ダークヒーロー

昔々

ある女の子がいました

その女の子は誰に対しても平等な態度を取るのが

友情だと思っていました

ですが

ｷｰﾝｺｰﾝｶｰﾝｺｰﾝ

いつも通りのチャイムがなり

教壇で怒鳴る先生

それが私の日常

でも私には

5人の親しい『親友』がいた

毎週一度は出かけたり

公園で話したり

少女の5人の友人は

優しくていい人

少女の顔にあざがあったとしても

優しく接してくれました

友達がいれば少女はいいと思ってた

楽しいから

少女たちはいつも5人それが

当たり前だった

だが

いつしかその歯車は

狂い出していった

少女は最近あの5人と話すことが少なくなっていた

なんとなくSNSを、する時間も増えていた

そんな時

少女は親友のうちの1人の『裏アカウント』を見つけてしまった

見ない方がいいそんなことわかってるわかっていたが

少女は自然とアカウントのアイコンをタップしていた

でも

書かれていた言葉「見ない方がいい」その言葉が的中するかのように

少女の悪口が書かれていた

リツイートしていたその内容も少女の友人達が少女の悪口を書いていたものだった。

だが少し少女はその言葉に

納得してしまった

○ a_abc 私の友達のいや友達じゃないんだけどNって奴 良い子ぶっててガチきもいw みんなに平等に接してるみたいだけど そんなこと信じる奴いないってのw

○d_def 今日もNと友達ごっこしてきたw 正直だるい てか痣みたいなある時点で無理なんだがw あーあ早く罰ゲームおわんないかな~

○g_ghi 顔の傷治してからにしろ シンプルに死ね

良い子ぶっているなんてこと思ったことなんてなかった

だが少女は

友人に言われたことだからそうなんだろう納得した

平等に接するそのようなことは

みんなからしたら良い子ちゃんだったのかもしれない

少女は次の日いつものようにみんなに接しようそう思った

だが

現実はそう簡単じゃない

ﾊﾞｯｼｬﾝｯ🪣

ずっとキモいと思ってたw

気づいてた気づいてましたよ

ですけどね

こう言うことは

言わない方が良いってことわかってしまう自分が

私の中にある

いくら

殴られたって

水をかけられたって

教科書、机に悪口を書かれたって

机に花瓶を置かれたって

靴の中に虫と画鋲を入れられたって

裏アカウントの悪口が溜まるわけでも無い

友達という関係に戻れるわけでは無い

クラスメイトは

気づいているだけど

『誰も救けてはくれない』

限界だった

「大丈夫じゃない』なんて言える強い人間なんかに私はなれない

(ﾁｬ ﾘﾝｯ

悲劇のヒロインなんかになりたかったわけじゃない

この気持ちに病名があったら

ここに来なくて良いのかな

もし私が悲劇のヒロインなら

ここから逃げても良いんだよね

どれくらい走ったのでしょうか

気づけば周りは明るくたくさんのライトがついたいる

街にいた

走りすぎたのか息が上がる

水もお金も何も無い手持ちにあるのはスマホと学校の教科書

ナンパ、、？逃げなきゃ、

でも

この人すごく

怖い

確かに、そうですよね、

家出と思われてますよね、笑

ガチャ

騒がしい

私はこの時まだ知らなかった

私がこの先ここで

生きていくことを

楽しい

そんな気持ちがまた湧いてきて

ずっと

ここのみんなと一緒にいたい

だから

私は

ﾋｭﾝｯ🔪

結構やべえなこれ

next♡3500