主
はい、ということで
主
第十三話「こんな日はいらない」いかがでしたか?
…ちなみにお話ごとのタイトル考えるのが楽しみの一つでもあります…
…ちなみにお話ごとのタイトル考えるのが楽しみの一つでもあります…
主
えーそれでは!
第十四話「頭の中」どうぞ!
第十四話「頭の中」どうぞ!
主
※流血、暴力表現等含むかもです
苦手な方はご注意ください
苦手な方はご注意ください
キーンコーンカーンコーン
教師
ほら席に着け〜
教師
今日は〜〜〜
一限目が始まった
だが、そんなことよりも
頭に響くこのチャイムが
窮屈なこの教室が
面白味なく話す声が
すべてが
knmc
(…鬱陶しい)
教師
〜〜……えーじゃあこの問題を…剣持!
knmc
……はい、24です
教師
正解だ
教師
みんな剣持を見習えよー
クラスメイトA
ヒソッ さすがだな!
knmc
……ありがとう
教師
〜〜〜〜…
knmc
(……)
knmc
(……つまんないな)
そうして一限目が終わり
二限目、三限目…と変わり映えのしない時間だけが過ぎていった
昼休みに入り
僕は誘いを断って、一人屋上に来ていた
弁当を片手に、ただぼーっと空を眺めた
…空は晴れているが
なんだか気分は晴れないままだった
knmc
ボソッ 見習え…か
ふと先程の教師の言葉が頭をよぎった
knmc
(見習えって…)
knmc
(…僕を?)
knmc
(みんなが僕を見習うってこと?)
knmc
(………)
頭では理解している
ただの気まぐれで放たれた言葉だと
だけど…
もう遅い
knmc
…フフッ
knmc
……あ
knmc
(…あはは、駄目だな)
knmc
(この前指摘されたばっかりなのに)
knmc
(…でも、この癖だけは治りそうにないな)
だって…
この退屈な時間が終わるなら
とってもいいと思わない?
ねえ…
僕が考えてること
知りたい?