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part1
「その言葉だけで」
天宗 姫音 （あまむね ひめと）
姫音
ｽﾀｽﾀ
女子生徒1
今日もきたわよ ｺｿｺｿ
女子生徒2
気味が悪いから来ないで欲しいのよ ｺｿｺｿ
姫音
ハァ…
姫音
ｷﾞﾛｯ
女子生徒1
ﾋﾞｸｯ
女子生徒2
ﾋﾞｸｯ
姫音
ｽﾀｽﾀ（聞こえてるつぅーの…）
何が楽しくてこんなことするんだ
彼奴らの気が知れない
僕の癒し…
僕の…只唯一の癒し…
姫音
イザナ…ﾎﾞｿｯ
イザナ
よんだか…？
姫音
うわっ！？
イザナ
そんなにビビるか？
イザナ
よいしょっ…
イザナ
今日は集会だぞ～
姫音
うん…そうだね
イザナ
一緒に行くか？ﾆｺｯ
姫音
うん
ブウォーーン
姫音
ねぇ、イザナ…
イザナ
ん？何だ
姫音
何でお前は僕と一緒に居てくれるの？
姫音
皆僕を避けるのに……なんで？
イザナ
なんだそれw
イザナ
そんなの、友達だからに決まってるだろ？
姫音
ｳｯ ｸﾞｽｯ
イザナ
何w、お前泣いてる？
姫音
仕方ないだろ！誰も僕を友達なんて言ってくれないんだからさ…
イザナ
そうかそうかーw
姫音
おい、笑うなよ！
イザナ
わりぃわりぃ
あぁ…その言葉だけで
その「友達」って言葉だけで救われるんだ…
イザナ
よしっトばすぞー！
姫音
えっ？！
イザナ
しっかり捕まってろよ！
姫音
うん…！
ブウォーーーン
NeXT♡→知らん
次回「僕なんか…」
バイビィー
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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