咲
稀咲鉄太という
稀咲
産後の処理と子供の面倒見てただけだ
稀咲
怪しいことはしてねぇよ
三ツ谷
・・・
稀咲
まぁ、疑うのも無理ねぇよな
稀咲
なんせ誘拐された場所での出産
稀咲
とりあえず手は色々尽くしたからもう問題ないだろ
三ツ谷
!?
三ツ谷
龍希、龍希はどこだ!
稀咲
ガキなら医務室だ、3日立って安静になるまでは俺が預かるよ
三ツ谷
やだ、やだ!龍希を返してくれ
稀咲
落ち着けって
稀咲
あの兄弟には触れさせねぇよ
稀咲
最悪殺すかもしれねぇから
稀咲
俺が責任もって預かる
三ツ谷
信じられるか!
竜胆
信じていいよ
三ツ谷
!?
右のほっぺを赤く貼れさせた竜胆がやってくる
アングリー
プープー
三ツ谷
にゃ、にゃぁ
竜胆
あー俺の前では人間の言葉でいいよ
竜胆
じゃないと俺意思疎通できないし
三ツ谷
・・・何を企んでいる
竜胆
何も企んでいないよ
竜胆
ただ兄ちゃんからお前の子供隠しただけ
竜胆
あの時は上手くはぐらかしたけど
竜胆
そのまま子供放置してたら確実にしんでたし
竜胆
おかげで鞭でぶたれてこの顔
稀咲
あとで見てやるよ
三ツ谷
・・・・
稀咲
こいつらには俺のいる医務室の場所教えてないから奪いに来ることも出来ねぇよ
三ツ谷
ほんとに無事なのか
竜胆
あぁ、
竜胆
俺そうや以外興味無いけど、さすがに産まれたばかりの子供殺したってソウヤにばれたらソウヤ拗ねそうだし
竜胆
親目の前で殺した時もしばらく口聞いてくれなかったし
三ツ谷
・・・
三ツ谷
ほんとに3日間で返してくれるのか
稀咲
あぁ、約束するよ
三ツ谷
・・・
三ツ谷
分かった....信じるから
三ツ谷
龍希に何かあったら許さないからな
稀咲
おう
竜胆
さて、兄ちゃんそろそろ仕事から帰ってくるし
竜胆
俺らはお暇するぞー
竜胆
ソウヤー、またここでまっててな
アングリー
プープー
竜胆
ん、いいこ
稀咲と竜胆部屋を出る
三ツ谷
龍希....
アングリー
『竜胆は嘘つかないよ』
アングリー
『大丈夫...』
アングリー
『出産、お疲れ様』
三ツ谷
『あ、ありがとう』
三ツ谷
『ソウヤは大丈夫だった?』
アングリー
『うん、一緒に寝ただけだった』
三ツ谷
『そっか、良かった』
三ツ谷
『...早く会いたいなぁ』
続く
クロッち!
はい!
クロッち!
今回はここまで!
クロッち!
出産のシーン書くのめっちゃがんばった
クロッち!
難しいねぇ
クロッち!
さすがに産んだ子供そのままにするのもあれだったので
クロッち!
稀咲を医者として出しました
クロッち!
稀咲は敵よりですが敵でも味方でもないですよ
クロッち!
この後どうなりますかね!
クロッち!
お楽しみに!
クロッち!
Good Night