あれから、1週間が経った。
状況は何も変わらないままで、○○とも一向に連絡が取れない。
もし、彼奴の言ってる事が真実だとしたら
今すぐ彼奴を殺してでも、○○を連れ去りたいくらいだけど
そんな事、あの子は望まないだろう。
だからなるべく誰も傷付かないように
あの子を奪わなければならない。
ホソク
洗剤を買いに行く為に立ち寄ったドラッグストア。
その帰りに、運悪く大雨が降ったのだ。
ホソク
ふと、横を見ると
忘れもしないあの子が立っていた。
ホソク
あなた
何故か彼女は顔を隠すように深くフードを被って、マスクも付けていた。
ホソク
あなた
あなた
○○は何かに怯えた様子で、腕を掴もうとした俺の手を振り払った。
ホソク
ホソク
あなた
あなた
あなた
ホソク
あなた
ホソク
あなた
ホソク
あなた
彼女の手を掴み、僕の家へと走る。
掴んだ彼女の手は異常な程細かった。
ホソク
あなた
ホソク
あなた
部屋の中に入っても彼女はフードとマスクを外そうとしなかった。
ホソク
あなた
ホソク
あなた
今まで聞いた事ないくらい大きな声で、彼女は拒否した。
あなた
ホソク
ホソク
あなた
ゆっくり、顔を覆う物を外して○○の表情がはっきり見えるようになった時
同時に見えたのは、頬に出来た大きな痣だった。
ホソク
ホソク
あなた
ホソク
あなた
あなた
あなた
その瞬間、俺の脳内はある感情で支配された。
『殺意』
人の無意識は恐ろしいもので
気付けば手に包丁を握っていた。
ホソク
あなた
あなた
ホソク
ホソク
○○は、恐怖の目を俺に向けていた。
ホソク
ホソク
ホソク
あなた
あなた
ホソク
あなた
その言葉を、どれほど待ち望んでいたか。
これでやっと。
やっと彼奴から○○を奪えるんだ。
そう、思っていた。
あまりの嬉しさにこんな簡単なことにも気付かなかった。
愛する彼女の手は
不快な悪魔の手にもなる事を
あの時の僕は知りもしなかった。
ホソク
あなた
ホソク
あなた
ホソク
あなた
ホソク
あなた
ホソク
あなた
ホソク
ホソク
ホソク
ホソク
あなた
あなた
ホソク
その時、チャイムが鳴り響いた。
ホソク
応答はなく、ただチャイムを押すだけ。
明らかにおかしい。
ホソク
あなた
○○が隠れたのを見守り、勢いよくドアを開ける。
そこには、見覚えのある人物がしゃがみこんでいた。
ホソク
ソクジン
どうやら僕が急に開けたせいで頭をぶつけたらしい。
ホソク
ソクジン
ホソク
ソクジン
ホソク
ソクジン
玄関に入った瞬間、ジンヒョンが何故か固まった。
ホソク
ソクジン
ホソク
ソクジン
ホソク
ソクジン
あなた
ソクジン
ホソク
ホソク
ソクジン
ホソク
あなた
ソクジン
ホソク
ソクジン
色んな意味で、大波乱の予感です。
コメント
61件
続きが楽しみ!!!
じんくんの空気読まない感じすき(
ジンさん、ここは新婚さんだけにして2人で花火しましょ((意味わからん