みずき
あー！私はモデルの七翔くんが好きすぎて今月のやつ発売日に買っちゃったよ。
なつき
もう。ほんとにその人のこと好きなんだから、ファンなんていっその事やめちゃえば？
みずき
えー、なんでなつきはいつも、そんなこと言うの？
なつき
いいじゃない。でも、本当にやめた方がいい。
みずき
でも、私の勝手でしょ？
なつき
もう。分かった。
なつき
っていうか、もう始まる。早く行こ
みずき
あ！まって先生に渡さなきゃいけない紙まだ渡してない！！先行ってて！
なつき
分かったァー！間に合うようにしてね！
みずき
おけ！
先生
ほら、座りなさい。転校生がいる。
先生
おい、松井は？
なつき
あ、渡さないといけないものを渡すの忘れたので今行ってました。
先生
あ、よりによって。
みずき
（やばい！早く行かないと。）
みずき
（ん？教室の前にいるの誰だろ？後ろ姿しか見えないから誰かわからないや。でも、後ろ姿七翔くんに似てるな。）
みずき
あ、先生すいません。遅れました。
先生
遅すぎだ
みずき
すみません。
先生
とりあえず座れ
先生
私も先に見た時はびっくりした。だが、みんなはびっくりするなよ。とくに、女子。興奮するな。
みずき
誰だろ？
なつき
んー誰かな？
先生
入ってきていいぞ
七翔
はい。
え、あれってなんか七翔くんにそっくりじゃない？（クラスのみんな）
先生
静かにしろ
先生
簡単に紹介してくれないか。
七翔
はい。
七翔
太田七翔です。もちろんみんなも知っていると思いますが、モデルをしています。
先生
よし、ありがと。じゃあ、席に座ってくれ。えっと、
先生
松井の隣。松井、松井おい、松井
みずき
あ、はい！
先生
話を聞け
みずき
すみません。
先生
太田くんは松井の隣だ。
みずき
（嘘でしょ。）
みずき
（今私の隣を歩いた。すごいいい匂い。）
先生
忘れ物をした。待ってろ
みずき
（まじで。本物のモデルが今隣に。それも私の好きなモデルが。）
七翔
あの、すみません。名前って…
みずき
あ、松井みずきです。
七翔
あのさ、それって俺の出てる雑誌？
みずき
あ、そうです！
七翔
あ、そっか。
みずき
あ、え、よろしくね。
七翔
うん
みずき
高校で転校生って珍しいよね
なつき
うん
なつき
私さ、あの、太田くん好きじゃない。なんかナルシストって感じがする。
みずき
そう？私は好きだよ
なつき
裏があるよ。
みずき
いや、ないと思う。
なつき
まぁーいいや。
みずき
私ちょっと探検行ってくる！！
なつき
いってらー
みずき
（なんでなつきはあんなに太田くんのこと好きじゃないのかな？）
みずき
ん？なに？あ、七翔くんだ。
七翔
だから、楽しくないって言ってんじゃん
みずき
（電話してる）
七翔
なんか先生はやけにうるさいし、隣の子のせいでほんとめちゃくちゃだよ。あのこと俺の住む世界は違うのに、よろしくとか言ってきたし
七翔
俺を見た瞬間クラスのはえはうるさいし
みずき
（私の事言ってる...）
みずき
（ファンを、はえって呼んでる）
みずき
（裏があったなんて。）
七翔
ほんと最悪
七翔
あと、今日撮影行きたくないんだけど？
七翔
めんど。
みずき
ね、七翔くん
みずき
今もしかして私の悪口言ってた？
七翔
またあとで電話する
七翔
なに？
みずき
だから。わたしの悪口言ってたって？聞いてるの？
七翔
急に何？
七翔
言ってたけど？悪い？
みずき
人のことをハエなんて酷いよ！それに。私から話しかけてないし！めちゃくちゃってなんなの？
七翔
よく、俺にそんなこと言えるよな？
七翔
聞いてたんだったらわかるよな？
七翔
俺とお前の住む世界は違うの？わかる？あと、お前名前何？
みずき
みずき、松井みずき！
みずき
何回も言わせないで！
七翔
何回もって2回目だけど？
七翔
君は生意気だね
みずき
なにそれ？ほんと酷い！
みずき
私はファンクラブ番号1番だったのに！
七翔
それぐらい俺のこと好きってことでしょ？
みずき
なに？急に。
みずき
もぉーいいや！
七翔
なに？お前から話しかけてきたくせに
みずき
いいし！ファンやめちゃうから！雑誌も毎月買わないから！
七翔
いいの？
みずき
なにが？
七翔
俺のファンやめちゃって。俺のこと好きなんでしょ？好きだからファンクラブ番号1番とったんじゃないの？
みずき
そ、それは。
七翔
ちょっとこっち来てよ
みずき
だ、誰？
七翔
君だよ。みずきちゃん
七翔
早く
みずき
あ、分かった。なに？
みずき
あ、なに？リボン引っ張らないでよ。
七翔
いいか。俺の言うことを聞けないやつはどうなるか分かってんの？
七翔
みんな俺の言うことは聞くんだよ。だから俺がみずきちゃんにストーカーされてたって言ったら君は即退学だね。可哀想に。
みずき
あ、まず！私ストーカーなんてしてないし！
七翔
知ってるよ？？でも、俺が言ったこと全てみんなが信じてくれるからさ、退学にさせられちゃうねって
みずき
もう、生意気な
七翔
生意気なのは君でしょ？
七翔
もう、始まるよ
七翔
行った方がいいよ。
みずき
七翔くんは？？
七翔
俺は撮影があるから
七翔
じゃあねー。みずきちゃん
七翔
これからはお前にパシリにでもなってもらうから
みずき
。反抗したら退学になる。
みずき
（怖い。裏が。）
みずき
ただいまー
お母さん
おかえり。
みずき
聞いて！私のクラスにあの、太田七翔くんが来たの！！すごくない！？
お母さん
はいはい。
みずき
あ、そーいえばお母さん体大丈夫？
お母さん
大丈夫よ。
みずき
李月くん。私はいつか見つけるよ。あの日の約束を忘れてないよ。見つけるから！絶対見つけるからって。
みずき
（まだ七翔くんは来てない。）
みずき
なんだろ？
みずき
え、他校が門の前に。みんな七翔くんを見に来たんだ。
七翔
おはよ。
みずき
！！？
みずき
おはよう。
みずき
なに？
七翔
話しかけただけ
みずき
あそ！
七翔
ねーみずきちゃんコンビニでご飯買ってきてくれない？
みずき
なんで、私なの！？
みずき
私じゃなきゃダメなの？
七翔
暇そうだから
みずき
私はなつきとご飯食べるんだけど
なつき
そうだよ！やめて。
七翔
偉そうな。君には関係ないどっか行ってくれ。
なつき
あそ！
七翔
ふーん。
なつき
もう！今すぐ買ってくるから、ダッシュで行かなきゃ！！
みずき
え！なに！？
七翔
忘れ物
みずき
え。
七翔
人に奢るのはいいけど人に奢らさせるのは嫌だから
それは見たこともない止めも高そうな財布。モデルでNO.1だからものすごいお金を持っている。ようだった
みずき
あ、うん。
七翔
気をつけてねー！転ぶなよー
みずき
転ばないし！
みずき
（ダッシュ）
みずき
（はーっはー）
みずき
あ、これ。
七翔
あー、ありがとう
みずき
じゃ、私は
七翔
何円だった？
みずき
500円くらい
七翔
じゃ、はい
みずき
ご、5000円！？なんで？
七翔
今、たまたま小銭がなくてさー
みずき
いや、こんなの受け取れないよ。お金なんて大丈夫だし！
七翔
いいから受け取ってくんない？
みずき
いや、
七翔
なら退学させるよ
みずき
あ、分かった。なら明日お釣りは返す
七翔
もう、わかったから
七翔
うるさい
みずき
（なにこいつ）
みずき
じゃ、ね、
七翔
どこ行くの？
七翔
俺と食べようよ？
みずき
な、なんで？
七翔
1人にするの？寂しいじゃん
みずき
あ、もう分かった。
七翔
そーいえば聞きたいことがあって。
七翔
俺のこといつから知ってる？
みずき
デビュー当時から。2年前から
七翔
へー。
七翔
分かった。
七翔
じゃ、俺は寝る
みずき
え。なに？びっくりした。（私の膝を膝枕にして。）
七翔
硬いな。
みずき
文句あるならやめて？
七翔
がーがー、
みずき
寝たし。
みずき
あ！もう始まる！起きて、起きて七翔くん！
七翔
痛った。なに？
みずき
起きて！
七翔
なんで？おれはここで寝る
みずき
え！？始まるよ！？
七翔
俺は君たちが授業する時から撮影しに行くから。
みずき
あ、じゃあ先いくね！
七翔
じゃね。
みずき
おはよ。
なつき
おはよ。
みずき
ね、聞いて！七翔くんって裏がやばい。
なつき
だから言ったじゃん
七翔
なに？俺の話？
みずき
いや違うよ
七翔
ふーーーーーん
なつき
なに？
七翔
生意気な人だ
なつき
もう嫌だ！じゃあね。みずき！
みずき
うん...
七翔
ね、今日放課後残って
みずき
え？なんで？
七翔
生意気。
みずき
ごめんなさい。
七翔
ほら行くぞ！
みずき
（めっちゃ女の子見てるじゃん。）
みずき
七翔くん女の子がみんな見てるよ。
七翔
大丈夫だよ。ほら、ここでいれば大丈夫
みずき
なんか、カッコイイベンツの車が来た。
七翔
この子も一緒に
光輝
誰？
七翔
俺の友達
光輝
なんで連れていく必要があるの？
七翔
なに、ダメなの？
光輝
ダメじゃないけどほかの女の子とかが、なんて思うか。
七翔
連れていかないなら俺頑張んないよ。仕事辞めるよ。
光輝
分かった。分かった。その代わり頑張れよ
七翔
わかった
みずき
あ、松井みずきです。
光輝
自己紹介ありがとう。みずきちゃんね。俺は光輝
光輝
光輝でいいよ！
みずき
あ、はい、光輝さん。あの、質問してもいいですか。
光輝
おう、なに？
みずき
兄弟ですか？
光輝
正解！よくわかったな。俺が兄だ！問題児の七翔をよろしくな。
光輝
こいつきのうからみずきちゃんってこを連れていかないと撮影行かないって言ってて。
七翔
なんも言ってねーから。
光輝
適当に座ってて！なんかあったら聞いてな！
みずき
分かりました。
はい！太田七翔くんが入りマース。撮影まで3、2、1
みずき
（カッコイイ）
この時私は口を両手で抑え感動してた。私の好きな、七翔くんはこの七翔くんだ！
みずき
（泣きそうになった。）
みずき
（目が合っちゃった）
みずき
（その時心がズキズキした。）
七翔
やっと終わった。
みずき
あ、
七翔
ありがと。でさ、もう一回聞くけど俺のファンやめちゃうの？
みずき
や、やめません。
七翔
それで、よし！いいこだ
みずき
ね、なんで七翔くんは私ばっかり構うの！？渡しといて何が楽しいの？私は一緒にいていい存在なの？迷惑でしょ。
七翔
急にどうしたの？笑
七翔
知らないけど？
みずき
しらないって。なに？
七翔
...
七翔
とにかく帰るよ。
七翔
送る。
七翔
ここ？家
みずき
うん。
七翔
普通だね
七翔
じゃ、
なつき
おはよー、
なつき
今日は太田くん来てないでー！いっぱい話そうね！
みずき
あ、うん。
みずき
あ、もしもし
七翔
もしもし俺
みずき
うん
七翔
俺ファッションショーみたいなでっかいスタジオに行ってやるやつがあって今日行けない。
みずき
あ、そーなの。頑張ってね。
七翔
うん、じゃね。
みずき
じょあね。
日に日に私は初恋をした時の感じがした。七翔くんも優しくなって。七翔くんに心を惹かれている自分がいる。でも、初恋の相手を見つけるまではダメか。
みずき
会いたい。会わないと、スッキリしない。心の奥底でなにか物足りないものがある。
みずき
今日どうだった？
七翔
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通話
03:15
ごめん！今見た！起こしちゃった？大丈夫だよ。よかった！！今日はごめんね。明日行くから！会える！本当？うん！会えるよ！分かった。
みずき
明日来るって！早く寝よ！
みずき
これじゃ、行けない。
七翔
通話
01:04
今日来なかったね。熱だって？大丈夫？うん。会えなかったね。うん😭泣いてる？会いたい？うん。じゃ、会うか。下見て
みずき
ん？
そこには七翔がいた！そしたら七翔電話を切ってピンポンを押した。
七翔
失礼します
みずき
あ、七翔。くん。
七翔
大丈夫？
みずき
よくなった。
七翔
なら明日はこれそう？
みずき
うん
七翔
じゃ、俺は帰る。お大事に
みずき
え！もう帰るの？
七翔
今日は時間が無くて。
みずき
そか。
七翔
ならもう少しだけね。
みずき
ありがと。
七翔
ね、この隣にいる子誰？
みずき
それは、李月くん。
七翔
誰？
みずき
その子は小さい時にお母さんが入院してる時に泣いてたら隣に座って話を聞いてくれてたの。今七翔くんが隣にいるみたいに。
七翔
へ。
みずき
私はこの子を探すの。
みずき
この子とは約束したことがあるの。
七翔
なに？
みずき
教えられない。
七翔
なんで？ダメなの？
みずき
うん。
七翔
分かった。
七翔
そろそろ、帰る
七翔
お邪魔しました。お大事に。
みずき
ありがと？いつか、この約束言ってあげる
七翔
楽しみにしてる
みずき
あと、1つなんで私にこんなに優しくしてくれたの？
七翔
さー、優しくなんてしてないよ
七翔
じゃあね
みずき
ありがとね。
この数日後光輝さんから色々聞いた。七翔とみずきちゃんは会ったことある。小さい時。俺が入院してる時。ここから思い出をたどればわかる、君の約束はもう叶ったよ。って。
みずき
（あ、分かった。）
みずき
七翔くん今日空いてる？
七翔
うん。一応
みずき
会える？
七翔
うん。
みずき
来てくれる？
七翔
うん。
みずき
あのね、話したいことがあって。私は光輝さんから色々聞いたよ。
みずき
私の夢ももう叶ってる、あなたは小さい時に優しく話を、聞いてくれた李月くん。でしょ？
七翔
やっと気づいたんだ。
みずき
え？分かってたの？
七翔
うん。
みずき
言ってよ。
七翔
ごめん。
みずき
でね、今から言うことはねしっかり聞いて
七翔
うん。
みずき
私は七翔くんのことを好きでした。
七翔
知ってるよ
みずき
え？いや
七翔
何回も聞いた
みずき
え？違う（誤解されてる、）
みずき
（モデルとしてだと思われてる）
七翔
しってる
みずき
違う
七翔
何が違うの？言ってみてよ？
みずき
私はちゃんと好きなの？もうなんていえばいいのか分からない
七翔
俺も好きだよ
みずき
え。嘘。
みずき
え？
七翔
君の好きってこーいう好きでしょ？知ってた。
みずき
え、でも、私はね。まだ違うの
みずき
小さい時にあってから好きだった。あなたが初恋の相手なの。
七翔
俺も同じ
七翔
なら。俺たち付き合う？モデルだからみずきちゃんが辛い時があるかもしれないけどそれでもいいなら付き合う？
みずき
え。つ、付き合います！よろしくお願いします。
七翔
うん！
七翔は小さい時おやが離婚して李月から安藤に変わった。変わったことを恥ずかしくて言えなかった。あったこの子は毎日のように泣いていた。お母さんが入院をして。俺はこの子は可愛いのに泣いてたらもったいなくて笑わせようと頑張っていた。
その子は会う度にモデルの雑誌を持っていた。モデル好きなの？って聞いたらこれ見たら笑顔になれるのって言ってから。俺はお兄ちゃんが退院の時に。言った。俺が君をモデルになって笑顔にさせる！その時に写真を撮った忘れてもこれを見たら雑誌を見た時に分かるかるってことで。
再開した時俺はみずきちゃんに俺のこといつから知ってる？って聞いたらデビュー当時からって言われた時は少しショックだった。でも、約束を覚えてもらってたからよかった。
この後俺が苗字が変わったことも話した。俺は李月七翔先生に李月くんって言われてたからみずきちゃんには、名前だと思われてたみい。俺の初恋の相手はみずきちゃん今の恋人もみずきちゃん
別れる時俺はみずきちゃんの名前は知らなかった。だから探すことなんてすら出来なかったけど俺らは約束をちゃんと覚えてたから今こうして付き合うことも出来たのかな！？
みずき
李月くんって安藤くんだったんだ！大好きだよ！
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