私たちは最初、小学1年生の時に出会った。
…3人で。
雨栗
水月ルザク
米将軍
水月ルザク
入学式後のワンシーン。
私たちはこの日から卒業式の日までずっと一緒…
のはずだった。
雨栗
水月ルザク
米将軍
雨栗
これは私たちが小6のクリスマス。
水月ルザク
米将軍
雨栗
米将軍
水月ルザク
米将軍
米将軍
米将軍
雨栗
米将軍
水月ルザク
米将軍
米将軍
米将軍
雨栗
雨栗
米将軍
水月ルザク
米将軍
雨栗
米将軍
水月ルザク
米将軍
こんな感じで、私たちは平和にクリスマスを終える…
と、誰もが思っていた。
米将軍
雨栗
水月ルザク
ガンッ
私が何が起きたか理解できなかった。
いや、理解したくなかった。
もう二度とみたくない光景。
雨栗
米将軍
後頭部から血を流し、気を失うルザピの姿。
この頃から、3人は仲が悪い…というか、
関わらなくなった。
ルザピは1ヶ月経っても目覚めなかった。
雨栗
米将軍
こめしょーは、相当まいってたよ。
自分のせいだって。
自分といたらまた辛い想いをしちゃう。
だから、彼なりの優しさなのだろう。
中学は全員別々の場所へ行った。
けど私は、自分のせいだからこそ
そばでルザピを支えたくて、
頑張って情報を集めて同じ高校へ来た。
雨栗
水月ルザク
雨栗
水月ルザク
初めて出会ったフリをした。
思い出させないように。
もう二度と、あんなことにならないように。
順調に私たちは仲良くなった。
水月ルザク
雨栗
水月ルザク
必然なのか偶然なのか、
私たちは3年間同じクラスで、
昔みたいに仲が良かった。
いや…
こめしょーがいないことを除いては
昔と同じ仲の良さだった。
私は今でもこめしょーと連絡をとっている。
少しずつ立ち直ってるらしい。
誰のせいでもない事故だったけれど、
罪悪感はなかなか消えなかったのだろう。
自分が怪我した人のことを追いかけていたと考えたら
私でもそうなる。
ある程度話し終えたところで、
ルザピが口を開いた。
水月ルザク
水月ルザク
ちょうど今の季節は冬。
あの時と同じ季節。
雨栗
水月ルザク
雨栗
水月ルザク
雨栗
雨栗
雨栗
雨栗
雨栗
水月ルザク
どこか納得の行かなそうな君。
そんなとき、君の口から衝撃的な一言が
こぼれ落ちたんだ。
コメント
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感動するねこれ…!? そんな過去があって…成程、 え、これ負けたね(((何様(((