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放課後の校舎は、昼間とは別の顔をしていた
誰もいない廊下、ゆっくり回る換気扇の音
いつも通り、少し遠回りして帰ろうとして
ーーその扉を見つけた
🪟🫶
🪟🫶
理科室の奥
普段は絶対に使われない、白い扉
何となく、引き寄せられたみたいに手を伸ばすと
カチリと音を立てて、あっさり開いた
――次の瞬間
視界いっぱいに広がったのは、
夕焼けの空と
知らない街
🪟🫶
🪟🫶
空は紫とオレンジが混ざっていて
街は静かだけど
どこか”生きている”感じがした
🪟🫶
🪟🫶
🪟🫶
🪟🫶
後ろを振り返ると
さっきの扉はもうない
代わりにポケットの中で
スマホが震えた
ようこそ、”ここは忘れられた放課後”
君が来るの、待ってた
心臓がドクンとなる
怖いはずなのになぜか――
「帰りたいと思わなかった」
貴方は1歩
街へ踏み出す
この世界で何が起きるのか
そして、元の放課後に戻れるのか
それはまだ、
”誰も知らない”