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そう、あの日は

雲一つ無い晴天だった

2者面談の帰り道、

いつもどうり下を向いて歩いていた

ランドセルが、考えれば考えるほど重くなっていく。

今日も参考書を片手に

海にたたずむ1つのベンチに座る。

黙々と参考書を読む

勉強しなくては、、、

私には姉がいる。

頭が良いのだ

受験に受かってテストでは1位ばかり。

親はいつもいう

「勉強しなさい」

でも、姉にはいつも負ける。

意味が無いのだ。

青春を勉強に沢山使った。

そんな私にも、得意なことがあった。

絵だ。

毎日描いた。

絵が私の居場所だ。逃げ場だ。

楽しいと思えた。

それでも勉強という重りに押しつぶされそうになる

勉強して、

寝て

起きて

勉強して、

絵を描いて、

勉強して、

腕を切って、、

その繰り返し。

私は人の人生をなぞっていたのだ。

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