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最初桃視点です

8月3日

目が覚めたら、直ぐに異変に気がついた

周りが、、とても静かだ

起き上がろうとするが、首がとてつもなく痛い

いってててて

頑張って首を起こした時、1つの紙が目に入った

ノートの切れ端かなにかだろうか?

だが、そこになにか書かれていることが分かってからは、自然の体が動くようになった

赤だよ

その一言が書かれた紙

………なんのことを言っているんだ

さっぱり分からない

でも、頭の中がやけにモヤモヤしているのだけは分かった

なんだろう

懐かしいような感じのする一言だ

一言というより、名前?

何かを必死に伝えたいんだろうなということは、嫌という程伝わってきた

でも……俺には心当たりがない

きっと、俺宛ではなく、違う人宛なんだろう

いけない事をしてしまったような気分になり、勝手に反省していた

その時、カーテンが開いた

看護師さん

桃さん、起きましたね

あぁ、手術したんだっけ?

看護師さん

はい。

看護師さん

あと、1つ伝えなければいけないことがあるんです。

ん?なに?

看護師さん

赤さんって、、ご存知でしょうか?

赤……?

聞いたことがあるような無いような

いや、、無いよな

知らないと思いますが……?

看護師さん

……ッ

看護師さん

そうですか………

看護師さん

実は、赤さんからの伝言があるので、これだけ

俺と花火を見よう

看護師さん

だそうです

花火……?

あ、そういえば、昨日花火大会じゃん

約束してたんだよな、一緒に見ようって

確か………

あれ、誰だっけ

看護師さん

………

看護師さん

ごめんね、、赤くん

どうしました?

看護師さん

いえ何もッ、

看護師さん

明日退院です。片付けとか色々しておいて下さいね

あ、はい

なんだろう、、頭がズキズキする

まだ体調が安定してないのか

今日はもう寝よう

赤視点

今日は、俺がこの病院に来てから丁度5年経った日

なんだかんだ言って、病気は治っていない

桃くんは無事手術に成功しただろうか

5年たった今でも、その事ばかり考えてしまう

そんな事を考えている時、いつも通りの看護師さんの声が聞こえた

看護師さん

赤くん元気?

元気っすよw

看護師さん

5年も経つと、もう大人ねぇ

あははw

看護師さん

そういえば、今日花火の日じゃない!

あッ……

看護師さん

赤くんが来た日よね〜

看護師さん

あの日は、花火がとっても綺麗だったのに、赤くんが全然見ようとしてくれなくてねぇ

もうwやめてくださいよぉ

看護師さん

そういえばね!今日、イッケメンなお医者様がいらっしゃったのよぉぉ

ほう?

看護師さん

呼んでくるわね!

あ、はーい

……元気なおばさまだ

なーんて、失礼なことを考えていると、耳馴染みのある声が聞こえてきた

どうも。

花火を見に来ました。__です

そう言って、彼は微笑んだんだ

❦ℯꫛᎴ❧ 意味不で草

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