── バンッ!──
大きな音が響き渡った。
此処は静かにする事が 出来ないのかな。
もう疲れた 帰りたい。
太宰 治
ぐ っ も ー ー に ん っ !
呑気に手をふらふらと挙げ、 御挨拶をする包帯野郎。
私とは真逆の性格すぎて 正直関わりたくない。
国木田 独歩
太 宰 !!
国木田 独歩
貴 様 は 何 時 も 何 時 も ...
そう言い残すと 眼鏡は包帯野郎を連れて 別室へ行ってしまった。
花染 胡桃
... ...
おいおい、まじかよ... 客が居るのに説教するとか.. やってんなぁ、( 笑
花染 胡桃
未 だ ... で す か ね 。
私が此処に来てから 二時間は過ぎていた。
流石に待たせすぎだろ...
江戸川 乱歩
ん ー 、話 会 は 流 石 に 終 わ っ て る と 思 う し
江戸川 乱歩
長 散 歩 し て る の か も
あはは、と 聞こえるかの様に彼は笑った。
辺りを見回せば、 御菓子を食べている人や 寝ている人がいた。
花染 胡桃
之 か ら や っ て い け る で し ょ う か ... ?
自由過ぎる人達を見て 少々不安になり、 ボソりと声が出る。
其れを聞いていた 私の知り合いが
江戸川 乱歩
ま ぁ 、
江戸川 乱歩
大 丈 夫 で し ょ !
御菓子を食べながら 私を励ます。
否、あんたに言われても 説得力ないわ...
誰にも気が付かれ無いよう、 一人ポツリと溜息を吐いた。
♡×2000







