テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
かな
212
ゴンザレス
250
コメント
1件
第2話、読み終えました。桃太郎のモチーフを借りた関係性の痛みがすごく伝わってきました。鬼を♡♡♡た後の腕を掻きむしるシーンと、鐙が差し出す腕——「平気なフリ」の裏にあるお互いの抱え方に切なくなりました。性的な場面も、心が空っぽになっていく様子として描かれているのが印象的です。ラストの「生きててごめんなさい」にぐっときました。この歪な依存関係がどうなっていくのか、続きが気になります。
桃井戸 颯
桃引 鐙
桃井戸 颯
桃引 鐙
桃井戸 颯
この人はつくづく桃太郎だ。そしてつくづく生きるのに向いていない
朝はしばらく事務作業その後は外に出て見回り。鬼がいたら殺す。けど、
鬼を殺したあとこの日だけはどうも苦しい
桃井戸 颯
泣きそうな顔で自分の腕を握ってガリガリと搔く。徐々に腕から血が滴る
桃引 鐙
平気なフリして近づいて抱きしめる。苦しいけどもう、慣れた
桃引 鐙
腕を差し出す。颯は一切の迷いなく鐙の腕を噛む。呻き声のような嗚咽を上げながら泣く
桃井戸 颯
桃引 鐙
軽く流す。平常運転に見せるのがどれだけ大変かわかってない癖に縋り付く。 けど、それでもそばにいてやらないと。
夜。言われた通り、……抱かなきゃならない。これが一番きつい。長年ずっと居た同性に欲情するわけないのに、けどいちばんきついのは、颯の表情を見ること
桃井戸 颯
服を脱いで雰囲気を作る。バカみたいだ
桃引 鐙
桃井戸 颯
口が離れて糸を引いた
桃引 鐙
桃井戸 颯
桃引 鐙
ぐちゅっと性器を颯に入れる
桃井戸 颯
桃引 鐙
桃井戸 颯
始まった。声に色気が消えて無に近づく。 涙の量が増えて表情から心が消えていく。 諦めたような薄い笑みを浮かべて力が抜けて何も無くなっていく
桃井戸 颯
桃引 鐙
颯を抱きしめた。ぎゅっと精一杯
桃引 鐙
桃井戸 颯
もっと抱きしめる力を強くした。俺の方こそ何も癒すこともできなくてごめんなさい