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いつも作品を読んでくださり、ありがとうございます!

ついに、今回で最後となります

最後にお知らせもあるので、良ければ見てくれると嬉しいです!

それでは…本編へどーぞ✨

C side

バタンッ

震える足で玄関から戻ってきた僕は、頭が混乱していた

ころ💙

はぁッ……なん、で、

なぜさとみくんが来ていたのか

なぜ2人は言い合っていたのか

色々な感情が、僕の中で渦を巻く。

ころ💙

…もしかして、毎日来てた人ってッ

ころ💙

さとみくん…だったの……?

ある日を境に毎日毎日鳴り響いていたインターホン

その度に向かうなーくん

僕には絶対に行かせようとしなかった

ころ💙

まさか、なーくんは…

ころ💙

僕をさとみくんから守ろうとしてくれてたの…ッ?

今思えば、色々なことが当てはまる。

さとみくんと別れた日から数日後、僕のスマホに着信があった

その頃の僕は心がまだ不安定で、誰かと話せる状態じゃなかったんだ。

あの時は、それを分かっていたなーくんが代わりにスマホを見てくれて…

でも、電話には出ていなかった

その後、「迷惑電話だったからブロックしておいたよ」みたいなことを言いながらスマホを渡された。

確かにその日以降着信はなかった。

ころ💙

あの時の着信が、さとみくんだったとしたら…?

もしそうだとしたら、なーくんはずっと前から守っていてくれたことになる。

ころ💙

なーくん…疲れているはずなのにッ、、

ころ💙

僕がいるせいで、ずっと迷惑かけてたの…?

本来ならば、僕とさとみくんで解決しなければいけないこと。

僕がなーくんに甘えたから、

ただでさえ忙しい彼に負担をかけている。

ここ最近のなーくんは、前よりも痩せた気がする…

ころ💙

っ…僕の、せいだ、、ッ

ころ💙

…ぁれ、?

ころ💙

…まって、、そもそも、

なんでさとみくんが来てるの…?

あの時確かに別れたはず…。

それに、なーくんがあそこまで怒鳴るって……

ころ💙

さとみくんは…何をしようとしているの…っ?

……別れを告げたあの時、彼は僕を引き止めていた。

結局なにも言わなかった…というか、僕が聞きたくなくて逃げちゃった気もするけど、

あの時、何か言おうとしてた…?

ころ💙

っ…怖い、、

今まで以上に冷たい言葉を言われるかもしれないッ…

怖い…怖いよ、、

ころ💙

〜〜ッ、、ポロポロ

怖い、のに……

もう、会いたくないのに……

なのに、どうして……ッ

ころ💙

なんでッ…来てくれて嬉しいなんて思っちゃうのぉ……ポロポロ

なーくんを好きでいるって決めたはずなのに

なーくんとようやく向き合えるようになってきたのに

一瞬でもさとみくんを見ただけで、僕の気持ちは歪んでいく。

まだ、さとみくんのことが好きなんだって

いやでも思い知らされる。

ころ💙

だめだよ…ッ、この気持ちは出てきちゃいけないの…っ、グスッ

こんなんじゃ、またなーくんを苦しませてしまう

今だって迷惑をかけているのに、さらに負担になってしまう…

僕は、どうするべき……?

気づけば言い争う声も止んでいて、

その頃には、僕の涙も落ち着いていた。

ガチャ

ななも💜

ふぅ…ころちゃんおまたせ〜

ころ💙

…ううん、大丈夫だよ?

今自分が笑えているかもわからない

ななも💜

……元気ないね、何かあった?

こんな時でも、僕の心配をしてくれるなーくん

ねぇ、なーくん。

僕はもう、

なーくんに迷惑かけたくないよ…。

ころ💙

…なにもないよ、大丈夫。

ななも💜

そっか…、話せる時になったら言ってね!ニコッ

そう言って微笑んだ彼は、いつもの様に僕の頭を撫でて

ななも💜

俺、部屋で仕事してくるね?

自分の部屋へと向かってしまった。

1人になった瞬間、また涙が溢れ出す。

ころ💙

…ふッ、、っ、ポロポロ

ころ💙

っ……そと、でよう、、

抱えきれない感情と共に、僕は外へ出た。

さっきまで晴れていた空は、激しく降り注ぐ雨へと変わっていた。

大雨が降り注ぐ中、ただ歩き続ける

目的地なんてないし、いつ帰るかも決めていない

傘もってくれば良かったなぁ…とか

なーくんに伝えてから出るべきだったよなぁ……と、

呑気なことを考えながら歩いていく

ころ💙

雨みたいに、僕の気持ちも流してくれればいいのに……

1時間くらい歩き続けたとき、僕の目に深そうな川が映った。

ころ💙

……ぁッ、、

その時、僕は無性に

「死にたい」と思った。

死ねば、もうこの感情に苦しめられなくて済む。

死ねば、もうなーくんに迷惑をかけなくて済む。

僕の足は意識をしなくても川へと向かっていく

なんでかなぁ、今すごく

さとみくんの声が聞きたい。

スマホの画面を見ると、ありえないくらいの着信と連絡が入っていた。

消音にしてたからわかんなかったなぁ…

その連絡を無視して、僕は無意識に彼へと電話をかけた。

ブー ブー

ピッ

さと💖

ッ、もしもしッ!?

僕が声を出すよりも先に、さとみくんの声が聞こえた

あぁ、やっぱり大好きだなぁ…と改めて想う。

さと💖

っ…ころん!?お前今どこにッ

けど、ごめんね。僕はもう逝きたいの。

さと💖

この音……ッ川、、?

だから、最後に伝えさせてね。僕の気持ちを。

さと💖

……?おい、ころッ

ころ💙

さとみくん

さと💖

ッ…?

ころ💙

だいすき"だった"よ。

さと💖

ッ!!ちょ、まってッ

そのまま僕は、通話を切った。

これでもう、思い残すこともない。

なーくん、たくさん迷惑かけてごめんね

ジェルくん、気使わせちゃってごめんね

るぅとくん、あの時色々なことさせちゃってごめんね

莉犬くん、なにもできなくてごめんね

さとみくん、

さよなら。

そのまま僕は、川に身を投げ出した

ころ💙

……コポッ…

深く深く 沈んでいく僕の身体

冷たい、暗い

でもすごく安心する。

すごく静かで、不思議と苦しくない

これでもう、誰にも迷惑をかけなくていいんだ…

そう思った瞬間、意識が遠のいていくのを感じる

さと💖

__ころんッッ!!

大好きな彼の声を聞きながら

僕の意識は水に溶けていった。

N side

ガチャ

ななも💜

ころちゃーん、そろそろお昼ー…あれ?

仕事も片付いて、ころちゃんとお昼でも食べようと思ったのに

ななも💜

いない……トイレとか?

トイレをノックしても、帰ってくるのは静寂のみ。

ななも💜

もしかして出かけてる、とか…?

ななも💜

朝の様子もおかしかったし、1人で出かけてるのも心配だなぁ

書き置きとかもないし…一応連絡しておこうかな

そう思って電話をかけてみるものの、応答はなくて……

ななも💜

どうしよ…メンバーにも連絡してみるか……?

そもそも、どこに出かけてるんだろ…

ななも💜

…グループ通話の方が早いか、しょうがない

ブー ブー

るぅ💛

もしもし?なーくん?

ななも💜

ッ!るぅとくん!

るぅ💛

いきなりグループ通話なんて…どうしたんですか?

りい❤️

もしもしー?

ななも💜

莉犬くんも…!

ななも💜

急にグループ通話してごめんね、聞きたいことがあって……

さと💖

……

ななも💜

みんなの家に、ころちゃん行ってない…?

ジェ🧡

ころちゃん?来てへんで?

りい❤️

俺ん家もきてないよ〜

るぅ💛

僕の家も来てないですね…

ななも💜

そっか……さとみくんは?

さと💖

俺の家も来てない…、ころんどっか行ってんの?

ななも💜

それが……急にいなくなっちゃって、、

るぅ💛

〜〜ッ、僕電話してみます!

りい❤️

俺も!

ななも💜

うん、みんなお願い!!

ななも💜

っ、俺も電話しないと…!

少しずつ膨れ上がっていく嫌な予感から目を背け、

俺は電話をかけ続けた。

S side

なーくんから、ころんがいなくなったと連絡があった。

さと💖

ッ…俺も電話しないと、

何度も何度も電話をかけるが、一向に繋がる気配がない。

さと💖

っ…外いくかッ

さっきまで晴れていたのに、運悪く悪天候へと変わっていた

さと💖

はッ……はぁ、、

さと💖

……っ、いないッ

思い当たる所はある程度探したが見つからない。

さと💖

くそッ……は、、はッ…

メンバーとのトーク画面を見ても、見つけた人はいないみたいだ

さと💖

ほんとに、どこ行ったんだよころん……

途方に暮れ始めた時、

俺のスマホに着信が入った

さと💖

電話……ッ!?

さと💖

ころんッ!?

相手は、今探しているころんからだった。

さと💖

ッころん!?

何度か呼びかけてみるものの、ころんからの応答はない。

……あれ?なんか流れてる音が聞こえる、、

さと💖

…この音、川ッ、、?

もう一度呼びかけようとしたその時、

ころ💙

さとみくん

凛とした、それでいて少し弱々しい声が聞こえた

さと💖

……?ころッ

ころ💙

大好き"だった"よ

その声を聞いた瞬間、今までにないくらいの不安に駆られた。

さと💖

ッ!?ちょ、まってッ

制止する声を聞こうともせず、ころんは通話を切った

ころんとの通話が終わってすぐ、俺は比較的近くの川に向かっていた

電話しているとき、川の音が聞こえた気がしたからッ…

さと💖

今はッ…それにかけるしかねぇッ!!

5分くらい走り続けて、ようやく川の近くまで来れた時

さと💖

ッ……こ、ろん?

さと💖

ころんッ!!!

少し遠くに、ころんの姿をみつけた。

でも、すぐに見えなくなって…

ドボンっという音も同時に聞こえた。

さと💖

っ…?まさかッ!!

さと💖

あいつ…川にッ!?

走りながら上着を脱ぎ捨て、俺も川へと飛び込む

比較的流れが穏やかな川で良かった…

さと💖

……ッ!!

深くへと沈んでいくころんの身体を抱きしめ、そのまま上の方へ泳いでいく。

ころんの身体を抱えながら上まで上がり、ころんを横にする。

さと💖

ころんッ……ころん!!

呼びかけるが、反応はなくて。

上着に入れていたスマホで先に救急車を呼んだ

さと💖

〜〜っ、頼む……死ぬなッ

救急車が来るまでの間、急いで人工呼吸を行う。

数分間行い続け、ようやくころんの呼吸が戻り始めた。

ころ💙

……ごほッ、、げほッけほ!!

さと💖

ッ!!っ、は、、ころん!?

ころ💙

けほッ…はぁッ……は、っ、、

それでも意識は戻らなくて…

それからまた数分後、救急車が到着して

関係者として乗った俺は、担架に乗せられたころんと共に病院へと向かった

病院に着いてからはころんと離され、廊下でメンバーに連絡した。

幸い命に関わる程ではないと説明されたが、まだ意識が戻らない

そのため、しばらく入院することになっていた。

ななも💜

ッさとみくん!!

しばらく待っているとメンバーが揃っていた

るぅ💛

ころちゃんは…?

さと💖

意識は戻ってないらしい…今はもう部屋にいるよ

りい❤️

部屋……入ってみよう

多少の不安を抱えながら、俺たちは部屋へと入っていった。

C side

ころ💙

……ぁ、れ、?

ここ……どこ?

病院? 僕、川に飛び込んだはずじゃ…ッ

ガラガラガラ

ころ💙

ビクッ

急に扉が開き、メンバーが入ってきた

りい❤️

ころちゃ……ッ!!

りい❤️

ころちゃん!!!

最初に入ってきた莉犬くんと目が合った瞬間、とんでもない勢いで抱きつかれた

ころ💙

んぅッ

りい❤️

ごめんねッ…ごめんなさいっ…ポロポロ

りい❤️

〜〜ッ無事でほんとによかった!!グスッ

ころ💙

り、ぬくん……?

なんで、謝って……

りい❤️

俺……ッ、なんも知らないでさとみと付き合っちゃってて……グスッ

ころ💙

……ぁ、、

りい❤️

もう別れてるんだけど……ッ、いっぱい辛い思いさせちゃってごめんねぇ…ポロポロ

ころ💙

ぁッ…あやまらなッ__

謝らないでって言おうとしたとき、

さと💖

ころん…

さとみくんの声が遮った。

ころ💙

ッ……

さと💖

ごめんな莉犬、ころんと2人で話してもいい…?

りい❤️

グスッ……うん、

ジェ🧡

俺ら、外でてたほうがええ?

さと💖

…ああ、頼む

ななも💜

わかった、終わったらまた呼んでね

そう言って、なーくんたちは部屋を出ていった

さと💖

……

2人きりになるのは久々で、さとみくんも緊張してるように見える

ころ💙

……あの、さ、

僕にはいくつか聞きたいことがあった。

さと💖

ビクッ…………うん?

いや、平然装ってるけどビクッてなったのみたからね?

ころ💙

川から僕のこと出してくれたの、さとみくん…?

川に飛び込む前、さとみくんの声が聞こえた気がして気になっていた

さと💖

そうだよ。ころんにとっては嫌だったのかもしれない、けど…

ころ💙

……たしかに、死にたいとは思ったよ

思ったけど、でもそれ以上に…

ころ💙

嬉しかった…

さと💖

……え?

ころ💙

もう、会えないと思ってたから……。

また会うことができて、本当に嬉しかったんだ。

さと💖

……会いに行くよ、どこにでも。

ころ💙

……ぇ、?

どういう、こと……?

さと💖

ここからは、俺の話を聞いて欲しい……。

それからさとみくんは、珍しく弱々しい声で話し始めた

莉犬くんと浮気してしまったこと、その理由…

莉犬くんとのコラボのとき、ななころ放送のときのこと

莉犬くんと話したこと、何度もなーくんの家に訪れたこと

さとみくんは全てを話してくれた。

何度も何度も、謝ってくれた

ころ💙

もう、大丈夫だよ……?

理由もわかったしもう大丈夫なんだけどなぁ

さと💖

……ッ、ありがとう、グスッ

さと💖

あの、さ……

ころ💙

……うん?

さと💖

もう、手遅れだってわかってる。最低すぎるってわかってる。

さと💖

でも、それでも……

さと💖

俺はころんのことが好き。

ころ💙

ッ!!

ほんとに……?

僕で……いいの?

さと💖

もう一度、俺と付き合ってくれませんか…?

ころ💙

…ぼくで、いいのッ?ポロポロ

さと💖

うん、ころんがいい。

さと💖

ころんじゃなきゃ嫌だ。

ころ💙

っ……ふ、ぅ、、グスッ

さと💖

ころんは、俺の事好き?

もう、自分の気持ちに正直になってもいいんだ……。

ころ💙

グスッ……好きぃ、、ポロポロ

ころ💙

僕も…さとみくんが好き…ッグス

さと💖

また俺と、付き合ってくれる…?

ころ💙

…っ、うんッ、、

ころ💙

ぁ、でも僕……

さと💖

ん?

なーくんとのこと…どうしよ、、

さと💖

あ……もしかして、なーくんとのこと?

ころ💙

ぇ、あ、うん……

さと💖

それなら大丈夫、やっと俺認めてもらえたから。

ころ💙

認め……?

認めてもらえたって……何が?

さと💖

俺、毎日なーくんの家に通ってたじゃん?

さと💖

そんで今日ころんのこと見つけて、病院で連絡したときにさ

さと💖

「ころちゃんのこと、よろしくね」って……。

ころ💙

…ッ!!ポロポロ

そっか……

ころ💙

グスッ、そっかぁ……

安心した僕は、さとみくんに抱きついて

ころ💙

さとみくん…大好きッ

そう耳元で囁いた

そうしたら君は、

さと💖

ッ!!

さと💖

俺も大好きッ ニコ

優しい笑顔で微笑んだ。

『大好き"だった"よ』 ~完~

ガラガラガラ

ななも💜

終わったら呼んでって言ったじゃんッ!!!

ころ💙

あッ

さと💖

あ……w

おしまい!!

以上で『大好き"だった"よ』は完結となります!

たくさんの♡と応援をありがとうございました✨

すごく励みになりました!

そして、お知らせです。

長めになります、ご注意ください

私が今TERRORを入れている機器はiPodtouchというもので、これは既に5年間使っています。世代的にも古く、TERRORを使う時も頻繁にバグっていて……。正直なところ、1話書くのにもだいぶ手間と時間がかかります。そこで、新たなアカウントとして私のスマホで始めて見ようかなと思っています。もちろん、限界が来るまではこちらのアカウントで更新していきますが、頻度は低くなると思います。急なお知らせで本当にごめんなさい💦こちらの方でも頑張りますが、新たなアカウントの方でも応援していただけると嬉しいです!

新たなアカウントについてはまたお知らせを出すので、そちらをご覧下さい!

最後に!コメントで感想を残していただけると嬉しいです!!

最後まで愛読してくださり、本当にありがとうございました✨

この作品はいかがでしたか?

1,214

コメント

8

ユーザー

泣いたぁ😭😭😭😭😭

ユーザー

涙が出てきました! とても良かったです!、感動しました!!😭最高すぎる!!

ユーザー

良かった(´;ω;`) ころちゃんぶじで

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