颯咲
よいしょっと
涼秋
相変わらず
涼秋
すげぇとこだな
颯咲
はぁ、仕事とはいえ
颯咲
なんで地獄に来ないといけないのかしら
閻魔大王
そこにいるのは颯咲と涼秋ではないか
涼秋
久しぶりですね
涼秋
閻魔大王様
閻魔大王
はは笑
閻魔大王
ふたりが元気そうで何よりだ
颯咲
閻魔大王様
閻魔大王
……颯咲、、お前に様を付けられると何故か寒気がするからやめてくれぬか…
颯咲
……
颯咲
閻魔
閻魔大王
どうした
颯咲
折り入って話がある
涼秋
今の状況を知っていますよね?
閻魔大王
あぁ、天照から聞いているさ
閻魔大王
悪しき者が天界や地獄、黄泉の国にまで侵入しているのだろう?
颯咲
えぇ
颯咲
犯人には目星がついています
閻魔大王
ほう
閻魔大王
流石、颯咲だな
颯咲
お世辞は結構
颯咲
犯人は雨森家と篠目家
涼秋
そこの奴らが学校で俺たちに対抗してきまして
閻魔大王
ふむ
閻魔大王
それでここまで来てワシになにかして欲しいのか?
颯咲
ご名答
颯咲
雨森家、篠目家で亡くなった者はここにいるか?
閻魔大王
ほとんどが黄泉の国じゃな
涼秋
颯咲、どうして死んだ者に用があるんだ?
颯咲
簡単よ
颯咲
亡き者から話を聞けばいいんだから
閻魔大王
涼秋よ…
涼秋
はい?
閻魔大王
ワシは颯咲が1番怖いぞ
涼秋
あなたは本当に閻魔大王様なのですか…?
颯咲
何をコソコソしているのか知らないけど
颯咲
またここに来るから
颯咲
涼秋行くよ
涼秋
はいよ
閻魔大王
また来ての〜
涼秋
ふぅ…
颯咲
疲れた…
涼秋
思いっきし力使ったからな
涼秋
良かったのか?
涼秋
俺の部屋で
颯咲
えぇ…
秋樹
あれ?
秋樹
兄さんに颯咲さんじゃん
颯咲
あ、秋樹
颯咲
久しぶり
秋樹
久しぶり
涼秋
秋樹どうした?
涼秋
なんか用か?
秋樹
あ、そうそう
秋樹
さっき、飛優さんから電話来て
秋樹
明日、至急話したいことがあるって
颯咲
何かしら…
涼秋
わかった
涼秋
ありがとな秋樹
秋樹
俺は大丈夫だけど
秋樹
兄さんも颯咲さんも無理はダメだからね
颯咲
わかってるよ
颯咲
ありがとう秋樹
茜風
今日の任務完了〜
紗桜
今日は数が多かったね
茜風
最近の現象もあるのかも知れないけど
茜風
多すぎ!
紗桜
ふふっ
茜風
なにさー紗桜
紗桜
茜風はいつも元気だなって
茜風
元気でいないと
茜風
みんなの調子が狂うからね
紗桜
そうね…
茜風
っ…紗桜
紗桜
!?
葉菜
〜♪
海斗
〜〜
葉菜
〜〜?
海斗
〜〜
葉菜
〜!?
茜風
あれは…篠目海斗、?
紗桜
どうして2人が、?
澪
2人が気になりますか?
茜風
え!?
紗桜
っ、!
澪
ダメじゃないですか
澪
六家なんだから護衛を付けてないと
澪
あ、もう話しかけても気絶してるからダメか
葉菜
澪〜!
葉菜
どう?私の演技!
澪
よかったよ
海斗
ふーん
海斗
こいつらが如月茜風と大葉紗桜ね〜
葉菜
なーに海斗
葉菜
目移り?
海斗
んなわけねぇよ
澪
それじゃ、六家の人たちに連絡しますか
澪
六家のみなさーん
颯咲
…どうして茜風のスマホをあなたが使っているの?
澪
そんなの言わなくても分かるんじゃないんですか?
飛優
茜風と紗桜はどうした
葉菜
女二人は私たちが攫ったよ〜
涼秋
雨森!?
弥矢
2人をどこに?
澪
さぁ?
澪
どこでしょう?
澪
自力で探しなよ
澪
早く探さないと2人が痛いめにあうよ?
颯咲
あなた達の思い通りにさせないわ
葉菜
そんなこと言っていられるのも今のうちよ
葉菜
じゃあね〜