推しを失っただけなのに

なんで生きてるんだろう

そんなことを考えて今日も起きる

両親は今旅行に行っていて家にはいない

………

もういっそのこと誰か殺してくれないかな

そんなことを考えながらいつもの道を歩く

友達には本当の気持ちは隠す

迷惑だから

一限

二限

三限

四限

いただきます

ごちそうさまでした

五限

六限

………

あの日から全てが狂った

夜は毎日泣くようになって

自傷行為をしてしまうようになって

どれだけ親から愛されても

どれだけ環境に、友達に、親に恵まれてても

生きるのが辛くて

たった1人見たことも会ったこともない推しを無くしただけで狂っちゃった

1人になるたびに考える

みんなはいなくならないと思っていても自分の身近な人は全員いなくなってしまうのではないかと

今日も布団に入って泣く

迷惑かけないように

自分で押さえ込んで

辛い、苦しい、助けてなんていえなくて

生きるのは嫌だけど死ぬのは怖くて

あぁ自分は生きるのに向いてないんだ