シャークん視点
青柳 時
鮫上 翠
きんときがコードネーム「白檀」として俺が所属する反社会組織、所謂マフィア組織に入ることになった。
正直、きんときには俺の殺るような汚れ仕事はしてほしくない…が、彼は言っても聞かないだろうな。
鮫上 翠
鮫上 翠
青柳 時
鮫上 翠
鮫上 翠
と言うわけで、任務の司令が在った家に来てみました〜。
因みに、ボスからは一応ちゃんと許可を取っといた。
結構緩く許可が出たのは驚きだったけど。
青柳 時
鮫上 翠
青柳 時
鮫上 翠
鮫上 翠
鮫上 翠
青柳 時
きんとき視点
鮫上 翠
彼はルンルンで家の中の探索を始める。
にしても、シルク生地の黒の手袋は彼によく似合ってるな。
職業柄か、よく映えている。
青柳 時
鮫上 翠
トタトタと廊下から足音がする。
鮫上 翠
住人(女)
浴衣を着た女性が和室に入って来る。
その女性にゆっくりとシャークんは近づき、首元にナイフを突き立てる。
住人(女)
鮫上 翠
ズシャッ。
そんな音が1番合っていると思う。
頸動脈が綺麗にパックリと割れていた。
呼吸器官も切れていたようで、時々ゴポコポと血が入り込む音がする。
青柳 時
昨日は平気だったのに、人が目の前で死んだと自覚すると気分が悪くなった。
鮫上 翠
青柳 時
鮫上 翠
青柳 時
シャークん視点
この家の主人は呑気に寝室で仮眠をとっていたようだ。
不幸中の幸いと言うやつだ。
最期は苦しまずに死ねるだろう。
鮫上 翠
鮫上 翠
同じように首元を掻き切ってから心臓に愛用のナイフを突き刺した。
ゴフッ。だなんて汚い音を鳴らして死んでいく姿は見ていて実に滑稽だ。
鮫上 翠
振り返ると、口元を押さえて蹲っているきんときが居た。
顔色は非常に悪く、手足が震えていた。
あー、そうだ。
きんときは優しいからだろう。
優しいから可哀想だと思っちゃったんだ。
青柳 時
鮫上 翠
そう言いながら、背中を摩る。
大丈夫。 警察が来るまでまだまだ時間は余るほどあるんだから。
青柳 時
鮫上 翠
鮫上 翠
鮫上 翠
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