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ヌッシ

どうもヌッシです

ヌッシ

大変長らくお待たせいたしました!ついに最終回でございます

ヌッシ

では、どうぞ

事の経緯を説明しながら森の中を必死に駆け回る動物たちの背中に乗って、ドワーフたちはセル雪姫のもとへ向かっていた

ドット

セル雪姫が女王に!?

ランス

何故もっと早く言わなかった!?

マッシュ

セル雪姫...!

レモン

あっ、お家が見えてきました!

マカロン

!あっちから何か来るわね

マカロン

見られたらマズイわ、退散よ!

タタタッ(女王が走り去る音)

フィン

あっ!

カルパッチョ

あれは!

トム

女王!!!

ドット

待て!!この野郎!!

マカロン

ハァ、ハァッ、しつこいわねっ、どこまで追ってくる気!?

嵐の中、ドワーフたちが女王のすぐ後ろまで迫ってきていた

ランス

待て女王!!

レモン

待ちなさい!!

マカロン

もう!こうなったら、この岩をアイツらに
落としてやるわ!!

女王は岩山に登り、天辺(てっぺん)にあった大きな岩をドワーフたちに向けて押し始めた

マッシュ

何をする気だ?

ドット

!おいおい嘘だろ...!?

マカロン

ふふっ、アタシの後をつけてきたのが運の尽きだったわね!

マカロン

アンタたちはこの岩の下敷きになって-!?

女王が岩を押すために力を入れたその時、嵐によって脆くなった女王の足元が崩れ落ちた

ガラガラガラガラ!!(女王の足元が崩れ落ちる音)

マカロン

キャァァァァァァァ!!!

ドワーフたち:!!!

女王が落ちていった崖底を皆で確認してみると、そこにはただ暗闇が広がっているだけであった...

その後、皆は早急に帰宅しセル雪姫の安否を確認した。しかし、時は時は既に遅かったようだ

その夜、セル雪姫とドワーフたちが出会ったあの寝室では、セル雪姫が深い眠りについていた

部屋には、ドワーフたちのセル雪姫を悼み啜り泣く声が響いていた

翌朝、ドワーフたちはガラスと沢山の花で出来た美しい棺の中にセル雪姫を入らせて、木の根元に眠らせた

彼らは毎日仕事に行く前、帰宅後にセル雪姫に会いに行きました

そんな生活を続けてしばらく経ったある日、セル雪姫のもとへドワーフたち以外の来客がありました

デリザスタ

あっ!やっと見っけた-何でこんなとこで寝てんの...?

セル・ウォー

......

ランス

あの、失礼ですがあなたは?

カルパッチョ

セル雪姫を知っているの?

デリザスタ

へぇ、セル雪姫っていうんだ。...いい名前だね

デリザスタ

ねぇ、セル雪姫。起きてよ、俺っちと話そ?

デリザスタ

俺っちね、お前を一目見た時からずっと好きだったんだよ?

デリザスタ

だから次の日も、その次の日も、あの場所に通ったのにお前いねぇんだもん。

デリザスタ

どこに行ったのか分からなくてずっと探しちまったじゃん

デリザスタ

やっと見っけたと思ったら、寝てるって、そりゃねぇじゃん...?(泣きそうな声)

ドワーフたち:.......グズッ( ω-、)

デリザスタ

なぁ、起きろよ。また笑いかけてくれよ

デリザスタ

そんで...俺っちと一緒になれよ...

王子様は涙ぐみながらセル雪姫にそう語ると、セル雪姫の真っ赤な唇に自分の唇を静かに重ねた

セル・ウォー

......

セル・ウォー

...んんっ、あれ、ここは...?

ドワーフ&王子様:...!!!!!!!

ドワーフたち:やったーーーーーーー!!!!!!!

フィン

わーん。・゜・(ノД`)・゜・。良かったよぉ~!!

レモン

セル雪姫さんが息を吹き返してくれました!本当に良かったです~!!。・゜・(ノД`)・゜・。

ドット

セル雪姫っ、グズッ、良かったぁ(*T^T)

セル・ウォー

えっ、皆どうしたんだ?...あっ

セル・ウォー

(そっか、僕、女王に毒リンゴを無理矢理...)

デリザスタ

セル雪姫

セル・ウォー

!(/// ///)

セル・ウォー

(デリザスタ様まで!?)

セル・ウォー

(いや待て、王子様であるデリザスタ様がいらっしゃるってことは...っ(/// ///))

デリザスタ

遅くなってごめんな

デリザスタ

俺っちが迎えに来たよ

セル・ウォー

...!もう、遅いですよ(/// ///)

???

......

???

はぁ、全く、幸せそうなハッピーエンドでなによりだわ

皆が喜びを噛み締めているところから少し離れた場所からは、崖底に落ちたはずの女王が皆の様子をうかがっていた

マカロン

アタシの固有魔法で安全な場所へ移動していなかったら、本当に危なかったわ

マカロン

それにしても、セル雪姫とあの王子様、とってもお似合いね❤️

マカロン

こっそり応援しちゃおうかしら、うふふ❤️

セル・ウォー

......

セル・ウォー

...はっ!寝てた...?

セル・ウォー

しかも何でキッチンで...

ガチャッ(キッチンのドアが開く音)

ドミナ

セル、アップルパイまだ?

セル・ウォー

えっ...あ!!

セル・ウォー

(そうだ!ドミナ様にオヤツのアップルパイを焼かなきゃいけないんだった!)

ドミナ

その様子だと出来ていなさそうだね

ドミナ

もういいよ、リンゴ切って食べるから

セル・ウォー

!り、リンゴは控えた方がいいと思います!!

ドミナ

はぁ?

セル・ウォー

あっ、いえ、その...

ドミナ

何なんだよ...

ドミナ

いいよ、ロヴィたちとカフェにでも行ってくるから

セル・ウォー

はい、行ってらっしゃいませ...(?)

セル・ウォー

(ドミナ様を呆れさせてしまった)

セル・ウォー

もうしばらくは、リンゴは見たくないな...

Cell snow princess fin.

ヌッシ

お疲れ様でした

ヌッシ

以上で、セル雪姫は完結となります

ヌッシ

セルデレラのときの投稿よりも投稿感覚が広がってしまったのにも関わらず、最後まで読んでくださって本当にありがとうございました😭

ヌッシ

あと、一話以降出てこなかったモブ1なのですが、ディ◯ニープリ◯セスなセルきゅんが尊すぎて尊タヒしてしまったそうですw

ヌッシ

改めて、ご愛読ありがとうございましたm(_ _)m

ヌッシ

またの機会にお会いしましょう

ヌッシ

では(*゚ー゚)ノシ
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コメント

13

ユーザー

ぇぇぇ!?セル雪姫やばいえ?デリザスタ様にお姫様抱っこ!?!やばい尊い

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