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弥代 遥真

(明莉さんといる意味、ないじゃん。)

そんなゲス考えが浮かぶ自分に

心底呆れた。

まいた種を育てないなんて相当タチが悪い

そんなのわかってるけど…。

弥代 遥真

(っていうかカバンは置きっぱなしだし)

弥代 遥真

(普通に平日だから明日までには帰ってくるよな…)

弥代 遥真

(帰ってこなかったら警察だな…)

弥代 遥真

カバン置いてあるしさ

弥代 遥真

明日帰ってこなかったら警察行こう

弥代 遥真

俺も行くから

清水 明莉

…そう…ね

沖城 千夏

りおね

沖城 千夏

りおねー!!

清水 りおね

んー…

沖城 千夏

起きた?

清水 りおね

うん…

沖城 千夏

今日普通に平日ね

清水 りおね

清水 りおね

そうじゃん!!

沖城 千夏

カバンも家でしょ

沖城 千夏

何で置いてきたの

清水 りおね

あー…

清水 りおね

取りに行きます…

沖城 千夏

ついて行こうか…?

清水 りおね

いや、多分ぎりぎりになっちゃうから

清水 りおね

先行ってて

沖城 千夏

…気をつけてね

清水 りおね

うん

清水 りおね

ありがとう

清水 りおね

うー…

清水 りおね

(カバン置いてきたのは致命的すぎる…)

清水 りおね

(入りたくなかったけど…しょうがない)

清水 りおね

(でもお母さんいないからラッキーかも!)

清水 りおね

(早く学校行こ…)

清水 りおね

あ、あった

明莉さんの家の様子を見に行こうと外に出たとき

家から出てきたりおねちゃんと鉢合わせした。

弥代 遥真

あ、りおねちゃん!!

俺の声を聞き、怪訝そうな顔をする。

清水 りおね

えっ…

清水 りおね

(最悪かも)

弥代 遥真

昨日までどこ行ってたの

弥代 遥真

明莉さんも心配して…

清水 りおね

迷惑かけちゃったとは思うけど

清水 りおね

…理由わかりません?

清水 りおね

後急いでるので

清水 りおね

ごめんなさい

いつもとは程遠い、冷たい声でそう言って

りおねちゃんは足早に去っていった。

弥代 遥真

(…やっぱ家出だよね)

弥代 遥真

(はあ…どうしようかな)

弥代 遥真

(警察行くのもだるいし)

弥代 遥真

(適当に誤魔化そう)

弥代 遥真

(…明莉さん本当めんどくさいんだよね)

沖城 千夏

あ、りおね

沖城 千夏

無事到着?

清水 りおね

うーん…

遅刻ギリギリセーフといったところか

チャイムが鳴る前に何とか学校についたらしい。

このしょげ具合は多分

走って疲れたとかじゃないな…

沖城 千夏

…無事じゃなさそう

清水 りおね

あの…

清水 りおね

隣人に…

清水 りおね

話しかけられてさ…

沖城 千夏

…は!?

沖城 千夏

大丈夫なの!?

清水 りおね

うん…

清水 りおね

やっぱりお母さんと一緒にいたみたい…

沖城 千夏

うわー…

沖城 千夏

ていうかりおねのお母さんもだいぶ…

清水 りおね

本当そう!!

清水 りおね

やっぱりお母さんのストーカー?なのかな…

沖城 千夏

だったらもう既に両思いじゃん

沖城 千夏

りおねの部屋に盗聴器仕掛ける必要ある?

清水 りおね

…まだ確定じゃないじゃん!!

清水 りおね

怖いからやめてよ!

沖城 千夏

(…そうだった)

沖城 千夏

(りおねは知らないんだった…)

沖城 千夏

まあたしかにね

沖城 千夏

だとしてもその隣人は黒だよ

沖城 千夏

…お母さんもだけど

清水 りおね

はー…お母さんどうにかなんないかな

沖城 千夏

どうにかって?

清水 りおね

どう関わればいいのか分かんないよ…

沖城 千夏

あー…

この前の事はほんの少ししか聞いてないけど

内容はかなりショックだったから

りおねは精神的にもだいぶキツかっただろう

沖城 千夏

(良くも悪くも…私は部外者…。)

詩音が言った言葉が脳裏にちらつく

詩音なりに『関わりすぎるな』って

伝えてくれているんだろう

沖城 千夏

(今は…どうしてあげることもできないな…)

放課後

顧問の都合で今日は部活が休み。

りおねを待つにしても、帰るにしても微妙な時間帯。

沖城 千夏

(どうしようかな…)

校門でウロウロしていると

目の前に一台の軽自動車が停まった。

沖城 千夏

(迎え?この時間に?)

沖城 千夏

(美術部しかいないけど…)

そう疑問に思ったのもつかの間

中から一人の男が出てきた。

黒髪で、スラッとした、若い男

沖城 千夏

(あ、まさか…)

弥代 遥真

沖城千夏ちゃんだよね?

弥代 遥真

急でごめんね

弥代 遥真

ちょっとお話したくて

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