俺達の‘’宝物‘’

最近俺は今までのように育児が出来んくなった 笑う事も少なくなったし､食欲は湧かへんし､ 悪阻と同じくらいの気持ち悪さ､吐き気に襲われてトイレに引きこもることも少なくない､なぜか涙が出てきたり､､1番俺が辛いのは､陽の事を可愛ええって思えん事｡

キッチン

ﾄﾎﾟﾄﾎﾟ(お湯入れた)

ｼｬｶｼｬｶ(粉を溶かすようにミルク瓶を振る)

ﾁｬﾎﾟﾝ(水にミルク瓶を入れる)

ﾁｬﾎﾟ(水からミルク瓶取り出す)

んやぁぁ､っふぎゃあ､っﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

ｶﾞﾁｬ…ﾊﾞﾀﾝｯ(アニキ退室)

トイレだと思ってねー

ｺﾝฅ^•ﻌ•^ฅｺﾝｸﾏｧｧ(｢🧸･ω･)｢🧸 (おいこらw)

ガチャガチャきゅ～っとふぃぎゅあっと (おーい！www)

悪阻の時と同じくらいしんどい｡ これも､症状の1つなんやろな… まろにはまだ言うとらんけど…w

まろはそう言ってくれとるけど､不安やった｡ そう思いたくないのに思ってまう俺が嫌やった

安心するな… まろの大きい手､俺を包み込む大きくて広くて柔らかい腕…そして暖かい…

パッとまろの方を向くと､ まろがすっごい優しい笑顔で俺の事を見てた

吐き気が治まってから1時間後

訳も分からず､ただ涙が出てくる｡ まろは俺の隣でずっと背中をさすってくれてる

まろに俺の心の内を話そうと思っとる｡ まろにどんな反応されるかは分からへん それでも俺はまろに話したいなと思った｡ まろに助けを求めた｡

予想通りまろは驚いた

この後､まろになんと思われようと､何と言われようと自業自得やなって思っとった｡ なのに…

なのに…まろは… 俺を責めず､ただまろ自身が俺がそう思っとったって気付かんくてごめんなって謝ってきた… まろは俺やなく､まろ自身…自分自身を責めた

そんなとこまで気付いとったのか… やっぱまろには適わへんな～…w

俺でも分からんのに､まろに分かんのかよ…

確かに…寝とる時は無防備やから､もしかしたら寝とる時に落とされるかもしれない､怖いって感情があったら､人の腕の中で寝ることは出来んやろ やけど陽は､俺の腕の中ですやすやと寝とる｡ =それは俺が陽の事を落とさないと陽なりに自覚しとるんやろ

まろの一言一言に俺は何回救われたやろ… 活動中､妊娠中､出産､色んな場面でまろの 一言､二言に救われてきた｡

あぁ…俺の大好きな人はほんまに優しいな… 自慢の‘’婚約者‘’やな…

ソファーで微笑ましそうに俺と陽のやり取りを見てるまろ｡ そして､ベビーベットで俺に向かって手を伸ばしてきてる俺とまろの宝物の陽｡

まろにそっくりな笑顔の陽｡ 陽はいずれ､まろに似た子になるのかな… まろに似たら､俺は嬉しいな…

そんな事を思っとると､ソファーで 俺達2人を見てたまろが立ち上がって 陽を抱っこしとる俺の方へ歩いてきた

今回の事ではっきりした事は､ 俺は陽もまろも全員大好きなんやって事｡ 陽の事も前と同じように可愛ええって思えるようになった

俺とまろの宝物｡ たった一つの宝物｡